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但馬庸太「暴走衝動 義母と姉と秘書兄嫁」

但馬庸太「暴走衝動 義母と姉と秘書兄嫁」
(フランス書院文庫、2015年9月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

姉の玲奈が強姦されて以来、彼女にも冷淡な態度を取る継母の沙代子や兄夫婦に一樹はやるせない気持ちになり、玲奈を抱いて癒しを与えようとする。しかしそんな関係を継母に知られ、姉もろとも罵る彼女に怒りを覚え衝動的に押し倒し、更には兄嫁の瑞希にも毒牙を向けるのだった。

【登場人物】

古賀一樹
18歳。高校3年生。地元でも有名な「古賀商事」の一族だが優秀な兄姉と何かと比較され、特に継母の沙代子から手酷く扱われていた為に卑屈になっていた。強姦された姉の玲奈に癒しを与えようと、過剰なスキンシップの果てに童貞を失っている。

古賀玲奈
19歳。大学1年生。一樹の実姉で大学進学して間もなく勝手に恋心を抱く同級生のストーカーに強姦され、弟が助けてくれたものの世間に知れ渡る結果となり一族から疎外されるように。継母や兄の顔色を窺いつつ成績優秀な娘でいたが、事件をきっかけに一樹を拠り所とする。容姿端麗でFカップ。

古賀沙代子
36歳。一樹たちの亡き父親の後妻で元々は秘書の立場だったが、結婚して夫が亡くなってからは会長に就き実質的な経営者である。会社ではやり手で通っているが、家庭では実務的な性格で凡庸な一樹に対してはこれまで冷淡な態度を貫いて来た。加えて玲奈に対しても迷惑な存在だと忌避するようになる。Gカップの巨乳。

古賀瑞希
28歳。「古賀商事」の社長である一樹の実兄の妻で、父親が勤めていた縁もあって古賀家の子息たちと家族ぐるみの付き合い。結婚してからは夫や沙代子の顔色ばかり窺うようになり、姉のように慕っていた一樹の疎外感を強める一因となった。Gカップの巨乳。

【展開】

瑞希が強姦されてからトラウマを克服させるという名目で頻繁に彼女を抱いていた一樹だが、ある晩沙代子が離れの部屋を訪ねた事により関係が露呈する。瑞希を口汚く罵る継母に対して我慢の限度を超えた一樹は彼女を拘束すると、自らも冷遇されて来た鬱憤を晴らそうと沙代子には被虐願望があるのだと暗示を掛けるように繰り返し告げながら、正常位で中出しする。

翌日一睡も出来ずに会社を休んだ沙代子だったが、自分を絶頂に導いた愚息の逸物ばかりが頭に浮かび困惑していた。結局一樹が現れても抵抗出来ずに指戯だけで再び絶頂に導かれると、亡き夫の書斎に連れ込まれ夫が生前隠れて愛人を連れ込んでいたという事実を聞かされる。そして四肢を拘束具で繋がれて玩具で弄ばれ、逸物を抜き挿しされながら服従の言葉を吐くよう命じられる。

それでも沙代子がまだ完全に堕ちていないと気付いた一樹は会社から帰って来た継母をダイニングテーブルに押し倒し、同じような屁理屈を繰り返し告げながら中出しする。そして玲奈を呼び寄せると姉が望むように沙代子の目の前でレイプ同然に交わった後、玲奈と沙代子で貝合わせさせた秘所を貫き愛を交わし合うのだった。そして行為を終えた一樹は次に瑞希を仲間に加えると宣言する。

数日後帰宅した瑞希は沙代子にワインを勧められながら夫への不満を吐き出すが酔って連れて行かれた先は一樹の部屋だと知り、一樹と沙代子と瑞希が出来ており自分が標的にされていると聞かされ愕然とする。屁理屈を吐く一樹に指戯で潮を吹かさせられ、正常位で強いストロークを受けた瑞希の脳裏には夫の顔が浮かばなくなっていた。

翌日も一樹の休みない攻めは続き、瑞希は乳頭や秘所に薬を塗られて一時間我慢出来れば自由にすると告げられるが、途中で耐えられずに情交を求める。沙代子の時と同じように服従の言葉を吐かせた一樹だったが、兄への復讐を果たそうと社長室での処女喪失儀式を三人に提案する。

タイミング良く兄が過労でダウンしている間に沙代子の手引きで社長室に侵入した一樹は、始めに継母を窓枠に手を付かせてバックでアナル処女を奪うと、次は社長室のデスクに仰向けになり瑞希に騎乗位で交わるように要求し肛穴に射精する。更に椅子に座って玲奈と対面座位で交わると、唯一精液を注いで貰っていない沙代子と再び交わり儀式を終えるのであった。

【レビュー】

全七章の内、第一章(約30頁)が実姉の玲奈との描写、第二章から第四章までの三章分(約140頁)が継母の沙代子を堕とすまでの描写、第五章と第六章(約60頁)が兄嫁の瑞希を攻略するのに使われ、残る第七章(約50頁)は社長室での服従儀式という構成である。

家庭内で疎外感を味わっていた主人公がある事件をきっかけに、衝動的にヒロインたちを毒牙に掛けていく展開は但馬庸太作品ではお馴染みの流れである。自分と同じように一族から疎外される立場に落とされ心に傷を追った実姉と主人公との過剰なスキンシップがある晩発覚し、継母という絶対的な存在に罵倒され、主人公が反撃に打って出る。
先述の通り継母を堕とすまでに用いられた頁数が最も多く、二章使って完堕ちしたかに見せて更に一章分で同じやり取りを繰り返したのはやや蛇足にも見えなくもないのだが、実姉の登場で変則的な三人プレイになったのでここにもっと焦点を当てても良かったのかもしれない。

次に兄嫁だが攻略プロセス自体は継母とさほど変わりは無く、折角継母と実姉を服従させているのだから二人を活躍させて百合的な展開からの複数プレイもありだったのかなと感じた次第である。親族とは言えあまり会社に出入り出来ない高校生なので止むを得ないが、自宅ではない場所で兄嫁を調教するのもありで継母との際立った差別化は欲しかったように思う。

愛好家Sさんのブログでの紹介記事です。
4105『暴走衝動 義母と姉と秘書兄嫁』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2015/09 発売●あらすじ優秀な家族の中で疎まれてきた少年が、ストーカーにレイプされた実姉を献身的に支えるうちに心身ともに深い仲になり、その関係を知って実姉を侮辱した酷薄な継母を凌辱で好ましくし、遂には兄嫁までもモノにする。●登場人物【古賀一樹】玲奈より一つ年下。高校三年。沙代子の義息。瑞希の夫の弟。古賀義則の第三子となる次男...
4105『暴走衝動 義母と姉と秘書兄嫁』

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tag : 高校生主人公 母子相姦

コメント

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質問ですっ

記事の【あらすじ】は「姉の玲奈が強姦された」で始まりますけど【展開】の冒頭が「瑞希が強姦されて」になってますよ~と茶々を入れつつ(笑)質問なのですが、玲奈が強姦されたシーンはありますか?それとも過去回想という形で直接の描写はナシですか?

Re: 質問ですっ

DSKさん

コメント頂きましてありがとうございます。
確かに揺らぎがあちこちに見られるので、【あらすじ】と【展開】は同じ文言に統一しました。
ご指摘の箇所は姉の玲奈が大学進学した後で自宅前で待ち伏せしていたストーカーのワゴン車に連れ込まれ、主人公は塾の帰りに姉が強姦されているのを見て逆上しストーカーに制裁を与えたという回想の形です。
主人公は成績が平凡だった為に、これまで絶対君主だった沙代子と実兄から「出がらし」と除け者にされ、玲奈や瑞希も二人の顔色を窺い同調していたから全く味方がいない状況下に置かれ、玲奈が実際ストーカー被害に遭っていると訴えても主人公は無視していたというのがあったようです。
主人公は姉を助けたものの騒ぎになって警察沙汰になり、事件が世間に露呈してしまった。沙代子や実兄の性格からすれば玲奈も一族の恥さらしと見なすようになる。そこで贖罪という気持ちを内包しつつも、やりたい盛りなだけに主人公は言葉巧みに姉との情交に持って行く。それを繰り返していたある晩に、沙代子がやって来て…というのが序盤です。主人公と玲奈の関係は和姦と言えます。

ここまで【展開】で書くと長すぎるので省略していますが、主人公が回りと上手くコミュニケーションが取れずに除け者にされる設定は、但馬庸太さんの作品では多いような…。実際は本作品を含めて直近3作品しか読んでいないので、間違っていたらスミマセン。まぁこの辺は神瀬知巳さんだったら肉親愛に恵まれない主人公だったり、弓月誠さんなら優柔不断で巨乳好きな主人公と作家さんによって得意のパターンが有るのだという一例でしょうか。

本作品のメインは継母の沙代子ですが3章分使った調教は若干長過ぎたのと、兄嫁の瑞希に対する調教も沙代子とあまり代わり映えしないのがあって冗長なのではという気がしなくもないのですが、堕ちてからのパターンは完全に誘惑パターンでもあり、あとは傷付いた主人公の心を癒す描写があれば良かったかなというのが感想です。

ありがとうございました

詳しいご説明ありがとうございました!m(_ _;)m
10月刊行の新作を見据えながら購入するか検討したいと思います。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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