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青山泉水「若未亡人母 息子と担任教師」

青山泉水「若未亡人母 息子と担任教師」
(フランス書院文庫、2005年10月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

体調が悪いからと塾には行かずに帰宅した司だったが、家庭訪問で来ていた担任教師が母親の園子と親しい関係にあると知り、寝室に忍び込んで二人の情交を覗き見てしまう。消沈する司に興味を抱く代行教師の季実果に誘われ童貞を失うが、園子への想いが増すばかりで罰を与えようと決心する。

【登場人物】

二ノ宮司
15歳。受験を控えた中学3年生。母親の園子と二人で暮らしている。まだ少年らしいあどけなさを残しており、園子の事は自慢の美しい母親として見ていたに過ぎなかった。童貞。

二ノ宮園子
30代半ば?11年前に夫と死別して以来女手一つで司を育てて来た。30代らしからぬ可憐さと年相応に熟れた肢体の母性溢れる女性。司の担任の小島に口説かれ、肉体関係を受け入れてしまう。

片山季実果
23歳。産休中の教師の代行としてひと月前に司の中学校に赴任したばかりの、茶色くウェーヴ掛かった髪型に彫りの深い顔立ちで、華やかな印象を与える美女。英語担当で男子生徒のみならず、女子生徒からも慕われている。

小島翔一
20代半ばの司の担任教師。学校では爽やかで司たち教え子と友達感覚で付き合えて、非常に好感度の高い青年。学校行事で園子を見初めて以来、司を口実にして口説き落として肉体関係に至っている。巨根で精力も強く自信過剰の気がある。

【展開】

体調が悪いからと塾には行かずに帰宅した司だが、玄関にある靴を見て今日は小島が家庭面談で訪ねる日だと思い出しリビングに向かう。しかしそこで小島が園子の身体に絡み付きながら口説き落としているのを見て苛立ちを募らせつつ、園子が息子の帰宅するかもと拒みながらも次の土曜に逢瀬の約束を取り付けたと知る。その晩園子にそれとなく土曜は自宅に居ようかと呟くが、模擬試験があるでしょうと言わんがばかりの母の口振りに不審を抱く。
翌日季実果に小島の評判をそれとなく聞き出すと、セックスが好きそうだと明け透けな返答に戸惑いつつも、彼女から好きな娘が小島に惚れているのと問われて苛立ちが母を奪われるかもしれないという嫉妬から来るものだと気付き、試験をサボって母と小島の逢瀬を覗き見ようと決意を固める。

そして司は土曜日に塾に行くと外出したものの、小島が訪ねるのを見届けると自宅に戻り、母の寝室のドレッサーに忍び込む。間もなく園子と寝室に来た小島は、呼び方を巧みに変えて彼女に羞恥を与えながら口唇奉仕を要求する。園子は拒みながらも迸りを顔面で受け止めた後、捲り上げられた服で腕を拘束されて椅子に座り開脚した姿で貫かれると、もっとと言わんばかりの反応を見せる。胸元へ小島がフィニッシュしたのに合わせ、射精した司はショックを受けつつ二人がシャワーを浴びている隙に自宅をそっと抜け出すのだった。

翌週の金曜日の放課後に教室にいた司は季実果が現れたのを見て母親と小島の関係を打ち明けると、彼女は穏やかに微笑みながら服越しにペニスに触られながら母親であっても一人の女なんだと諭され、可愛いと言いながら若竿を口唇で奉仕される。そして季実果に今夜は自宅に帰りたくないと告げて部屋に招かれると、死んだ振りをするから好きなように女体に触らせてもらい、騎乗位で交わると正常位で動きたいと求めて快感に浸る。
翌朝心配した園子から連絡が入った司は意地悪く季実果との情交を仄めかし、部屋を訪ねた母親の目の前で見せ付けるようにバックで貫いた季実果の膣内からペニスを抜くと射精する。ショックのあまり車に逃げ込んだ園子だが、平然として家に帰ろうという息子の真意が掴めずにいたものの、運転し初めて執拗に秘所に悪戯をされて堪らずに公園に車を停めて逃げ出す。しかし司に捕まり男子トイレの個室に引き摺り込まれると、言葉なぶりにされながら舌で秘所をねぶられてしまう。

一度は司の怒りも収まったかに見えたが、司と連絡が取れないという園子の一報を聞いて小島が下心丸出しで部屋に現れたのを見て、本当は朝まで担任教師に抱かれていたのかと疑念を持たれる。小島が立ち去ると司は園子椅子に縛り付けたままイラマチオで口内へ射精するが、それだけで収まらず彼女の拘束を解くと押し倒して膣内にも出してしまう。しかし司は誰にも許していない後ろの処女を狙い、園子はお尻で息子に罰されていると背徳感に浸るのであった。

【レビュー】

母親が担任教師と肉体関係を持っていると知った主人公が情交を覗き見てしまい、彼に関心を持つ女教師に筆下ろしをしてもらうと母親に罰を与えようと決心するという流れは、「相姦の語り部」である高竜也氏の作品を思い起こさせる。母親と担任教師、女教師に筆下ろしされる主人公、いずれの情交は誘惑作品の範疇だが、主人公が母親に罰を与える流れはスタンダードな相姦ものである。

本作が刊行された前後にデビューした作家のラインアップを見ると、次第に誘惑作品と凌辱作品との区別が明確になっていく2005年という時期を象徴する作品の一つであり、作者が本作のみの刊行と考えると純粋な新人ではなくベテラン作家の別名義による作品ではないかと推測するが、いかがであろう。

母親が担任教師の力強さに恥じらいつつ溺れていく様は主人公目線での「寝盗られ」を思わせて良かったのだが、終盤で主人公が暴君となり母親を罰していく部分は結局「残された」処女である後ろの穴へのきっかけに過ぎないし、たった一晩での豹変はちょっと早過ぎた感が否めず、また母親と担任教師、主人公と女教師の関係も未回収のままというのも気になるところである。
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tag : 中学生主人公 童貞 母子相姦 デビュー作品

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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