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梶怜紀「調教旅行【義母と叔母と姉】」

梶怜紀「調教旅行【義母と叔母と姉】」
(フランス書院文庫、2014年8月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

父親の一周忌を前に叔母の悠里に筆下ろしされた忍は継母の裕美子に関係を迫り親しい仲となるが旅行中に互いに関係を隠せる筈も無く、更に同行した実姉の亜里沙とも情交に至り3人を自分の女にしてしまう。

【登場人物】

原藤忍
18歳。童顔で小柄なせいか年上の女性の受けが良く、本人も裕美子が一番とはいえ熟女趣味な所がある。巨根で旺盛な性欲の持ち主で、学業は優秀なものの欲望のままに行動し子供じみた一面も。一周忌法要を兼ねて3人の美女と共に父親の郷里である南洋の島を訪ねる。

原藤裕美子
33歳。3年前に勤務先の日本法人の社長を務めていた忍の父親と結婚したが、昨年事故死した。彼の秘書に就く前は何人かの男性と付き合いをしていたらしい。Gカップのグラマラスな肢体。

原藤悠里
33歳。忍の父親の一番下の妹で、彼を猫可愛がりし先月筆下ろしに導いたばかり。大手の海外航空会社のキャビンアテンダントでチーフパーサー。Fカップのクールビューティで男性経験もそれなりにある様子。

原藤亜里沙
20歳の大学生。忍の実姉で弟とは対照的に大人びて見える。頭の良い忍に感心しつつ、他の2人の美女と同じく可愛いと思っている。身長165cm、スリーサイズ86-58-85のEカップ。男性経験は無い。

【展開】

1ヵ月前に誕生日を迎えた忍を筆下ろしに導いた悠里は仕事の関係でなかなか逢えず専らチャットで淫猥な内容のやり取りをしていたが、ある日彼の求めに応じてフライト中にローターを使ったオナニー動画を送り、逢いたいと媚びるのだった。

夏休み前のある日夫の郷里での法要が近付きダイニングで物思いに耽る裕美子に対し、忍は突然継母の額にキスをして驚かせる。すかさず欲求不満なのではと切り出す義理の息子に戸惑いを見せる裕美子だが、あれこれ屁理屈を並べられ対面座位で関係を結ぶと更に寝室に移動して休みなく交わりを求められる。

こうして毎日3回膣内射精を受け入れるようになった裕美子は夫の郷里の島へ向かう途中車内でノーパンになると、後部座席で悠里や亜里沙の目を盗んで忍の悪戯に応じ更に空港のトイレで口唇奉仕を申し出て精を飲み下す。
一方悠里も忍の悪戯に付き合わされフライトの最中に後輩の目の前でリモコンローターで散々焦らされると、島に着き裕美子たちが法要の打ち合わせに出掛けた折りに忍のペニスを求めるが、甥の言動から裕美子とも経験済みだと知り軽い嫉妬を覚えつつ彼に奉仕したいと想いを強める。

翌日事前に父親の郷里のしきたりを調べていた忍は古式に従い山に登り塔婆を祠に納めたいと3人に告げ、特に女体は穢れているからと言葉巧みに彼女たちの身体を塩で擦り込み冷水で清めさせる。特に成長した弟の勃起を見て触る羽目になった亜里沙は、いつしか嫌悪感が弱くなった事に気付かずにいた。
お清めが女体愛撫の効果をもたらし高ぶっていた3人は祠に着くと情交を奉納する必要があるという忍の口車に乗せられ、結局裕美子が悠里や亜里沙の見守る中で抱かれる事に。情交を終えた忍はなお意地悪く膣出しされた裕美子の秘所を改めるように2人に命じ、彼女は触れられただけで我慢出来なくなりオナニーを披露してしまう。

その晩別荘に戻った亜里沙は弟の勃起を思い浮かべながらひとり遊びに浸っていると、鍵の掛からない部屋に忍が乱入し我慢出来ないなら抱いてあげると告げられ、元より好意を抱いているだけに抵抗はそこそこに弟を受け入れるとあまりの逞しさに説明出来ない充足感を得るのだった。
一方忍の来訪を待ちわびていた悠里も忍を思いながらオナニーしていると彼がニヤつきながら現れ、亜里沙の処女血の付いた勃起を清めるように命じられると口唇奉仕から騎乗位で跨がり一晩中快楽を求め続ける。

翌日プライベートビーチで3人に際どい水着を着せた忍はまずマイクロビキニを着けた亜里沙を連れ出すが、波でブラが流されたのを見て自分もパンツを脱いで勃起を見せ付けると岩陰で口唇奉仕させ対面座位で交わる。更に様子を見に来たGストリングス姿の悠里も交えて、亜里沙に奉仕の仕方を教え込む。
そんな中うたた寝して目を覚ました裕美子は、3人が全裸で岩陰から戻るのを不審に思う間もなく日焼け止めを塗ってあげると全身をローションまみれにされながら愛撫され、更に後ろ向きの騎乗位で2人と乳首を擦り合わせながらアクメを迎える。
別荘に戻った忍は3人に服従の証だと首輪を授け全員の陰毛を剃り落とすと、女体を並べて四つん這いにさせてバックで代わる代わる貫くと亜里沙の膣内に射精し、残る2人にダブルパイズリをするように求める。更に亜里沙も加わり女体でかごめかごめのように囲まれた忍は幸せを感じ、悠里に一緒に住むように命じるのだった。

【レビュー】

2011年デビュー、2015年8月現在で既に9冊刊行されている中堅クラスに属する作者による8冊目が本作で、作品タイトルやあらすじから受ける「調教」の個人的なイメージと作中での展開とを比較すると、やはりと言うべきなのか「愛のある調教」だが「凌辱というには生ぬるい」という印象である。

作中ではヒロイン3人共に主人公に対する想いは「小柄で可愛らしい」事からややショタコンめいた愛情であり、それと相矛盾するかの如く主人公のいかつい巨根にあっさりとメロメロにされてしまっている感じである。きっかけは継母と実姉に対しては荒ぶる一面も見せる主人公だが、とかく叩いたり自由を奪ったり嫌がる場所を攻めたりという事はしない優しい男子なのも一因と思われる。

作者の他作品の書評を見ると、極力アナル描写を避ける傾向にあり、これもあってか本作もひたすら作中では口と膣内を交互に…という展開で、本作では父親への供養で祠で継母を犯す描写がメインテーマ、後は実姉の破瓜を経てビーチでの乱交へ雪崩れ込んでいく流れである。
こうしてみると作者の作風は「凌辱」というジャンル分けはされているがラブラブ調教もので、例えるなら「アナル描写が無い森一太朗作品」の趣と言えようか。近年のフランス書院文庫の凌辱作品は個人的には甘めであり、もしかすると趣向に合致した作品も有るかもしれない。食わず嫌いはせずに色々と読んでみても良いかなと感じた次第である。
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tag : 高校生主人公 母子相姦 姉弟相姦 母娘丼 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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