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北條辰巳「【危険な手ほどき】年上淫熟女」

北條辰巳「【危険な手ほどき】年上淫熟女」
(フランス書院文庫、2010年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月12日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

急逝した父が遺した喫茶店を継ぐ為義母の由紀やその妹たちと同居する事になった健介は、毎晩隣室で眠る由紀の寝顔をオカズに自慰に浸り、次第に彼女への想いを募らせるが…。そうこうしている内に、真弓や奈緒といった叔母たちからもアプローチを受けてしまう。


【登場人物】

上村健介
19歳。少年っぽいあどけなさの残る青年。コック見習いでイタリアンレストランで働いて1年が経つが、亡き父が遺した喫茶店を継ぐ為レストランを辞め、由紀たちと同居する事に。産みの母親は幼いころに他界している。童貞。

上村由紀
38歳。健介の義母で半年前に亡き夫と始めた喫茶店を営んでいる。ショートヘアの黒髪で上品で清楚な女性。Gカップ。

杉本真弓
28歳。由紀の妹で離婚歴があり、由紀の手伝いをする為同居している。ややウェーブがかったセミロングのメリハリの有るボディ。

杉本奈緒
24歳。由紀の妹でホテルでフロントを勤め、通勤の都合で姉たちと同居している。長い黒髪が印象的で小柄で童顔の為か、美少女のように見える。学生時代に新体操をしていてスタイリッシュな肢体の持ち主。処女。


【展開】

由紀や二人の叔母たちに頼まれて父が遺したカフェの仕事に就くことになった健介だったが、隣室に繋がる襖を開けて由紀の寝顔を見て欲情を抱きオナニーをするのが習慣になる。寝苦しさで目覚めた由紀は彼のひとり遊びを覗き見るが、日を追うごとに健介の行動は大胆になり、遂には彼女の身体に跨がってするようになる。薄目を開けて眠った振りをしていた由紀は恥ずかしさのあまり仰向けになるが、却って寝乱れた姿が欲情を触発し迸りを太ももに受けてしまう。

一週間後健介は奈緒に誘われ海辺までドライブへ出掛けるが、彼女の女らしい身体付きに反応し勃起してしまう。一方の奈緒はヴァージンであることに気後れを感じ、あわよくば健介に奪って欲しいとわざと淫らに扮してペニスを晒すと、ぎこちない手扱きで射精に導く。そして汚れたモノを丁寧に拭いてやると、シックスナインになり勃起したペニスを口に含む。更に健介が射精に近付いたのを知るや騎乗位で交わろうとするが、破瓜の痛みに堪えかねて体位を入れ換える。しかし健介も童貞で挿入が上手くいかず、浅く挿れたところで自失してしまう。

翌日妹から経緯を聞いた真弓は、一肌脱ごうと仕事中に健介の股間に美臀を触れさせたり、仕事終わりに脚に触ったりと誘う仕草を見せる。そして店のカウンターに健介を立たせると真弓は潜り込んで前に屈み、スラックスからペニスを取り出すと口唇奉仕を始める。健介の反応を見ながら刺激を加減していたものの、あっという間に射精してしまうが、その刹那由紀が帰宅して肝を冷やす。それさえもスリルだと楽しそうな真弓は、健介にいつでも良いから夜遅く部屋に来るよう誘うのであった。

土曜の夜暑さで寝苦しいのを口実に、由紀は健介の部屋を訪ねて彼の隣に横たわり、必ず手を出してくるはずだとすかさず狸寝入りする。それを察知していた健介は始めはおずおずとペニスを女体に触れさせるが、由紀が剛直を握りしめたことに気付くと、乳房を大胆に揉み下着越しに秘所の匂いを嗅ぎ始める。更に行為はエスカレートし馬乗りでのパイズリやイラマチオ同然に口腔を犯され、更に四つん這いで貫かれては最早知らぬ振りなど出来る訳もなく、美臀や背中に飛沫を浴びて愉悦に浸ってしまう。そして由紀は二度目は自ら主導し、口唇奉仕や乳首やアヌスまで舐めて健介に快感を与え、馬乗りになって交わると中で精を受け止めるのであった。

翌週の日曜日の晩に真弓は、健介が由紀や奈緒と親密な仲になっているのに我慢できなくなり、自ら浴室に忍び込み背中を流してあげると告げる。対面での素股で射精寸前まで追い込むと、これ以上は危険だからと寝室での続きを提案する。そして屈曲位にしてのクンニから交わり、更には座位に変えると真弓の腰遣いは大胆になり中で射精してしまう。

その頃遅く帰宅した奈緒は真弓の部屋から聞こえる喘ぎ声を聞き付けるが、部屋から健介が出で来るのを見て出し抜かれたと思い、週末に純潔を捧げようと決意する。そして日曜の午後姉たちが不在なのを良いことに健介を部屋に連れ込むが、以前とは違って自信満々な恋人の態度に気後れを感じながらもやっと破瓜を迎える。しかしその頃予定を早めて帰宅した真弓が、部屋を覗いていたとは知る由も無かった。

数日後健介は家中が寝静まったタイミングを計って奈緒の部屋を訪ね、彼女を屈曲位にしてクンニを始めると、そこへ由紀と真弓の二人が現れる。奈緒は彼が由紀とも関係を結んでいたことを知って驚くが、真弓は唖然とする健介の四肢を拘束し楽しそうに甲斐性なしに罰を与えねばと告げる。由紀と真弓に弄ばされている恋人を見て奈緒は可哀想だと庇い、自ら騎乗位になって交わろうとする。真弓のアドバイスもありやっと繋がった奈緒を見て由紀や真弓も喜ぶが、一方の健介は依然縛られたままでどんなお仕置きを受けるのだろうかと期待するのであった。


【レビュー】

デビュー作品同様にまだ若い義母とその妹たちに当たる叔母たちから、少年っぽさが抜け切れない19歳の青年がショタコン気味に可愛がられる描写が特徴的である。身近に美女三人というおいしい状況下で、主人公は彼女たちの肢体を視姦するかのような描写も度々見られている。女盛りの三姉妹だけに嫉妬の応酬とばかりに覗き見たり、競い合ったりという描写は良かったと思う。

しかしながら気になる点としては、当時のフランス書院文庫全体が一冊あたりのボリュームを上げている傾向だったのもあり、一つ一つの官能描写は実に濃厚だが手数が多くて冗長に感じてしまう点である。作者が書く際の癖かもしれないがなかなか本番にいかず延々とお預けを食らわされているし、ヒロインたちも「熟女」というのにはまだ若く、淫らな一面が強調されているのが引っ掛かる。あれだけ義母の由紀と言っておきながら、終盤には奈緒が良いという豹変ぶりは男としては分かるのだが、何か違うよなという違和感は拭えなかった。その辺の纏め方がよりスムーズならばと、思えてならない作品である。


2010/1/22 発売→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「わたしが、健介君の初めての人になってあげる……」義母の艶やかすぎる声が、無垢な19歳を狂わせた。Gカップの美乳、ふくよかな熟臀を挑発するように掲げ、真夜中の寝室で淫らなお願いを叶えてくれた由紀。許されない関係を知った義母の妹――叔母にまで導かれ、少年は眠る間もないほどのハーレムへの扉を開けた!★★★☆☆ 終盤か...
危険な手ほどき-年上淫熟女(著:北條辰巳、フランス書院文庫)

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tag : 社会人主人公 童貞 姉妹丼 処女

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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