FC2ブログ

橘真児「女教師ふたり 僕を狂わせた体験実習」

橘真児「女教師ふたり 僕を狂わせた体験実習」
(フランス書院文庫、2002年11月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

【あらすじ】

恋人と喧嘩別れした真智は部屋に戻ると、ルームメイトのちひろが自分の後輩とイチャイチャしているのを目の当たりにし、嫉妬しながらもひとり遊びに興じてしまうが、ある日彼女の教え子の少年が現れたのを機にペット同然にしてしまう。

【登場人物】

天木真智
28歳。高校教師。気位が高く公私ともに周りから疎んじられる中で、5つ年上の彼氏と別離したばかり。初体験は20歳と遅めだが性的好奇心は人一倍強く、秘唇を鏡に写しながらオナニーするのが習慣になっている。

榊ちひろ
27歳。真智の1つ年下の大学時代の後輩の中学教師で、ルームシェアの生活を送っている。真智と対照的に愛嬌があり周りからチヤホヤされやすいタイプで、それが密かに真智の嫉妬を受ける原因になっている。Fカップの巨乳。

野々宮悠貴
中学3年生でちひろが担任を務めるクラスの教え子。小柄で変声期を迎えておらず、中性的な容姿からクラスメートの香織たちから性的ないじめの標的にされてはいるが、被虐願望を満たされそれなりに納得している。

夏目淳
25歳。真智と同じ高校の教師で、彼女の紹介でちひろと付き合うようになった。ちひろが彼を部屋に連れ込み情交に浸っていた所を帰宅した真智に覗き見られ、その巨根ぶりに目を付けられて執拗に真智から誘惑を受ける羽目に。

【展開】

恋人と喧嘩別れして部屋に戻って来た真智はルール違反だと憤慨しつつ、ちひろと淳の情交を覗き見た後、二人の喘ぎ声をテープに録音しそれをオカズにしながら秘唇に指を這わせるのだった。

そんなある日真智は悠貴が部屋の前でちひろを待っていたのを見掛け部屋に誘い相談に乗るが、少年の話ぶりから被虐願望を持ち合わせているのを見抜き、悠貴を言葉責めに遭わせながら四つん這いで受け入れペット同然にしてしまう。
真智の歪んだ性癖は次第にエスカレートし、悠貴に女装させて街を連れ回して散々いたぶり、車内で手コキ射精させた後初めての騎乗位での倒錯的な情交に溺れるのだった。

一方真智を絶頂に導くほどテクニックを上げた悠貴は放課後香織と二人きりの状況で、初心な彼女の反応に味をしめイラマチオさせている所をちひろに見付かるものの、真智が持っていたテープを持ち出し強引にちひろと関係を結んでしまう。
初めは脅迫を受けて仕方無くといったちひろだったが、悠貴の可愛らしい反応に背徳感を抱きながら情交に嵌まり次第に淳と距離をおくが、そんな中淳から相談を受けた真智はここぞとばかりに泥酔させて既成事実を作り頻繁に関係を持つようになる。

真智の高圧的な態度に辟易した悠貴は関係を清算しようとするが、逆ギレした彼女が脅しの材料に使おうと情交場面を収めたビデオを送り付けて来るとその画像を加工し、真智の勤め先の高校に送り付けて彼女が淫乱教師だと告発し手を打とうとする。
ちひろに彼氏がいるものの頻繁にセックスをしてくれるから大丈夫だと信じ込む悠貴だが、その裏ではちひろが香織と接触しているとは気付く筈も無かった。
ある日放課後の教室でちひろと睦み合っているとそこに香織が乱入し突然の告白をされるが、更にちひろから別れの宣告を受けなりゆきで香織を抱く羽目になるのだった。

【レビュー】

出版当時美少女ヒロインを題材にした作風で、マドンナメイト文庫やグリーンドア文庫(廃刊)を主戦場としていた橘真児氏のフランス書院文庫でのデビュー作品である。
本レーベルではもう1作品出版した後、美少女文庫の立ち上げに伴って活動の場を移し、2010年以降から現在まで複数のレーベルに渡って精力的な出版を続けている。

本作では帯にもあるように高飛車で直情的なあまり空回り気味の真智と、穏やかで計算高く世渡り上手なちひろの相反する二人の女教師を題材に、中性的な少年美を絡めた倒錯的な要素が強い作風である。
主人公を悠貴とするならちひろの恋人の淳が彼女や真智との情交描写は控え目にした方が良さそうだが、本作では女教師2人がメインと考えるのが自然なので淳の存在は良いアクセントとなっている。

勿論悠貴が未成熟な香織に顔面騎乗されたり、真智には女装させられたり、ちひろには後ろの快感を引き出されたりと、少年美をふんだんに引き出していてテキスト量の割には充実した内容で、ショタコン趣味をお持ちの読者に是非お薦めしたい。
関連記事

tag : 中学生主人公 童貞 処女

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR