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高杉圭「世界でいちばん甘い休日 兄嫁、叔母、姪と…」

高杉圭「世界でいちばん甘い休日 兄嫁、叔母、姪と…」(フランス書院文庫、2013年5月)

【あらすじ】

実家に帰省した青年颯太は、周囲で良からぬ噂が飛び交う叔母の祥子が気になり自宅を訪れるが、ふとした事から関係を結んでしまう。純粋に颯太が好きな姪の葵や祥子を毛嫌いする兄嫁の悠希も加わり、最高の夏休みは過ぎていく。

【登場人物】

今岡颯太
大学生に成り立て?夏休みを利用して実家へ帰省した。童貞。小学生の時に1度悠希に手コキして貰った想い出が有る一方で叔母の祥子に密かに想いを寄せている。

今岡悠希
34歳。颯太の兄・栄治の妻。実家が和菓子屋の為和服姿の事が多い。栄治が祥子を押し倒した瞬間を目撃して祥子が誘ったと勘違いし、彼女を誰とでも寝る女だと毛嫌いしている。

芹沢祥子
39歳。颯太の叔母。ウェーブの掛かった栗色のロングヘアーに若々しい容貌。還暦に近い地主と結婚も翌年死別。栄治との一件から入れ替わりに違う男性を連れているとの悪い噂を立てられている。

今岡葵
女子高生。栄治と悠希の娘で颯太の姪。年の割に豊かなバストの持ち主。叔父の颯太に密かに想いを寄せており、持ち前の行動力で颯太を誘惑する。処女。

【展開】

第1章では帰省した颯太が祥子の元を訪れ、ヌードデッサンを引き受けて勃起した逸物を見た祥子と結ばれます。第2章では祥子や葵と3人でバーベキューへ出掛け、颯太に気がある様子の葵に嫉妬した祥子は颯太を誘惑し、森の中や自宅で何度も精を絞り取ります。
第3章では悠希に祥子との密会が発覚し倉の中や娘の居るダイニング、深夜は寝室で何度も精を絞り取りますが最後は葵に見られ、第4章では夏祭りの夜に処女を捧げた葵との現場を祥子に見付かります。
第5章では翌日祥子に呼び出されて葵と3P、第6章ではお仕置きと称して悠希は泥酔して眠り込む夫の寝室に颯太を引っ張り込み誘惑するが、乱入した葵に身体の自由を奪われセックスを見せ付けられます。第7章では祥子と悠希が仲直りし、葵と3人で颯太にご奉仕します。

【レビュー】

近2作は凌辱ハーレム路線でしたが、本作では誘惑路線に戻しています。どちら付かずの作風は先入観も有ってか、いずれの路線の読者からも非常に選びにくい感も有るのでこれで良いと思います。

物語の根底に有るのは6年前に祥子の夫が亡くなり、弾みで悠希の夫が祥子を押し倒した現場を悠希が目撃し祥子に憎悪を抱いた事です。気位の高い悠希は祥子が大事にしている義弟の颯太を性に目覚めさせる行動に打って出ます。

そんな大人の女性同士の嫉妬に効果的に絡むのが姪の葵で有り、祥子とは望んで3Pになる一方で母親の悠希は縛り付けて2人のセックスを見せ付けたりと積極的です。4作品目ともなると年下の小悪魔系ヒロインが活躍するパターンもお約束になってきましたね。

主人公の颯太はやや早漏気味で精力でカバーしていますが、どことなくヒロイン3人に絞り取られている気もします。これもお約束の内でしょうか。部分的にご都合主義を思わせる部分も有りますが、全体的によく纏まっており濃厚すぎる官能シーンも秀逸です。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
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