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香坂燈也「隣の独身美母(シングルマザー)」

香坂燈也「隣の独身美母(シングルマザー)」
(フランス書院文庫、2015年3月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

2年前に引っ越して来た康子に興味を抱いていた翔太は、ある日ベッドの買い換えに伴い彼女が使っていたマットレスから放たれる匂いに発情してしまい、それがきっかけで康子と初体験をする。
ところが翔太に興味を抱いていた娘の瑞希や音楽教師の葵にも関係が発覚し、4人で仲良くする事に決めるのだった。

【登場人物】

葉山翔太
高校2年生で小柄で文系の童貞少年。両親と3人暮らし。瑞希とは同級生だが、好意の裏返しとは気付かずに女王様気質の彼女に対しては何処かで一歩退いた反応を示している。康子に対しては密かに思慕を寄せている。

岡野康子
39歳。葉山家の隣人で2年前に引っ越して来た。10年近く前に夫の浮気が原因で離婚。小児科のナースの仕事をしながら女手一つで娘を育てて来た。長い黒髪に垂れ目で和風な印象の顔立ち。巨乳。

岡野瑞希
高校2年生で翔太と同級生。康子のひとり娘で長い黒髪と父親似で目鼻立ちがくっきりした美貌と、長身でスリムな身体付き。吹奏楽部でフルートを担当している。普段は翔太に対してツンツンした態度を取っているが、好意を抱いている。処女

小宮葵
20代後半で翔太と瑞希が通う高校で吹奏楽部顧問と音楽を担当。白人の血が流れているせいか、ブラウン掛かった髪色で爆乳かつモデルのように背が高くスタイルが良い。ほんわかした雰囲気と美貌から男女問わず生徒から人気がある。
学生時代留学先の男と恋に落ち結婚していた過去があり彼の浮気が原因で離婚したが、約1年の夫婦生活において夫に仕込まれ被虐願望に目覚めている。

【展開】

ベッドの買い換えで康子からベッドの解体を頼まれた翔太はつい出来心でマットレスの匂いを嗅ぎ、若い性欲に火を付けてしまう。
翔太が勃起しているのに気付いた康子も自分が男を求めていると自覚し、正常位で少年の筆下ろしをするのだった。
瑞希の目を盗んでは情交を繰り返す2人だが、ある日吹奏楽部の演奏会をこっそりと見に来た後に帰宅し、2人の存在を不審に思った瑞希が先回りしてベランダから覗いているのに気付かず、岡野家の寝室で激しい情交をしてしまう。

数日後瑞希から康子との関係を追求された翔太はしらを切る事が出来ず、自分が代わりに性欲の捌け口になってあげると拙い奉仕をする瑞希の本心を知り、応えてあげられないと思いつつも騎乗位で処女を受け入れるのだった。
瑞希の様子から翔太と深い関係になったと察した康子は、自分だけを見て欲しいとの一心からサイズの小さい娘のセーラー服を着て興味を惹き、更に翔太から初めてが欲しいと後ろの穴を求められ独占欲を満たすのだった。

そんなある日瑞希を通じて葵から音楽室に呼び出された翔太だが、穏やかな口調で腕をあげた姿勢でソファーに横になると指先を縛られ拘束される。
事情の飲み込めない翔太に対し、再婚を間近に控えるも相手に問題があり独身最後の相手に翔太を犯したいと歪んだ性癖を告白した葵は、巧みな口戯や前立腺攻めで少年を悶絶させると騎乗位で跨がりあっという間に連続射精させる。
そこに不審に思った瑞希が現れるが翔太は爪先を舐めるように要求され再び勃起すると女王様と化した瑞希に変態と罵られながらも、一方で罰として彼女の秘所を口唇愛撫している葵に被虐願望が有ると知り四つん這いで後ろの穴を貫くのだった。

こうして高飛車な瑞希の気分に合わせ葵と3人で情交を繰り返すがそれが康子に発覚し、翔太が部屋を訪ねると週替わりで交わりシェアすると決めたと女たちから聞かされる。
納得のいかない翔太は自分のしたいようにすると瑞希を四つん這いにして貫き射精すると、それを見守っていた葵からクンニされ昂った康子に寝室へ誘われ、正常位で激しく腰を遣い失禁させるほどの快感を与える。
更に瑞希には康子と相互愛撫させるよう命じながら康子の裏穴に射精すると、自分も対等になりたいという瑞希の願いを聞き入れ、康子と葵に瑞々しい女体を愛撫させながらアナルにぺニスを挿入し射精するのだった。

翔太はセックスをする時は全員でと望み夏休み中なかなかスケジュールが合わずにいたが、ある日岡野家に集合しいつの間にか康子に主導権を奪われているのに気付きつつも、翔太は休む間もなく3人を抱くのだった。

【レビュー】

「官能大賞WC(ワイルドカード)編集部いち押し」と帯に明記された作者のデビュー作品。公式ホームページの記事から推測すると、第13回フランス書院官能大賞(2014年5月締め切り分)の選考落ちの作品をベースにしたようである。

前半部分は母性的な要素を持つ康子と高飛車でツンツンした性格の瑞希と母娘を渡り歩くショタコンめいた主人公を受け入れる展開だが、そこに音楽教師の葵が加わり彼女の秘密が露呈されると話の流れはうって変わり荒ぶる主人公の様相を呈して来る。

当初の応募作品がどういう展開だったかは推測するしか無いのだが、爆乳ほんわか系の葵の歪んだ倒錯に圧倒される主人公の喘ぎぶりは個人的には非常にツボに嵌まっていたし、直後に瑞希から言葉攻めに遭わされるのも良かったと思う。
但しこうした趣向はどうしても商業ベースではマニアックになりがちで 、やはり現実的に売れ線に持っていくとなると、葵の被虐願望を触媒に使って主人公に反撃の機会を与えた上で、ハーレム展開に導いていくのは自然と言えるのかもしれない。
プロセスはともかくとして、昨年デビューした天崎僚介氏や七海優氏のデビュー作品と似た纏め方に落ち着くという点においては、いかにもフランス書院文庫のお得意パターンなのかなと思う。

本作での康子、瑞希、葵の情交場面の割合は3対3対2、複数プレイに2といった比率で、極端な熟女推しでは無いので個人的には加点要素が高い作品である。濃厚な官能描写とそれを繋ぐ話の流れがスッキリ纏まると、完成度はより高くなると思うので今後に期待したい。
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tag : 童貞 高校生主人公 処女 母娘丼 デビュー作品

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隣りの独身美母〈シングルマザー〉(著:香坂燈也、フランス書院文庫)

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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