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西門京「若義母と隣の熟妻」

西門京「若義母と隣の熟妻」
(フランス書院文庫、2001年3月、表紙イラスト:西村春海)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

庭先に落ちていたパンティを拾った直人は思わずそれを部屋に持ち帰るが、持ち主の隣人の美波に見付かり誘惑を受ける。ふしだらな関係に気付いた義母の志津子から隣人に惑わされないようにと奉仕を受けるようになったが、美波も執拗に直人を誘い遂に関係を持ってしまう。そして彼女から義母と結ばれる為のアドバイスを受け、志津子との関係もエスカレートしていくが…。

【登場人物】

滝川直人
16歳。高校1年生。産みの母親は小学生の時に亡くなった。父親は単身赴任中で志津子と二人で暮らしているが、かねてから志津子に対し欲望を抱くようになり苦悩している童貞少年。

滝川志津子
29歳。直人の父親の後妻で5年前に結婚。肩の辺りでカットしウェーブ掛かった髪型に、長身で流れるようなプロポーションの持ち主。直人を可愛がっているあまりに、美波に対抗して大胆な行動を取ってしまう。

須田美波
24歳。滝川家の隣に2ヵ月前に引っ越して来た新婚の女性。夫は生真面目な公務員。ショートカットにした現代風の美人。直人に関心を持ち、貞淑であり続けようとする志津子には反感を抱きつつもいつか目の前で恥ずかしがるさまを見てみたいと考えている。

【展開】

夏休みのある日直人は庭先に落ちていたパンティを拾い咄嗟に部屋へ持ち帰るが、直後に美波が訪ねて来て全てを見抜かれ、勃起したペニスをしごかれて射精に導かれる。その日の夕方に直人は志津子との外食を終えて帰宅するなり部屋で美波のパンティを使ってオナニーしていると、彼の様子に不審を抱き部屋にやって来た志津子に見付かり経緯を話すと、志津子からもう美波とは関わりを持たないよう懇願され、手で射精させてもらう。

しかし翌日直人は志津子から一度きりと告げられ荒んだ気持ちでいると、庭越しに美波に声を掛けられ義母の目を盗んで隣家に向かいペッティングまで行き着くが、志津子に気付かれ自宅に連れ戻される。直人は美波の家には行かない代わりに、志津子に対し彼女にしてもらった通りに乳房を見せながら性欲処理を行わせると約束させるのだった。

明くる日の登校日の帰りに直人は美波に声を掛けられ義母に一大事あったと騙され、車に乗せられてラブホテルに連れて来られる。志津子への想いを隠しつつも抵抗を試みるものの執拗なまでの誘惑に抗し切れずにセックスに応じた直人に対し、美波は全てお見通しだと言わんばかりに志津子としたいなら自分がレクチャーするからと言う通りにアタックなさいと告げる。

その日の晩美波の筋書き通り、直人は隣人に誘惑されたが我慢したからと志津子に褒美を求める。彼女の乳房や敏感な先端に触れ、更に秘所を露わにしてクンニリングスするところまで辿り着くものの、そこで直人がせっかちに本番を求めようとして志津子にレイプするつもりかと強く拒絶されてしまい、仕方なくフェラチオで妥協せざるを得なくなる。

翌日直人は成果を美波に報告すると志津子から求めさせるようにと新たなレッスンを受け、早速その夜から浴室での濃厚なソーププレイやアナル責め、素股プレイで志津子を高めさせるが、わざと本番はせずに焦らし続ける。そんな日々が続く中突然志津子から縛って欲しいと言われた直人は、美波が話していたことと同じ状況になったことに驚く。
それでもいつものように秘所や裏穴を舐めていると、父親から電話があり本社復帰となり近々家に戻るからと報せを受ける。今更ながらに動揺し始めた志津子に対し焦燥感を抱いた直人は今の内だと正常位で貫くと志津子は陥落し、夫が帰宅してからも目を盗むかのように朝から晩まで彼を受け入れてくれるのであった。

【レビュー】

29歳の義母に対して24歳の新婚隣人妻が24歳と思わず設定が逆なのでは?と突っ込みを入れたくなるタイトルだが、義母に対して男としての欲望を抱く主人公が対抗的な存在のヒロイン(本作なら隣人)との関係をきっかけに、義母に対しても羞恥心を煽りつつも爛れた関係に踏み込むという流れは西門京作品お馴染みの展開である。

義母は主人公を可愛がるあまりに隣人妻に対して対抗意識を強く持ち、それに固執するあまりに主人公の求めるまま手や口での奉仕を行うが、流石に本番だけは強く抵抗する。しかし隣人妻のレクチャーを受けテクニシャンになった主人公に翻弄され、ひと波乱ありつつも結ばれてからは寛容になっていくまでのプロセスは楽しめたと思う。

隣人妻は新婚という前置きはあるものの、一貫して彼女の心理には細かく触れられていない。そこまで主人公に対して執拗に誘惑したり、義母に対抗意識を抱いたりと動機が掴み切れないままだったのか少々残念でもあり、終盤で義母を交えていつか三人でというフラグを立てておきながら回収されないまま未消化で残念だったなという気がする。

主人公は西門京作品の主人公らしく最初は義母に対して直視出来ないほどの憧れを抱いているが、隣人妻の手解きを受けてからは魔少年に近い変わり振りが少々鼻につくところもあったりと、本作に関しては義母に対する愛情よりは征服欲を満たす玩具みたいな心理が見え隠れしていたので、イマイチ馴染めなかったタイプだった。
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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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