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櫻木充「ママは僕の寝室を二度訪れる」

櫻木充「ママは僕の寝室を二度訪れる」
(フランス書院文庫、2007年10月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

中学時代の憧れだった教師の佳奈江がまさか自分の継母となり智希は手や口での奉仕を受けていたが、ある日かつて世話になった元家政婦の容子と再会する。佳奈江が嫉妬の表情を浮かべているのを利用しやっと後ろの穴で結ばれた智希だが、ある日両親の交わりを見せ付けられ衝動的に容子の元へ走っていってしまう。

【登場人物】

安原智希
16歳。高校2年生。中学時代に担任だった佳奈江に恋心を抱き告白していたが、父親の再婚に伴って義母となり複雑な心境ながらも同居生活を楽しんでいる。幼い時に実母を亡くしている。童顔で身長160cm位と小柄な童貞少年。

安原佳奈江
31歳。智希の父親と付き合っていたが、彼の卒業後再婚に至り1年近くになる。離婚歴あり。現在は母校の女子高で教鞭を取っている。170cm近い長身でFカップの巨乳熟女。

北岡容子
33歳。智希が小学生の時に通いの家政婦を務めており、密かに想いを寄せていた女性。夫の郷里の北海道で暮らしていたが、昨年離婚し兄夫婦の自宅の離れに住んでいる。身長は155cm位と小柄だが、バストは佳奈江に迫るほど大きくEカップの巨乳熟女。

【展開】

受験勉強を見るという口実で部屋で佳奈江と二人きりになった智希は父親が家にいる状況で脱ぎ立てのパンティの匂いを嗅ぎながら手コキしてもらい、更に彼女のオナニーを見て興奮させられ口唇奉仕で射精に導かれるが、本番だけはダメだと釘を差され体格差もあって押し倒す勇気もなく欲望を募らせる。

その週末に佳奈江と買い物へ出掛けた智希は帰郷した容子と再会し昔話に花を咲かせるが、佳奈江が苛立ちを募らせたのに気付き新たな奉仕の要求を引き出そうと考える。自宅に戻ると口唇奉仕だけでなく相互愛撫で二回目の射精を迎えようとした瞬間、父親が帰宅して中断されこれから夫婦で交わると暗に告げられて焦燥感に駆られるのだった。

翌日容子の従弟と学校で再会し家にやって来た智希は容子と話をするが、わざと佳奈江に叱られるように仕向けると後ろの穴でならと提案され、初めての交わりだと聞かされ喜んで何度も直腸に精液を注ぎ込む。その数日後容子が倒れたと従弟から連絡を受け予備校の帰りに彼女の自宅を訪ねるが、唐突に誘惑を受けて逃げるように帰宅する。

容子と逢っていたと佳奈江に知られて叱られたものの、智希は週末に再び後ろの穴でと約束を引き出させる。土曜日の朝に母子は両親の寝室で交わるが、そこへタイミング悪く父親が帰宅し友人が腰を痛めたからゴルフは中止になったと寝室にやって来る。智希は慌ててクローゼットへ逃げ込むが、彼を喜ばせようとして佳奈江が着ていたボディスーツを見て父親が触発されいきなり性行為を始めてしまう。荒々しい両親の交わりを見せ付けられ、しかも後ろの穴が初めてではないと知った智希は逆上して家出し容子の家に向かう。

容子と結ばれた智希は父親には事情を話さずに単に佳奈江とは一緒に住みたくないとだけ答え、暫く部屋を借りて独り暮らしを始める事になった。数日後部屋に帰った智希は待ち受けていた佳奈江より自身が被虐的な趣味の持ち主で、智希に抱かれたのだろうと父親が口走ったのも単に言葉遊びに過ぎないと聞かされる。智希は薄々そうだろうと頭では理解しつつも、容子とこれから逢う約束もあり追い返そうと冷たい態度を取るが、佳奈江から突然頬を張られ話を聞きなさいと一喝される。
更に佳奈江は単にエッチがしたいだけだろうと下着を脱ぎ股を開くのを見て智希は愛しているからこそ出来ないと告げると、佳奈江から自分も智希の母親になりたいから再婚したのだと返され、頬を張った罰に乱暴にして欲しいと求められる。智希は前後の穴にありったけの精液を注ぎ込むと疲労困憊し大の字になるが、そこへ容子の来訪を告げるベルが鳴らされる。今度は自分が悔しい想いをする番ねと告げ、佳奈江はクローゼットに向かうのであった。

【レビュー】

継母の佳奈江に思慕を寄せる主人公の智希がかつて姉のように慕っていた容子と再会したのをきっかけに、嫉妬に駆られた継母から再婚したばかりで夫婦仲も良好な事もあり、後ろの穴を捧げられるという展開で始まる倒錯性の強い作品である。この時点で主人公は継母がかなり変わった性癖の持ち主であると薄々勘づいてはいるものの、父親に抱かれるのを見て自分がダシに使われたと早とちりしてしまう。
容子の元へ向かったものの、その前提に一度容子の従弟に呼ばれて自宅に向かい彼女のあられもない姿を目にし誘惑されるというハプニングが用いられているので、すんなりと前での初体験となる。(余談だが容子が従弟に対して手や口での奉仕を行う描写も含まれている)独り暮らしを始めた主人公の前に現れた継母に対して容子から教わった技巧を駆使して抱くものの、結局継母の被虐性に終始圧倒されっ放しの主人公なのである。

櫻木充作品らしい補整下着フェチな主人公と被虐趣味な継母、まだ男になりきっていない主人公にショタコンめいた倒錯的な愛情を抱く元家政婦と三者三様の思惑が交差する形で話自体は良かったが、終盤に継母が趣味全開になり後ろの穴に黄金水を注入されたり、中のものを排出する描写は個人的な許容を超えてしまったので、そこは個々の好みで評価は分かれるだろうと思う。
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tag : 童貞 高校生主人公 母子相姦

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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