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香坂燈也「故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹」

香坂燈也「故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹」
(フランス書院文庫、2015年12月、表紙イラスト:新井田孝、白表紙版:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

体調を崩して前の会社を退職し生家のある田舎に帰郷した良樹は、憧れのお姉ちゃん的な存在だった彩花と再会する。翌日幼馴染みの雪菜・藍姉妹とも再会したが、藍の健気さに負けて関係を結んでしまい、彩花への想いを貫くか迷う事に。

【登場人物】

仁坂良樹
25歳。食品会社に勤めていたが過労で倒れ、退職して郷里に戻って来た。実家は数年前に郷里から離れた所に移り住んでおり、現在は身寄りもいない状況。女性経験はある。

久沢彩花
32歳。高校を卒業し働き始めた造り酒屋の当主に見初められ結婚。小学生の息子がいるが、3年前に夫を亡くしている。かつては仁坂家の隣に住んでいて、憧れのお姉ちゃん的な存在だった。

野中雪菜
27歳。夫は地元信金の課長で出世頭と噂される。子供はいない。かつて仁坂家の近所に住んでいたが、引っ越ししてからは疎遠になっていた。腰まで伸ばした髪に気が強くワガママなお嬢様タイプで、小柄で色白で、凹凸が少なく未成熟な体型。

野中藍
23歳。雪菜の妹で昔から良樹の事を一途に想い続けていた。処女。高校を卒業する前から藍染めに興味を持ち、現在は実家から離れた工房で一人で暮らしている。姉と対照的に日に焼けて背が高く、付くところにはしっかりと肉の付いた魅力的な肢体。髪を短くしている。

【展開】

郷里にある生家に戻る途中で道の駅に寄った良樹は、販売店で酒を売る彩花と再会してその晩に久沢家を訪ねる。和服姿の彩花にそそられ性欲に任せて迫るものの、呆気なく手コキされて果ててしまう。罪悪感を抱き帰宅した良樹を見送ると、彩花は着物に付いた噎せるような精液の臭いを嗅ぎながら、亡き夫から与えられた玩具で熟れた身体を慰めるのであった。

翌朝朝から来客を受けて玄関を開けると、雪菜と藍の好対象な姉妹が姿を現し再会する。数日後良樹は彼女の運転する車で生活必需品を買い出しに行った帰りに工房に寄ると、度々生家の掃除をしていてくれたという藍の気遣いに感謝しつつ、彼氏も作らずに待っていたという告白を受け正常位で抱き破瓜へと導く。更に露天風呂で二回戦に挑んだ良樹は、彩花の事を気に掛けつつも逢う度に藍と関係を続けるのだった。

三週間後の週末に雪菜に連れられて山奥の祠にやって来た良樹は、突然彼女から昔を思わせるような有無を言わさない態度で迫られ、抱き付かれたままボクサーパンツ越しに勃起をしごかれて呆気なく射精してしまう。石段に横になり顔面騎乗されながら言葉責めに遭った良樹は早くも二回戦が可能な状態に回復し、雪菜に跨がられて膣内射精する。
そこへ染料を採りに来た藍と鉢合わせになるが、妹に対して挑発するかのような雪菜に振り回され、良樹はおしめを替えるような格好で尻穴を弄られながら藍の口唇奉仕で再び射精するのであった。

数日後良樹は自宅の回りに猪が現れ怖いからという理由で彩花の呼び出しを受けるが、挨拶もそこそこに居間で抱いて欲しいと迫られて騎乗位で交わる。正常位で二度目を済ませ浴室で洗いっこしていると、ふと彩花が口走った玩具の存在が気になり、仏間で後背位にさせると後ろの穴を玩具で弄りながらペニスを膣内に挿入すると、亡き夫に見せ付けるように繋がり彩花と結ばれたいと願う。

久沢酒造に雇われ彩花の奉仕を受けて帰宅した良樹だが、そこに雪菜と藍の二人が待ち伏せしており関係を見抜かれる。雪菜のレクチャーで藍から汚れたペニスを口唇で清拭され乳谷に挟まれて勃起すると、良樹は正常位で藍を貫く。更に雪菜が妹の顔面を跨いで巨乳の愛撫に専念し、返礼とばかりに藍は姉の秘所を愛撫する倒錯した状況に興奮した良樹は、藍を立て続けに失神絶頂へ導くと膣内に射精する。
相舐めで絡み合う姿勢の姉妹に再びたぎらせた良樹は、しきりに本番は妹としてと懇願する雪菜に挿入するが、狭い膣内の圧迫と藍の尻穴舐めで高められながらも危険日だと告げられ、藍の口内に吐き出すのであった。

翌週末良樹と共に夕刻の久沢家を訪ねた藍は、彩花に対し身体で決着を付けようと決闘を求める。2ラウンドで先に射精させた者勝ちというルールで、先攻の藍は良樹の尻穴に指を挿入して前立腺を刺激しながら口唇奉仕し、後攻の彩花は目隠しと手を縛りながら全身リップで奉仕して射精に導く。
姉と同じように飾り毛を落とした藍が上位になり積極的な相互愛撫を仕掛けられるが、良樹は既に時間は経っている筈だと彩花に尋ねる。自分では敵わないと白旗を上げた藍の求めで二人の愛の証を見せることになるが、彩花は唯一あげられる処女として後ろの穴を差し出し正常位で受け入れる。

来春から正社員として久沢酒造に採用される事が決まった良樹は、広報担当として時には姉妹の誘惑をはね除けつつ愛する人の為に奔走するのであった。

【レビュー】

今年の3月に「隣の独身美母(シングルマザー)」(誘惑路線)でデビューした作者は、8月に2作品目「調教旅行中 新人女教師、熟女教師、兄嫁教師と」(凌辱路線)、そして今回が3作品目で再び誘惑路線と順調に作品を重ねており、2015年デビュー組の中でいち早く抜け出した印象の気鋭の新人である。本作は仕事を辞めて帰郷した主人公が造り酒屋の未亡人、幼馴染みの姉妹の3人と相次いで再会するところから舞台は始まる。

主人公は未亡人と再会した夜に家に招かれ、我慢できずに身体を求め手で触れられ自失してしまうもののその反応は決して悪いものではなく、彼女の方も独り遊びしてしまう位で次に求められたら拒めないと感じる位好感的なのだが、未亡人としての背徳感は物足りず若干の安易さも感じた。
そんな主人公の前に現れるのが幼馴染み姉妹であり、姉に釣られたものの妹も元より好意を寄せていただけに、きっかけを作ると初めてを許してしまう。主人公も未亡人が好きだが、この時点では彼女の気持ちが分からないだけに幼馴染み妹の告白を受け入れる。因みに姉は自分も摘まみ食いしたいし、妹ならそれを許してくれるだろうというスタンスである。

しかし未亡人が自分を好きだと分かり身体の結び付きを得ると、姉妹には誠意を尽くして別れようと試みるが姉に翻弄される。妹は未亡人宅に乗り込んで主人公にどちらかを選ぶように迫り、身体で決着を着けようとするのはお約束である。意外にも複数プレイは姉が妹をけしかける時だけで、終盤も交代制なのである。最後は1人だけにしたのは、同じ月にハーレム要素の作品が多いからかは分からないが、純愛エンドに持って来たのは意外だと感じた。

幼馴染み姉の未成熟な身体付きと淫猥さ、姉に感化されて主人公の尻穴舐めを積極的に行う妹、夫に与えられた玩具と比べて久方ぶりに見た主人公の巨根の逞しさに溺れる未亡人のヒロインたちの乱れっぷりを見る限り、いきなりの終幕というよりはハーレム路線でも良かったのかもしれず、個人的にはありがちな熟女推しパターンだったのが少々不満の残るところである。
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tag : 社会人主人公 姉妹丼 処女

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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