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御室悠二「兄嫁の家で居候 さらに美母娘が…」

御室悠二「兄嫁の家で居候 さらに美母娘が…」
(フランス書院文庫、2016年1月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

同居している兄嫁で未亡人の美咲に対して女と意識している春彦だったが、彼女の友人である志穂と娘の菜々美の二人を受け入れることになり、志穂の艶っぽさや菜々美の奔放さに惹かれて関係を持っていく。そこへ菜々美のストーカーらしき男が自宅周りを彷徨いているのに気付くが、目的は自分にあると知り…。

【登場人物】

深草春彦
22歳。一浪している大学生。出来の良い兄に生前はコンプレックスを抱いていた。美咲と実家で二人で暮らしており、密かに女性と意識している。女性経験は多少ある様子。そこそこの資産家のようで敷地八百坪、建坪六十五坪の二階建ての屋敷に美咲と暮らしている。

深草美咲
27歳。三年前に春彦の兄と結婚したが、翌年に飛行機事故で失っている。夫が遺してくれたイベント会社を盛り立てようと、大企業の御曹司に色仕掛けも交えて接近している。春彦の思いには気付いている様子だが…。背が高くDカップとスタイルの良い身体付き。

水沢志穂
38歳。1年前に5歳年上の夫を亡くし社宅を出ていかざるを得なくなり、働いていた会社の後輩だった美咲を頼って菜々美と一緒に深草家に暮らすことになった。身長は高くないが張り出した胸やお尻は歳に似合わず若々しく見せている。

水沢菜々美
19歳。志穂のひとり娘で、国立医大を目指す浪人生。高校時代は陸上部のエースで控えめな胸に対して長い脚が魅力的な女性。かつて叔父に性的な悪戯をされていたこともあったが、志穂の方針で性に臆すること無くオープンな位である。

【展開】

水沢母娘が引っ越して来た晩に浴室で志穂のシャワーオナニーを目撃した春彦は、その二日後夫の命日に法事を済ませ帰宅した喪服姿の彼女に欲情する。疲れていたのか志穂が一瞬気を失ったかにみえたので、春彦は介抱すると衝動的に押し倒してしまう。彼女が決して嫌がってはいないと見抜いた春彦は秘所を露わにすると、口唇で愛撫した後彼女の求めに応じて正常位で交わるのであった。

その数日後春彦は美咲や菜々美がいない間に再び志穂と関係を持とうと早く帰宅するが美咲の姿はなく、庭に出てみるとハンモックで菜々美が昼寝しているのを見付ける。十代の身体に興味を抱いた春彦はスカートの中を覗いたり太ももに触っている内に彼女を起こしてしまうが、怒るどころか意外にも触っても構わないと告げられ、更には指を受け入れたり遂には素股で射精に導かれてしまう。

ある日美咲の依頼で春彦は菜々美を予備校から自宅へ車で送る途中ひと気のない道に差し掛かると、下心を見透かしたかのように菜々美から誘われる。生での性交はだめと嫌がる彼女の言葉も聞かずに膣内に射精した春彦だったが、帰宅すると美咲や志穂のいる食卓で席向かいに勃起を悪戯され、二人がお喋りに講じている間に部屋に連れていかれ立ちバックで避妊具を着けて交わるのだった。

そんな娘の情交に気付いた志穂は自分の育て方が間違っていたのかしらと溜め息をつくが、他の二人がいない間に春彦との関係を重ねていく。それと合わせるかのように、深草家の周りに不審者の影がちら付くようになる。そんなある日美咲から西庭の西洋東屋(ガゼボ)の清掃を頼まれた志穂は、いつものように春彦に迫られ受け入れた瞬間、帰宅した菜々美の鋭い声が響く。どうやら怪しい男は庭に立ち入って、二人の情交を隠し撮りしていたようである。
志穂は男たちが複数で行動し、菜々美が不在の時にも嗅ぎ回っていることから目的は春彦だと気付くが、菜々美にも情交を知られて3Pへ雪崩れ込む。騎乗位で志穂の膣内に大量射精をした後、菜々美にピルを飲んでいるからと生での交わりを求められ、春彦は正常位で膣内に出すのだった。

母娘で春彦と交わるようになってから一週間が経ち、春彦と外出した志穂はかねてから抱いていた疑問を口にする。美咲がクライアントの男が雇った探偵を利用して自分を調査している証拠を掴んだ春彦は、その夜に彼女の寝室を訪ねる。騙しているようで心苦しかったと白状した兄嫁の気持ちを理解した春彦は、何でも欲しいものならあげるという言葉に美咲が欲しいと告げる。
一度口唇奉仕を受けて射精した春彦は美咲が塗った媚薬の効果で勃起をたぎらせ、寝室で正常位で交わった後に屋上の温室風呂に移動して二人で戯れる。そこに志穂と菜々美が現れて春彦は愕然とするが、美咲は自分がけしかけたようなものだったからと優しく微笑む。菜々美の旗振りで再び美咲と繋がると、顔面には志穂、側にはひとり遊びをする菜々美に見守られながら射精するのであった。

【レビュー】

兄を亡くした主人公は兄嫁と二人で暮らしており彼女を女性として意識していたところに、友人の母と娘の二人が同居生活を始めて次々と関係を持っていく。その裏で怪しい男が主人公をつけ回していたが、実は…というのが本作の大まかな流れである。個人的には本作の題名「兄嫁の家に居候」というほど主人公が肩身の狭い思いはしておらず、若干のミスマッチを感じた。

主人公の自宅は両親が資産家のようで、屋上には温室風呂、庭には西洋風のガラス張りの東屋があり、貞淑な母親とは初めこそ主人公が迫った面が否めないものの、後は何だかんだと言いつつも彼女の方が関係に溺れていくのである。
その娘は過去に近親者に性的な悪戯をされていた事情があり(母娘が主人公宅に身を寄せる一因でもある)、母親の方針で性に奔放な面が伺える。あまりに明け透けな言動はまだ十代の娘にはぶっ飛んだ設定なのかもしれず、好みは分かれるかもしれない。

東屋での母娘3Pを経て不審者の狙いが自分にあると気付き、それが兄嫁の意図するところと知って彼女と、更には母娘も交えた全員でという結末はフランス書院文庫お約束の締め方ではある。個人的には本作が286頁と少なめに終わってしまったのなら、この全員のパートをもっと書き足して欲しかったし、広い邸宅の舞台設定に長く説明を加えなければもう少しスンナリと纏まったのかなと思われる。良くも悪くも新人さんらしいのだが…。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
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兄嫁の家で居候-さらに美母娘が…(著:御室悠二、フランス書院文庫)

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兄嫁の家で居候-さらに美母娘が…(著:御室悠二、フランス書院文庫)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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