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羽沢向一「三人の顧問女教師が最高に淫らだった日」

羽沢向一「三人の顧問女教師が最高に淫らだった日」
(フランス書院文庫、2015年5月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

内容紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

性欲に駆られて3人の女教師の着替えを盗撮し、それを材料に彼女たちを脅そうとする智樹だが、逆に由里子、麻衣、芙美の3人から淫らな提案を受け親しい仲になってしまう。しかしかつてのクラスメイトの明日香と再会し、思わぬ展開に。

【登場人物】

笠居智樹
高校2年生。進級と共に都内の私立高に転校して来たが、特に苛められている訳でもなくそれなりに普通の生活を送っている。親友から3人の女教師の画像を貰ったのを機に、突拍子もない企みを思い付く。童貞。

黒塚由里子
23歳。日本史担当でテニス部の顧問を務めている。明るいブラウンのカール掛かった髪型に積極的で快活な性格の美人。就職をきっかけに前の恋人と別れすぐに別の男が見付かるとタカをくくっていたが、仕事が忙しくなかなか思うようにいかない様子。

織部麻衣
35歳。数学担当で女子体操部顧問。かつては現役の体操選手だった。柔和で肉付きの良い美人で、同じ大学の後輩に当たる由里子や芙美の面倒を見ており、プライベートを共にする事も。夫との間に一女をもうけている。

鈴石芙美
28歳。国語担当で弓道部顧問。智樹の担任でもある。実家も弓道に携わる一族で道場を構えており、現役の有段者の持ち主。腰まである長い黒髪で凛とした和風の顔立ちで、生真面目さが先行してか男性と付き合いは1人に留まっている。

吉川明日香
高校2年生。父親同士が同じ会社に勤めている事から、同じクラブにいた智樹と仲が良かった。2学期から父親の転勤で後を追うように同じ高校に通うようになった。元から智樹に対して淡い想いを抱いており、上京を機に告白する事に。処女。

【展開】

女教師たちの着替えを盗撮して由里子の部屋に彼女たちを呼び付け、ネット上に動画を公開されたくなければセックスさせてと脅す智樹。
彼女たちから少年にそんな度胸など無いはずだと看破されつつ、先輩たちを帰した後で由里子の提案によりテニスウェアを着用しながら女体に触れさせ、筆下ろしに導かれるのだった。

翌日由里子はあっさりと関係を暴露し2人を説得すると、智樹に麻衣と経験するよう約束を交わさせる。麻衣は娘を同伴させて3人で遊園地で遊んだ後に夜の体育館でレオタード姿と演技を披露し、寝入った娘の側で智樹に馬乗りで交わる事に。

数日後芙美の自宅に呼ばれた智樹は弓道の演技を見せてもらうと、彼女から生真面目な自分を変える手伝いをして欲しいと懇願される。
弓道場や寝室と場所を変えながらアナルを指で受け入れながら散々焦らされ智樹に口唇奉仕し、最早高まりを抑え切れなくなっていた芙美は弓道場でアナルを貫かれると、浴室で対面座位で教え子と繋がるのだった。

翌週末麻衣の自宅に集まった女教師3人は夏休みを迎えると智樹を誘って沖縄でリゾートを楽しむと、麻衣の娘が寝静まったのを見てジャグジー風呂で智樹の望むままに女同士でまぐわい、智樹に向けて尻を並べて交互に貫かれ一夜を明かす。

二学期を迎え明日香の告白を受け入れた智樹だが、そこへすかさず女教師3人の邪魔が入り麻衣の自宅に2人とも連れ込まれる。
彼女たちの挑発に乗せられコスチュームを替えて口唇奉仕やパイズリ、アナル弄りと次々にこなす明日香の健気な様子に圧倒された智樹は、女教師たちが自分の指を借りて絶頂する中で明日香の初めては前が良いと告げ破瓜へ導くのであった。

【レビュー】

フランス書院文庫では22ヵ月振りの新作で4作品目となる本作は、タイトルの通り学園の男子の憧れである3人の女教師が主人公の稚拙な企みに乗せられ、普段は見せないであろう淫らな一面を覗かせながらも、終盤にサプライズを盛り込んだ内容である。

各ヒロインに体育会系の属性を付け、ノリノリなテニス部、ムッチリ熟れた体操部、生真面目な弓道部顧問とそれに合わせたコスチュームプレイや筆下ろし、乳戯、後ろを組み合わせたライトな情交描写は作者の得意とする点だろう。

しかしながら読後感としては「もの足りない」。ヒロインたちの個々のプレイは大して掘り下げたものと言えず、終盤のサプライズに持っていくのにしても官能パートと繋ぐストーリーも粗さが目立つ。

これが他のエロライトノベルなら二次元要素を交えた描写と絡めて別の楽しみ方が出来るのだが、やはり「フランス書院文庫」である以上は別であろう。
リアルさを求めたレーベルで物語を展開するのなら、ヒロインたちが主人公に惹かれる要因を描写するなどもう少し深みが欲しかった。これでは単に女教師たちが欲求不満を満たせれば、誰でも良いというように捉えてしまう。

終盤のサプライズに付いては、タイトルが「最高に淫らだった日」と過去形で結んでいる事からも、既に終わった事に付いて述べたと推察出来るので不意打ちを食らった感は少ない。
一時期「調教したあの日」で締めた凌辱作品のタイトルも散見されたが、こちらも同じニュアンスで捉えられそうである。
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tag : 童貞 高校生主人公 熟女限定 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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