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星悠輝「初体験四重奏 義母、義姉、新任女教師、隣人妻と」

星悠輝「初体験四重奏 義母、義姉、新任女教師、隣人妻と」
(フランス書院文庫、2015年10月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

義母の美佳子に想いを寄せていた孝治は高校最後の一年間で、兄嫁の詩乃や代用教師の留美子、隣人妻の麗奈と相次いで性の手解きを受ける中で、遂に美佳子とも結ばれる。

【登場人物】

蒲生孝治
高校3年生。父は医者、兄は出世頭で本人も学年トップクラスの優等生で、都内の大学を志している。4年前に義母となった美佳子に想いを寄せており、勉強に手が付かなくなっている。女性経験は無い。

蒲生美佳子
35歳。東京で看護師をしていた際に、医者の応援でやって来た孝治の父親と出会い結婚に至るが、多忙を口実に帰宅しない夫が浮気していると知りギクシャクしている。孝治に対しては母親であろうと試みるが、次第に女として溺れていく。

蒲生詩乃
29歳。孝治の実兄の嫁で東京に暮らしている。実の父親から早く孫の顔が見たいと急かされており、機能不全に至った夫の要望もあり孝治の子を宿そうと試みる。和装が似合う楚々とした雰囲気で夫を立てる古典的なタイプ。

留美子
23歳。事故に遭った孝治の担任の代用教師として、地方の高校で教鞭を取ることになった。これまでも極力生徒のプライベートに触れようとせず、黒眼鏡に地味な服装と目立たぬように腐心して来た。Fカップの巨乳。

武里麗奈
31歳。蒲生家の隣人で少し歳の離れた夫と暮らしているが、子供はいない。モデルのようにスラッとした体型。転勤続きで周囲とは程々の距離を保っているものの、孝治に興味を持ち相姦関係を知って夫婦の営みに巻き込むことに。

【展開】

ある晩美佳子のパンティを洗濯機で見付け何度もオナニーした孝治は、翌朝寝坊してそれを置き忘れたまま登校する。そこへ布団を干そうと部屋にやって来た美佳子がパンティを見付け一旦は見過ごそうとするが、布団を取り込んだ際に衝動的にパンティに放たれた精の臭いを嗅ぎながら指で慰めていて孝治に見付かってしまう。美佳子は気まずい思いをさせまいとこれは夢の中の出来事だと告げ、覗きながら射精したばかりの孝治の汚れたペニスを口で綺麗にしながら再び精を放たせるのだった。

5月の連休に突然兄夫婦の来訪を受けた孝治は兄から自分の代わりに子を宿して欲しいと頼まれ郊外の温泉宿で詩乃を抱くこととなり、清楚な彼女に手解きを受けると一晩で立て続けに胤付けを行うが、教わった技巧を美佳子にも試したいと考える。

孝治の模擬試験の結果が芳しくないのを危惧した留美子は彼と面談を行い、美佳子への欲求を代わりに受け止めようと当面は自分が相手をしてあげようとセックスに及ぶ。そして秋を迎え三者面談の日に美佳子に孝治の為に抱かれて欲しいと目の前でセックスに及ぶ。その帰りの車中で機会を逃がすまいと半ば強引に押し倒した孝治だが、美佳子も先のことはともかく今は彼の女になると受け入れるのだった。

そんなある日孝治は自宅に帰ると夕飯の準備をしていた美佳子に模試で好成績をあげたからと褒美を求めリビングで求めるが、その直前に彼と話をしたばかりの麗奈に目撃される。数日後孝治は相姦をネタに麗奈に脅され夫婦のハメ撮りをする事になるが、二人のプレイに触発され勃起しているのに気付かれセックスしていた彼女の夫の誘いで彼女の後ろの穴に挿入し快感を味わう。
更に何日か経って今度は麗奈が美佳子を巻き込んでレズプレイの撮影や相姦プレイを披露する羽目に陥るが、意外にも美佳子が乗り気だと知り熟女二人に奉仕され、再び麗奈のアナルに挿入しながら前屈姿勢の美佳子のアナルを舌で愛撫するのだった。

留美子や麗奈が去り明くる年を迎えた孝治は、受験を控え上京する前夜に欲求不満にならぬようにと美佳子から誘われアナル処女を捧げられる。そして大学へ進学して間もなくコンパで酔って部屋に帰宅した孝治は美佳子が上京しているのを知って驚くが、そこへ部屋の様子を見に来た詩乃と鉢合わせになる。美佳子は詩乃とも性的な関係にあると知って驚くが、控えめな彼女に奉仕の仕方を教えて孝治を射精に導き寝室で続きを始めようとすると、孝治の携帯に相次いでメールが入り…。

【レビュー】

表面的には主人公をバトンになぞらえてヒロイン4人による性の手ほどきのメドレーであるものの、実際は主人公が思いを寄せる義母と「兄嫁(タイトルでは義姉となっている)⇒新任女教師⇒隣人妻」との対比という形で描かれており、メインは義母でその他3人は引き立て役だと言えよう。
デビュー当時の作者に対し「鬼頭龍一の後継者」という宣伝文句が付けられており、本作の情交描写において作者も「先人」の作風を幾らか意識した場面が見られたように感じられた。

義母によるお口での奉仕をきっかけとしているが、主人公のムスコに関する描写はまだ「オトナになりきれていない」とされ、とかく誘惑官能作品でありがちな「大人顔負けの逸物を持っていて…」というステレオタイプとは一線を画していると言えよう。この描写は主人公が経験を積んでもあまり変わりはないようで、わざわざ汚れたものを義母がお口で綺麗にするという場面も見られる。

そんな主人公の初体験のお相手は義母ではなく、夫婦間のある事情から「夫が承知した形で」兄嫁と関係を結ぶのだが、チェリーである主人公に貞淑な兄嫁が手ほどきしつつ逆に主人公の性欲の強さに翻弄されたりする。ここでは義母は全く話に絡まない一種独立した話ではあるが、終盤での展開の布石として役立ってはいる。

女教師は代用教師、隣人妻は夫が転勤族という特性を与え、いずれはいなくなる存在として主人公との関わりは一過性のものとし、女教師は成績が落ちた主人公から事情を聞いて義母の代わりとして一時的に慰め、隣人妻は情交を覗き見たのを契機に自分たちの倒錯した趣味に巻き込み、それぞれ母子の関係を深めていく触媒としての役割を与えられている。

ただヒロイン各自に対し凝った設定を用いているのだが、本作で4人登場させている以上何処か性急な感も否めず、兄嫁の部分はもしかすると女教師にまとめても良かったのでは…という気もする。そのツケと言っては言い過ぎかもしれないが、終盤での慌ただしさにより折角の倒錯したプレイの描写を詰め込み過ぎてちょっと勿体ないように感じられた。本作の官能描写の多さからすると、ひょっとしたら3人の方がよりしっくりと来るのかもしれない。

DSKさんのブログにて本作を取り上げています。
2015/10/23 発売初体験四重奏-義母、義姉、新任女教師、隣人妻と著:星悠輝、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「こんなに大きくして……溜まっていたのね」息子のズボンを下ろし、肉茎を優しくしごく美佳子。義母の自慰を覗いた日から始まった禁断の母子姦係。舌を絡めるキス、柔らかなふともも、甘い手コキ……性に溺れる僕に今度は兄嫁が「子作り」の申し出を……四人の年上女性から順繰...
初体験四重奏-義母、義姉、新任女教師、隣人妻と(著:星悠輝、フランス書院文庫)

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初体験四重奏-義母、義姉、新任女教師、隣人妻と(著:星悠輝、フランス書院文庫)

2015/10/23 発売 初体験四重奏-義母、義姉、新任女教師、隣人妻と著:星悠輝、フランス書院文庫 → Amazonはコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 「こんなに大きくして……溜まっていたのね」 息子のズボンを下ろし、肉茎を優しくしごく美佳子。 義母の自慰を覗いた日から始まった禁断の母子姦係。 舌を絡めるキス、柔らかなふともも、甘い手コキ…… ...

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レビューありがとうございます

毎々、レビュー頂き、ありがとうございます。
今年もどうにか1冊出すことができて、ホッとしております。

デビュー以来、ヒロインが1人ずつ増えていたので、
ヒロイン5人体制のプロットを構えていたのですが、
今回は、無事(?)、4人に落ち着きました。

私の力量の問題、あるいは状況的にも、なかなかピンヒロインは難しく、
今後も複数ヒロインの、配置やウエイトをいろいろ試してみたいと思ってます。
(来年は出せるのだろうか……)

最後になりますが、貴サイトのますますの発展をお祈りいたします。
(マイナージャンルということもあって、私個人が楽しめるサイトが少ないのです。)

Re: レビューありがとうございます

星悠輝さん

にゃらです。コメントいただきありがとうございます。ご本人からいただきまして恐縮すると共に、嬉しい限りです。

本作は色々な倒錯的な要素も盛り込まれていて、2000年代前半からのフランス書院文庫の作品を知る者としては懐かしく、非常に楽しめました。

色々とご事情がございますことと思いますが、年に一作品でもお会いできる機会がございますよう、楽しみにしたいと思います。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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