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小鳥遊葵「四人の熟未亡人と僕【旅行中】」

小鳥遊葵「四人の熟未亡人と僕【旅行中】」
(フランス書院文庫、2016年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)


 

【あらすじ】

大学進学で上京生活を送る健一は夏休みを機に帰省するが、叔母の美紀の提案で義母の祥子や恩師の咲江と四人で田沢湖へ二泊三日の旅行へ向かう。そして美紀の口から田沢湖からそう遠くない温泉宿の女将として、健一の産みの母親の沙織がいると聞かされると祥子は不安を抱くのだが…。

【登場人物】

桜田健一
19歳の大学生。東北地方の太平洋側のある島の出身。大学進学の為に上京していたが、夏休みの為帰省した。上京前に美紀の手解きを受け童貞を卒業したが、義母の祥子に性的な興味を抱き続けている。

桜田祥子
36歳。健一が小学5年生の時に父親の再婚相手として嫁いだが、1年半前に洋上の事故で夫と死別している。島の老人たちもこぞって抱きたいと宴の場で話題にするような、清楚で魅力的な巨乳の女性。

美紀
34歳。健一の父方の叔母で夫は漁師だったが、洋上の事故で亡くなっている。子供はいない。居酒屋を開いており、毎晩のように酔っ払いの老人たちと丁々発止のやり取りをしているだけに、奔放な言動が目立つ巨乳美女。健一が想いを寄せる女性たちと結ばせる為に、今回の旅を企画している。

咲江
37歳。島の中学校で英語を教える教師。健一に取っては初恋の人だった。身長は160cm位で年齢よりも若々しく見える。島では聖職者として見られているだけに他の男に抱かれる訳にもいかず、亡き夫に開発された身体を持て余している。

沙織
40歳。健一の産みの母親で、島に観光で訪れた若い男と駆け落ちしたものの、死別してからは秋田県のひなびた温泉宿の女将として働いている。男好きのしそうな熟れた肢体を持つ和装の似合う美女。

【展開】

美紀の企画で健一は帰省した翌日に祥子や咲江と共に島を出て、秋田県の田沢湖を目的地に車で向かうことになった。相変わらず奔放な言動を繰り返す美紀の話を聞いて、健一は上京前に手解きを受けたあの一夜を思い浮かべていた。そこへ美紀の口から健一の産みの母親・沙織が湖から数時間離れた温泉地で暮らしていると聞かされ、動揺を見せる祥子に対して健一はママは一人だけだと告げる。

宿泊地に着いて間もなく咲江に呼び出され車で湖のほとりまでたどり着き、健一は沙織の話ではないかと考えるものの、咲江は健一の個人的な相談に乗るからと湖畔のホテルの一室を予約する。部屋の奥に並んで敷かれた布団を見て性的なものを意識した健一は咲江を抱き締めると、咲江も手や口を使ってならと言いつつ浴室に移動する。健一を口唇奉仕で射精に導いたものの秘所を見せて欲しいと求められ、咲江は後背位での交わりを許してしまう。

咲江と出掛けた健一の帰りが遅いと心配する祥子は、戻ってきた二人から漂う怪しい雰囲気から美紀が言った通りだったと不安を強める。夕食を取った後気疲れで先に部屋に戻り布団で横になっていた祥子は、寝入っている内に全裸の健一に太ももを触られているのに気付き叱りつけるが、ならば美紀と咲江の部屋に行くと切り返されて手や口で慰めてあげると告げる。既に咲江に二発放っていて余裕を見せる健一は浴室で口唇奉仕を受け、寝室に戻りシックスナインで祥子を焦らした後挿入を求めさせ正常位で抱くのであった。

翌日健一の態度から祥子とも結ばれたのではと、美紀は嫉妬に駆られながらも彼を北の温泉宿に誘う。その車中で彼女は健一の勃起を口で味わい、待避所に車を停めて騎乗位で精を受け止めると、宿に着くなりシックスナインの後で正常位で交わる。休むことなく今度は後ろからと求められ、美紀は他の二人に先んじようと後ろの穴でして欲しいと挿入をねだり肛内で迸りを受ける。

駆け落ちした後も連絡を取り続けていたという美紀から沙織の居場所を聞いた健一は目的の宿に着き部屋に通されるが、母親の口から思い描いていた謝罪の言葉もなく美紀の言うように淫蕩な女との思いを強める。そして言葉なぶりにしながら浴室で口唇奉仕、部屋では手を縛ってのシックスナインで高めていくと、遂に沙織の口から挿入を求められて拘束を解き抱き合ったまま正常位で交わるのだった。

その頃美紀は健一から首尾よく沙織を女にしたとのメールを受け、歓待の準備をしようと自分たちの部屋で祥子や咲江を酔わせ母子の帰りを待つ。そして二人の口から健一との関係を自白させ三人で彼を愛そうと協定を組ませると、飲み直そうと祥子の部屋へ移動する。筋書き通りに沙織が健一に跨がっていたのを見させたまでは良かったが、当の美紀までも嫉妬に駆られてしまう。
実は健一に沙織を犯させた後で棄てさせ、彼女に兄や甥を捨てた苦しみを味わってもらおうと復讐を試みていた美紀だったが、母子の繋がりの強さを見て沙織も仲間に加えようと考えを変える。健一に求められた通りに熟女たちは並んで四つん這いになり、始めに祥子、咲江、美紀と次々に種付けしていく。一休みして沙織と交わるが、当の本人から今一番愛しているのは祥子だからと最後は彼女の膣内に出しなさいと唆され、フィニッシュ寸前で祥子へ移り射精する。

【レビュー】

【旅行中】の副題の通り本作では島から舞台を移し、これまで三作品続いていた「島の住人とそれにまつわる因習」を絡めた「熟女の~」作品とは一線を画しているものの、十代の主人公を男として見てしまう三十代(一人は四十歳だが)の熟女たちの性無しにはいられない淫らな一面を描いている点は同じである。

主人公は幼い頃に産みの母親が駆け落ちして父方の叔母に面倒を見てもらい、小学5年生の時に義母を迎えている複雑な事情がある。因みに彼女たちの夫は遠洋漁業の漁師で島を一年近く不在にし既に亡くなっているが、これは小鳥遊葵作品では頻繁に使われる題材である。つまり熟れ頃の女性たちが身を持て余しているという背景と、情交に及んだ時の激しさを表すのには簡潔に纏められるし、この作者らしい観点と言えるだろう。

そして主人公の中学時代の恩師は彼の初恋の人でもあり、彼女も同じく漁師の夫に持つ未亡人である。叔母の提案で義母と恩師の三人と共に田沢湖まで出掛けるが、叔母が駆け落ちした主人公の産みの母親が近くに暮らしていると漏らしたことでさざ波が立ち始め、恩師や義母はこれまで秘めていた主人公への想いが昇華し成人同然の男として意識する。主人公自身は叔母の手解きを受けたことにより既にチェリーではないが、産みの母親と離れたことによるコンプレックスも入り交じって熟女好きの為か手慣れてはおらず、二人とも主人公の始めては自分だという思いもあっての乱れっぷりである。

そして翌日叔母とも乱れた関係を結んだ後で、彼女が産みの母親の居場所や駆け落ちの経緯を明かしたことで主人公はこれまで見せていたのとは違う一面を見せることになるが、これは叔母が意図したことでもあり更にその奥には一筋縄には行かぬ複雑な思いもあってのことである。それを乗り越えての題名通りの「四人の熟未亡人と僕」という場面は、一人また一人と終わらない一夜を描いており非常に良かったと思う。


DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
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『四人の熟未亡人と僕-旅行中』(著:小鳥遊葵、フランス書院文庫)

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tag : 大学生主人公 熟女限定 母子相姦

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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