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葉川慎司「ジョギング奥さん【艶尻】」

葉川慎司「ジョギング奥さん【艶尻】」
(フランス書院文庫、2015年7月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

ジョギング奥さん【艶尻】
葉川 慎司
フランス書院
2016-03-11



【あらすじ】

同窓会の帰りに恩師の家に遊びに来た蒼太は3年振りに恩師の妻であるまどかと再会し、変わらぬ美しさに惹かれ告白するが取りなされてしまう。そこで恩師にコーチを依頼して自宅に出入りし、幾度となくまどかにアプローチするが…。

【登場人物】

加賀美蒼太
21歳。大学3年生で駅伝の名門と呼ばれる工業大学へ通っている。母子家庭で恩師である前島家の近所に住んでおり、高校時代は陸上部の顧問だった彼の家によく泊まり込み勉強や食事の面倒を見てもらっていた。女性経験は無い。

前島まどか
42歳。蒼太の恩師であり1回り年上の高校教師と結婚。結婚する前は現役のランナーだったらしいが、現在は年相応に胸やお尻の肉付きが良くなっている。ウェーブ掛かった肩までの黒髪と大きな目が特徴で若々しく見える。Eカップ。

前島紗奈美
19歳。まどかの娘で都内の大学に進学し一人暮らしを始めた。ホッケーの代表候補の一人だが、細身の割にFカップと女らしい身体付き。男性経験はある模様だが、前から蒼太に興味を持っていた。ポニーテールで負けず嫌いな性格。

【展開】

同窓会の帰りに酔った恩師を家に送り届けた蒼太だが、まどかにお酌してもらっている内に秘めた想いを打ち明け力付くで熟れた身体に触れるが、すかさずまどかから本番を避けようと口唇奉仕されて射精に導かれかわされたのだと気付く。翌週の朝蒼太は公園でジョギング中のまどかに声を掛けた後わざと躓き東屋で介抱してもらおうと仕向け、彼女を抱き寄せて熟れた身体を執拗に愛撫する内に抵抗が弱くなったのに乗じて正常位、続けて対面座位で交わるのだった。

2人きりで逢うのはこれっきりと態度を硬化させたまどかに近付こうと、蒼太は恩師に無理を言って個人レッスンをお願いし前島家への出入りに成功するが、ある週末に紗奈美が帰宅した折に溜まっていた欲望を処理しようと脱衣所にあった下着でオナニーしてしまう。すかさずしたり顔で現れた紗奈美に見付かってしまった蒼太はオナニーを披露する羽目になるが、おあいこだからと彼女の秘所を見せてもらうよう要求し濡れているのが分かると、相互愛撫から立ちバックで交わる事になるのであった。

1ヵ月後娘が頻繁に帰宅するのに不審を抱いたまどかは2人で逢いたいという蒼太を自宅に招くと、予想通り若い者同士で付き合っていると知る事になるが、蒼太からどっちも本気で好きだと迫られ最後のつもりで寝室へ移動すると愉悦を味わう。そんな中蒼太は合宿も兼ねて前島家の旅行に同伴させてもらう事になり、練習後の疲れた身体にも関わらず情交を求める紗奈美と貸し切り風呂で乱れた一夜を明かすが、異変に気付いたまどかが隣の風呂で聞き耳を立てていると気付けなかった。
翌晩更に疲労を重ね早々に横になった蒼太だが、そこへまどかが夜這い同然に部屋へやって来て情交を求められる。そして身体を重ねる2人に気付き部屋にやって来た紗奈美から、ありのままで良いからと3人での関係を容認され、蒼太は恩師には結果を出して報いるしかないと決意するのだった。

【レビュー】

デビュー作品が家政婦、2作品目が生保レディとヒロインの職業的なアイコンを全面に押し出して来た作者の最新作は、「恩師の妻と娘」(母娘丼)であろうか。主人公も含めアスリートの3人によるねっとりとした休み無い情交描写に作者の技巧の高さを感じさせる。それと同時にやはりこの作者は90年代から00年代に掛けてフランス書院文庫で活躍し、禁忌(タブー)を主題としたあの人気作家の系譜を色濃く受け継いでいるのではと、個人的には確信を強めている次第である。

それはさておき本作のタイトルは『ジョギング奥さん』となってはいるが、序盤の東屋での恩師の妻との絡みを除いてはそれほどタイトルとは関連性が無いし、サブヒロインかと思われた恩師の娘も母親とほぼ同じ分量である。単なる「母娘丼」では芸も無いし、何かインパクトのある題名を付けねばという編集側の苦慮が伺えて、川島健太郎氏の描くイラストも含めて総じて掴みは良かったと思える。

恩師の妻を求めたり、娘から求められたりと忙しい主人公は初心な割には2人をあっさりと絶頂へ導く事となりつつも、ともすれば鼻に付くようなしつこさが伺えるとは言え、優柔不断な面も含めて作者による微妙な匙加減により好印象を与えていると言えよう。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2015/7/24 発売ジョギング奥さん-艶尻著:葉川慎司、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。むっちり張り詰めたふともも、弾むEカップのおっぱい、ランニング中の男たちを釘付けにする「誘い尻」……悩ましすぎるフェロモンを漂わせる熟妻・まどか。彼女は蒼太が高校生の時から憧れていた「先生の奥さん」。成熟した美肉のすべてを手に入れたい、独占したい!清楚で優しい奥さんは、豊満女...
ジョギング奥さん-艶尻(著:葉川慎司、フランス書院文庫)

愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
4095『ジョギング奥さん【艶尻】』葉川慎司、フランス書院/フランス書院文庫、2015/07 発売●あらすじ高校時代から恩師の妻に恋心を抱いていた青年が、三年ぶりに再会した恩師の妻に想いを打ち明け情を通ずるも、その後の逢瀬には応じてもらえない中で、妹のように可愛がってきた恩師の娘とも深い仲になってしまう。●登場人物【加賀美蒼太】21歳。かつての駅伝の名門校、S工業大学四年? 大学駅伝の予選が三カ月後に控えている。...
4095『ジョギング奥さん【艶尻】』

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tag : 童貞 大学生主人公 母娘丼

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ジョギング奥さん-艶尻(著:葉川慎司、フランス書院文庫)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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