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七海優「兄嫁の家に下宿中 姪や叔母さんまでが…」

七海優「兄嫁の家に下宿中 姪や叔母さんまでが…」
(フランス書院文庫、2015年5月、表紙イラスト:川島健太郎、白表紙版:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学受験に失敗し上京して兄の家に居候する事になった秀一だが、兄の海外赴任の最中なのにやけに挑発的な服装の兄嫁・貴美子の振る舞いに疑問を抱くも、叔母の悠里や姪の茜まで積極的なのを見て流れに身を委ねるのだった。

【登場人物】

九条秀一
19歳。大学受験に失敗し21歳年上の兄の勧めで上京し、貴美子や茜と同居生活を始める。大胆な服装をしながらも、何故か顔を赤らめる貴美子の様子に不審を抱くが…。秀才で優しい兄に対し、何処かで引け目を感じている様子。童貞。

九条貴美子
38歳。秀一の兄と結婚し茜をもうけたが、直後に交通事故に遭った影響で性的に不能となってしまい、今回秀一が同居生活を始めるのに当たり夫からある計画を持ち掛けられる。和服の似合う淑やかで肉付きの良い熟女。

相田悠里
32歳。秀一の叔母に当たる予備校講師で、華やかでスラッとした体躯の美女。離婚歴は2回あり再婚はコリゴリと思ってはいるが、予備校の生徒たちと何回か浮き名を流している。秀一の兄の依頼で彼の筆下ろしをする事に。

九条茜
18歳。秀一の兄と貴美子の間に産まれた娘。秀一と同じく大学進学を目指しているが、秀才の父とは違うと割り切っている。胸の辺りまで伸ばした黒髪に丸顔と柔和な印象を与える美少女。両親の企みを聞いて自分も協力しようと試みる。処女。

【展開】

薄着で身体の線が出る服装をしながらも何故か羞じらう貴美子に違和感を感じている秀一だが、補修で甥を自宅に招いた悠里はその話を聞いて自分が先にと思い立ち、口で射精に導くと更に正常位で交わり1度きりの約束が守れないかもと感じるのだった。

数日後蜂を駆除しようと貴美子の手伝いをしていた秀一だが、うっかりスプレーが掛かってしまい彼女の勧めるままに浴室へ向かうが、身体を洗ってもらう内に淫らな雰囲気になり手で射精に導かれると、我慢の限界だと貴美子に本番を求める。
貴美子と正常位で交わり早々と絶頂に達した秀一だが、続きがしたいと繋がったままリビングに移動し対面座位で再び膣内に射精する。しかし貴美子は排卵日という事実を隠し、膣内から精液が流れ出る淫らな姿を披露するのだった。

一方懐妊計画を知り秀一が実行に移さないのに苛立った茜は事実を知らぬまま秀一を誘惑し、東京案内と称して女体に触れさせる。我慢出来なくなったという秀一の女性に手慣れた様子に疑問を抱くも、優しく破瓜に導いてくれた彼に安堵するのだった。

貴美子から事情を聞き計画に支障を来さぬようにと秀一の兄が一時帰国するが、当の秀一は相次いで母娘と関係を持った事に罪悪感を抱く。
そんな夜透けた下着姿で秀一の部屋を訪れ、夫婦の寝室で抱かれたいと誘惑する貴美子に不自然だと感じながらも、秀一は誘惑に勝てずに交わり更に四つん這いにしてアナルを弄りながら激しい絶頂に導くのだった。

しかし秀一の疑念は晴れずにその鬱憤を悠里にぶつけ玄関先で荒々しく交わるが、その途中で電話に出た事からあっさりと貴美子に二股が発覚する。すかさず悠里の部屋を訪れ口汚く罵る貴美子に対し、悠里は退くつもりも無いと応じる。
先に秀一と交わりアナル処女を捧げ腸内に精を浴びる悠里を見て、自分は勝てないと涙を浮かべながら最後の情交だと覚悟を決める貴美子。二人のラブラブ振りに叶わぬとあっさり白旗を挙げた悠里に対し、秀一は茜を含めて全員を幸せにしたいと告げる。

懐妊計画を悠里から聞かされても自分から切り出す訳にもいかず兄とどう話したら良いか迷う秀一だが、そんな兄は全て知っている事だからと電話の向こうで豪快に笑い飛ばす。しかし秀一は茜と関係したとは言い出せずにいた。そして数日後…。

【レビュー】

昨年「フランス書院文庫新人賞」を受賞した新人作家による2作目である。あらすじや目次で「懐妊計画」と出されているので、兄嫁との情交は子作りを目的にしており、しかも兄の公認を受けているのだろう事は事前に予測の付く所である。

最近のフランス書院文庫はあらすじや目次で内容が理解できるようになり、読んでいてのサプライズが減ったのも事実だが、かつてのように性急に流れを断ち切るような展開も減ったという点で読者に優しい作りに転じたものだと受け止めたい。

デビュー作品からある程度作風は理解していたものの、本作もフランス書院文庫の誘惑作品の王道をいく甘々な作風であり、その中で主人公がヒロインに甘えたり、或いは荒ぶる一面を見せたりしつつも、最後は誰も傷付かないハーレムに導く展開である。

若干文中において貴美子の心情を述べる場面において「懐妊計画」を持ち出す回数が多いと感じたが、当初は愛する優しい夫への義理立てもあっての「子作り」セックスの義務感から、愛情のこもった情交へと変化したと捉えるのが自然かもしれない。

あとは奔放の象徴である叔母の悠里と、生娘な茜のポジションも王道たらんとする設定だが、全体的に異常に尖った部分もなく、万人に受け入れられやすい作品ではなかろうかと思うので、今後の活躍を期待したい。
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tag : 童貞 大学生主人公 母娘丼 処女

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兄嫁の家に下宿中-姪や叔母さんまでが…(著:七海優、フランス書院文庫)

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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