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卯月アスム「お嬢様ハーレム学園 ひみつの男子研究会」

卯月アスム「お嬢様ハーレム学園 ひみつの男子研究会」
(マドンナメイト文庫、2016年2月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

好条件に惹かれて共学になったばかりの鈴蘭学園の1回生として入学した草太だが、初日に道案内してもらった美少女の薫子から所属する男子研究会に入部して欲しいと懇願され、いきなり服を脱ぎ出して草太を驚かす。研究会に入部したものの、活動内容は常に性的な誘惑に満ち溢れており…。

【登場人物】

平野草太
16歳。高校1年生。母親と二人暮らしで、自宅から1時間以上も離れた鈴蘭学園に入学したばかり。同級生の男子が自分だけと知って驚くが…。童貞。

古門薫子
16歳。草太のクラスメイト。鎌倉にある名家のお嬢様で、鈴蘭学園で寮生活を送っている。腰まで伸ばした髪型と、お嬢様らしい清楚でおっとりとした物腰の好奇心旺盛な美少女。男子の外面的な特徴に関しては積極的過ぎるほどだが、処女。

知見寺ノエル
18歳。男子研究会の部長で学園では首席の座にある、茶色かかった髪と青い瞳が特徴的でハーフを思わせ、身長は170cm近くスタイル抜群の美少女。高飛車な性格だが、部員のことを思いやる優しさを持っている。処女。

楢崎絵里菜
14歳の中等部2年生。鈴蘭学園創設者の孫で、学園の内外を自由に出入りしている。巻き髪が特徴的で背が低いが、胸は発達していて薫子を凌ぐくらい。他の2人よりも耳年増で性に積極的だが、二次元作品から仕入れた間違った知識に拘っている。処女。

【展開】

入学式初日から学園内で道に迷った草太は薫子の案内で会場に着くが、その代わりに彼女が遅刻のペナルティを受け謹慎処分となる。その翌日の午後に教室へ戻ってきた薫子を見てクラスメイトだと草太が喜ぶ間もなく、彼女から所属する男子研究会に入部して欲しいと懇願され授業をサボり部室へ連れ込まれる。自分も見せるから裸を見せてという薫子の無茶なお願いに付いていけず、草太はトイレに駆け込み勃起をしごいて精を放出するのであった。

次の日休憩の度に席にやって来ては口説き落とそうとする薫子に辟易し、放課後に部室を訪れた草太はノエルと絵里菜の二人と話をする内に入部を決意するが、尿意を覚えトイレに行こうとすると3人が目を輝かせて見せて欲しいと懇願され又もや困惑する。男子用の個室に乱入した3人はそれぞれに感想を述べると、ペニスを握りしめる。勃起したペニスをしごかれた草太はなす術もなく射精してしまうが、激しく自己嫌悪に陥り登校拒否をしてしまう。

3日後草太は外出して時間を潰し自宅に戻ると、絵里菜が母親と親しくしているのに唖然とするが、母親が出掛けた後彼女がいきなり草太の部屋に向かい机の引き出しやベッドの下を漁り出す。うっかりペチコートを脱がせてしまった草太は、天真爛漫な絵里菜からエロマンガに書かれているようにしてと求められ、ままよとばかりにブルマ越しにお尻を舐め服を脱がそうとするも抵抗され逃げられてしまう。

次の日草太は絵里菜に謝罪しなくてはと登校して来たものの、薫子がクラスメイトに射精に至るまでの一部始終を力説しているのを見て単なる研究対象でしかないのだとガッカリし屋上へ向かう。転校しようかと愚痴る草太だが、そこへ授業をサボっていた絵里菜が現れ、流されるままパイズリ奉仕を受けて口内に発射してしまう。しかしそこへノエルも現れ、翌日の放課後に部室へ来るように宣告を受ける。

部室へ現れた草太は薫子に全てバレてしまい嫌われると覚悟を決めるが、ノエルは男子は虐められて感じるのだから実践してみようと告げ、耳元で抵抗出来ない理由がある筈だと囁く。全裸に剥かれ後ろ手に縛られた草太はペニスを股の間に挟んで切り抜けようとするが、絵里菜に亀頭を握られ乳首を弄られながら射精してしまう。
更にクリップで乳頭に悪戯された草太だったが、感じることが分かるとノエルは2人を帰し、自分たちが不快な思いをさせてしまったのなら謝罪すると告げる。ノエルはきっとこの程度で感じる男子は軟弱だと言いたいのだと勘違いし草太は彼女に倍近くの痛みを与えるが、ご主人様と呼ばれ絵里菜には許していて自分には何もしないなんて許さないと言われて初めて本意に気付く。そして口唇奉仕から願射しキスを交わすと、ノエルをソファに横たわらせて正常位で破瓜へ導くのであった。

数日後部活動を終えて薫子を見送り部室へ戻った草太を待ち受けていたのは、ボンテージ姿に扮したノエルと絵里菜だった。絵里菜の見守る前で騎乗位から後背位でノエルに中出しした草太は絵里菜からエッチがしたいと迫られ、ノエルも部長命令だと告げる。彼女たちが自分の入学に尽力してくれたのを知っていた草太は真摯に応えようと、自らの意思で駅弁スタイルで繋がり破瓜に導く。更にノエルからアナル処女を捧げられた草太は薫子の目を盗んでは2人と関係を続けるが、そこへ彼女が忘れ物をしたと部室へ戻って来てしまう。

実家に戻った薫子を追って草太は彼女の自宅に侵入すると、薫子に向かってただ現実逃避しているだけだと説得し研究の続きをしようと提案する。キスしたら妊娠すると思い込む薫子に対して教育しないといけないなと笑うが、秘所を軽く舐めただけで潮を吹いてしまうほど敏感な身体に興奮し、相互愛撫で1回、正常位で1回ずつ射精する。そこへタイミング良く現れたノエルと絵里菜が加わり、何回射精させられるか試そうとのノエルの提案で3人に奉仕を受けた草太は再び射精し、ノエルには顔面、薫子には騎乗位で跨がられ都合4度目の射精で気を失ってしまう。

復学した薫子の力説により、男子研究会には入部希望の高等部、中等部の女子が殺到しモテモテになった草太は、入学時に思い描いていた夢のハーレム生活の始まりだとほくそ笑むのだった。

【レビュー】

ポップな色使いのレタリングと美少女そのものを描いた表紙イラストから受ける印象の通り、「女子たちの中に男子は自分ひとり」というラノベではすっかりお馴染みの設定を前提としたライトでお気楽で読みやすいのが特徴の作品である。こなれた文体からすると新人さん?とは思えないのだが、その辺りは作者が次以降を刊行なさるのかどうかに掛かって来そうである。

これは本家のラノベや美少女文庫などの舞台ではすっかり手垢が付き過ぎてしまっていて目新しさを感じないのだが、官能小説レーベルで行うことに意味があるのかもしれない。すっかり自主規制でヒロインの年齢は一定以上の作品ばかりとなった「黒本」もたまにはこういう作品を出しても良いのかなとは思うが、それはそれでレーベルイメージを壊しかねないところでもあり、悩ましい選択なのかもしれない。
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tag : デビュー作品 童貞 高校生主人公 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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