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高竜也「母子相姦旅行」

高竜也「母子相姦旅行」
(フランス書院文庫、2009年3月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

父親に愛人がいると知り当て付けの如く継母の祥子と共に旅行に出掛けた裕太は、その晩に男女の仲になり家族の目を盗んでは関係を結ぶが、ある日叔母の美穂子に見抜かれ情交に至る。裕太の暴走は止まらず、やがて妹の歩美の知る所となる。

【登場人物】

仁科裕太
18歳になったばかりの高校3年生。4年前に実母を病気で亡くしており、父親が祥子と付き合っていると知って初めの内は敵意を抱いていたが、父親が秘書を愛人にしているのを知り女として関心を抱くようになった。性体験は無い。

仁科祥子
36歳。和歌山県出身で付き合っていた恋人がフランスでの留学中に別の女性と共に事故死したと知って男性不振に陥り、3年前まで独身を貫いていた。実家の旅館で働いていた所を裕太の父親に見初められて結婚したものの、性生活が無いのを不満に思っている。163cm、50kgのDカップで熟れた身体付きの美女。

仁科歩美
16歳。高校1年生。典型的なお兄ちゃん娘で裕太にはなつく一方で、母親を亡くして間も無く継母になった祥子に対しては複雑な心情を抱く。性に興味を持っているが、特にこれといって付き合っている男性はいない。

鮎川美帆子
34歳。裕太兄妹の母親の妹(叔母)に当たる。精密機械メーカーを営む会社の後継者である男性と結婚したが彼に子種が無く、また義父が自分に関心を持っているのを知り、ある計画を思い付く。祥子とは距離を置いている。

【展開】

父親が出張と称して愛人の秘書と旅行から戻って来たのを知った裕太は、祥子を誘い旅行に出掛けると宣言する。母子睦まじく過ごすものの、酔った勢いから一緒に入浴すると勃起したぺニスを擦ってもらい、翌朝セックスを知りたいと女体の神秘を学びながら一線を越える。
成城の自宅に戻り用心深く推移を見守っていた裕太だが、ある日下校すると祥子が自分の名前を口にしながらオナニーしているのを知り、形だけの拒絶だと気付き更に関係を深めていく。

ある日銀座で恋人のように仲良くする母子を見掛けた美帆子は違和感を抱き一緒に食事に誘い、歩美から聞いた通り不自然な仲だと気付く。その週末に裕太を沖縄へ連れて行くと彼女は開放的な気分になったのに乗じて身体を差し出すが、それ以来自分に溺れるようになったと安堵する。

一方沖縄旅行から戻った兄が祥子と距離を置く代わりに美帆子に関心を持っている事を知らない歩美は、自分に振り向かせようと過剰なスキンシップを取るが失敗し再び継母と情交に及んでいると知って逆上する。
歩美は美帆子に行状を報告し、裕太の父親に告げ口してもらい祥子を和歌山の実家へ追い出す事となるが、裕太が後を追ったと知り自分の短絡的な行動に後悔し何とか兄を連れ戻さねばと現地に向かうのだった。

そんな妹の決意をよそに、祥子の実家の離れで朝から晩まで彼女の身体を求め続ける日々を送る裕太だが、数日後歩美が来訪し自らの処女を犠牲にした説得に応じざるを得なくなる。
父親から祥子の実家の不利益にならぬよう配慮すると言質を引き出した裕太は離婚を受け入れ美帆子や歩美と帰京するが、その帰路の最中に叔母から新たな命を授かったと暗に関係の解消を仄めかされ、これから歩美と兄妹のままでいられるのかどうか不安を抱くのだった。

【レビュー】

作者のフランス書院文庫でのキャリア晩年の作品で直球の母子相姦作品であるが、女癖の悪い父親に反発し継母に関心を抱く主人公と一回り年上の夫との性生活が少ない事に寂しさを覚える継母がひと度関係を結ぶと堰を切ったかのように雪崩れ込むというお約束とも言える流れである。

叔母に当たる美帆子、実妹の歩美との関係の持ち方も高竜也作品としてはお馴染みの流れであり特に目新しいものは無いのだが、終盤で美帆子から切り出されたある告白は一昔前ならもう少しバイオレンスな方向にも向かっていたのかなと「相姦の語り部」らしいダークな一面も窺える。

主人公を中心に継母、叔母、実妹が仲良くし、最も都合の良いハーレムを形成するのが2009年時点のフランス書院文庫の誘惑作品での王道であり、逆に「異質な」存在としての貴重な立ち位置になりつつあったのかなと推測するがいかがであろう。
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tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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