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楠木悠「僕の楽園 隣りのおばさま・隣りの三姉妹」

楠木悠「僕の楽園 隣りのおばさま・隣りの三姉妹」
(フランス書院文庫、2008年9月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

隣人で恋人である澪とは真面目な青年でいようとした洋士だが、一向に手を出そうとしない事に不審を抱き彼女の母の和子や姉妹たちに誘われることになる。始めは互いにバレないように綱渡りしていたが三股が発覚し、更に肝心な澪との時には役立たずとなってしまうが…。

【登場人物】

安藤洋士
25歳。大手AV機器メーカーに勤めており、母を幼い頃に亡くして父が海外へ赴任した事から、自宅に戻り一人で住んでいる。遊び人の彼にしては隣人の澪とはプラトニックな恋愛関係を築こうとしているが、たまに大学時代の後輩が家に出入りしており、彼との関係を疑われる羽目に。

佐倉澪
24歳。洋士の恋人で玲瓏たる美貌と、愛らしさを兼ね備えた麗しい女性。三姉妹の中で最も魅力的な肢体を持ち、Gカップの胸と豊かなヒップを持つ。男性経験は全く無いものの、洋士に好いてもらおうと知識を蓄えており、オナニー好きの一面がある。

佐倉和子
47歳。5年前に娘3人と共に、安藤家の隣に家を新築して住み始めている。既に夫を亡くしており、駅前デパートの店員のアルバイトをしながらも、比較的生活は豊かな様子。比較的肉付きの良い麗婦人でFカップ。

佐倉明希子
26歳。和子の長女でまだ新米の内科医。駅前の診療所に勤めている。現在付き合っている男性はいないが、経験は豊富でマゾヒストの資質を秘めている。Eカップ。

佐倉飛鳥
21歳。和子の三女で大学生。ショートボブにした活発な性格だが、男性経験は一度だけでオナニー狂かつ露出狂の気が強い。洋士に対してはブラコン気味の行為を寄せている上に、後輩との関係をボーイズラブのように見立てて妄想を膨らませている。Cカップ。

【展開】

澪の恋人である洋士があまりに紳士過ぎるという話を聞いた和子は彼を自宅に招き飛鳥と共に色で仕掛けるが、洋士が全く動じず家に戻るのを見てやはり女性には興味が無いのではと不審を抱く。その日の夕方に再び真偽を確かめようと和子は洋士の家を訪ねると、明希子から借りた際どい衣装で挑発する。なおも紳士に振る舞う洋士にキレた和子は服を脱ぎボディスーツ姿で自分を抱くように迫ると、流石に洋士は我慢の限界だと禁欲を強いられていた性欲を発散させる。

翌日洋士は澪とデートに出掛けたものの奇しくも和子が着ていた服と同じだと知って動揺し、次の日の朝に高熱を出してしまう。洋士は明希子の勤める診療所で解熱の点滴を受けベッドで眠ってしまうが、目を覚ますと明希子の激しいオナニーの声を聞いてしまう。結局和子の時のように明希子からも迫られ、その理由が同性愛者だと勘違いされていると知り、洋士は彼女に求められるまま後ろの穴を犯す。
その晩明希子から洋士と関係を持ったことは伏せられたものの巨根だったと告げられ、澪は見たことのないペニスを想像しながら、部屋の外で姉二人の話を盗み聞きしていた飛鳥も玩具を使いながら共にオナニーする。一方すっかり熱が下がった洋士は和子の訪問を受け、流しに立つ姿に触発されて和室に連れ込むと、疑似母子プレイで盛り上がり夜遅くまで情交に浸るのであった。

翌週末再び澪とのデートを終えホテルに向かった洋士は準備万端の処女穴を指で解しながら絶頂へ導くが肝心な時に萎えてしまい、澪の精一杯の奉仕で膨張し始めても役立たずになり気まずい想いをさせる。そして翌土曜日に自宅にいた洋士はポストに入っていた怪しいDVDに興味を持ち再生すると、制服姿の女性の激しいひとり遊びを目にして思わず反応してしまう愚息に舌打ちをしていると、そこへタイミング良く飛鳥から電話が入り佐倉家に呼ばれる。
画像を送り付けたのは自分だと悪びれる様子もない飛鳥を一蹴したものの、女の涙にたじろいだ洋士は彼女の寝室へ向かうと正常位で交わり屈曲位にして子宮口まで到達した後で限界を迎え制服に向け精を放つ。そこへ診療を終えて帰宅した明希子が現れ、泥棒猫呼ばわりして飛鳥と言い争いを始める。洋士は単に嫉妬に駆られているだけと見抜くと明希子を押し倒し、両手足を拘束した屈曲位でアナルを貫き、更には飛鳥と重ね餅の状態にさせた後で彼女の後ろの処女を奪うのであった。

数日後洋士は明希子から貰ったED治療薬を試しに1錠服用すると、隣家の庭にいた和子の肢体を見ただけでたちまち勃起させ彼女を家に連れ込み口内に射精した後で二回戦に突入しようとする。そこへ飛鳥の乱入を受け修羅場を迎えるも何とか説得した洋士は、萎える事の逸物を駆使して和子と飛鳥による母娘丼プレイを所望し、二人の前後の穴に精を注ぐ。
その夜洋士に抱かれる決意を固めた澪は、和子の誕生会の夜に彼を挑発しその気にさせて欲しいと明希子に頼み込み、盗み聞きしていた飛鳥が現れ乗り気になのを見て澪は不安を抱きつつ三日後を迎える。澪は残業で遅くなると不在にしながらも庭に潜み、洋士が母親も加わっての誘惑合戦に巻き込まれるのを見ていて頃合いと見計らい、自宅に戻ると躊躇することなく彼を部屋に連れていく。
姉から貰った媚薬を塗り込みすっかり発情しきっている澪の秘所を見た洋士もまた治療薬を仕込まれ高まっており、プロポーズを済ませると正常位で繋がり三擦り半で膣内に射精する。それでも萎える事なく立て続けに射精した洋士は澪が泡を吹いて失神しているのを見て微笑み、尽きる事がない性欲を満たそうと腰を遣うのであった。

【レビュー】

タイトルの付け方を見ると「母親vs.三姉妹」の様相を呈しているように思われるが、実際は「恋人vs.恋人の母親&その姉妹」という流れである。前作でも述べたように割と頁数を多く使える時期だっただけに、四人のヒロイン全員に満遍なく濃厚な情交場面が描かれているのが特徴である。

女たらしの主人公が美麗な隣人の次女に対し本性を見せまいと紳士に振る舞うのに対し、彼女の方は未経験ながらもそれなりに肉欲を持っていて焦らされている。また彼女の母親や姉妹も主人公に興味を抱いているだけに、度々彼の家にやって来る後輩の存在を絡めて女に興味が無いなら自分達の身体で…というアイディアは、なかなか凝っていて良かったと思う。

きっかけとなる母親が47歳という点からボディラインが気になるからと敢えて着衣のまま情交に及ぶという流れや、いかにも肉食な内科医の姉が実はマゾヒストだったというのは楠木悠作品らしいと思うのだが、妹属性を持つ三女で倒錯感満載となる辺りでは詰め込み感が否めなかった。間に本命の次女と合体寸前で…というシーンを挟んだのもあるかもしれない。健気に彼女に応えてあげられない主人公に、ちょっとがっかりした感がある。

終盤にようやく彼女と結ばれるが、その前に長女と三女の姉妹丼、母親と三女の母娘丼が前に入っておりここで満足してしまうせいか、やや消化不足の感もしなくはない。個人的には次女との情交場面が見たかったが、見方を変えれば他の三人とはやりたいだけやって、しかも次女と結ばれても関係を解消せずに済むのだからまさにハーレムであり、楠木悠作品らしい纏め方だと言えるかもしれない。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
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僕の楽園-隣りのおばさま・隣りの三姉妹(著:楠木悠、フランス書院文庫)

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tag : 社会人主人公 母娘丼 姉妹丼 処女

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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