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高杉圭「彼女の母は僕の言いなり」

高杉圭「彼女の母は僕の言いなり」
(フランス書院文庫、2012年6月、表紙イラスト:二見敬之)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年8月17日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

彼女の母は僕の言いなり
高杉 圭
フランス書院
2014-06-24




【あらすじ】

憧れの春子と一度だけ口付けを交わし有頂天になった一樹だったが、娘の舞が好きなのを知った春子が身を退いてしまいショックを受ける。それでも春子が娘に嫉妬して部屋を覗き見しているのを見て、無理矢理にでも彼女を自分のモノにしようと試みる。そんな中春子の次女のゆきの秘密も握り、一樹の獣欲は暴走を始めるが…。


【登場人物】

佐山一樹(いっき)
来年受験を控える高校3年生。幼い頃から近所の深志家と親しくしていたが、バレンタインデーの日に春子に想いを告白したが断られ、同じ日に長女の舞の告白を受け入れて付き合い出した。20cmを超える巨根だが童貞。

深志春子
37歳。Gカップ。夫は3年前に病気で亡くしている。寂しさから一樹に甘えてしまい口付けや抱擁までは至ったものの、娘の舞が一樹が好きなのを知り、彼の告白を断わったが未練を感じている。

深志舞
春子の長女で一樹と同級生の幼なじみで、付き合い始めて3ヵ月になる。サイドポニーがトレードマークの処女。 妹のゆきよりやや乳房が小ぶりなのを気にしてはいる様子。

深志ゆき
舞と1つ違いの妹で一樹や姉と同じ高校に通う。密かに一樹に想いを寄せているが、姉と付き合い出してからは表向きは冷たい態度を取っている。ツインテールで母譲りの巨乳だが、新体操部に所属。処女。


【展開】

日付が変わる頃舞の部屋で一緒に勉強をしていた一樹は、一度は自分を手酷く振った春子がドアの隙間から様子を窺っているのに気付き、わざと舞にキスをすると更に口唇奉仕を要求する。そこへ春子が訪ねて来て事なきを得るものの、一樹は彼女の行動が不可解だと見抜いてしまう。そして翌日学校から下校する途中で深志家を訪ねると、一樹は春子が自分の気持ちを弄んだと糾弾し、キスや手扱きだけに留まらずに遂には口唇奉仕で射精してしまう。

覚悟を決めていた一樹は一度だけの放精で収まりが付くはずもなく、リビングのカウンターに身体を押し付けるとバックで犯し始めるが童貞なだけに呆気なく射精してしまう。それでも落ち着きを取り戻すと春子の腕を拘束し舞の部屋のベッドまで抱えていき、彼女がイエスというまで何度でも犯そうと決意を見せる。ベッドの上で二回、勉強机の椅子に掴まらせて立ちバックで一回と中出しを続けてもなお抵抗する春子に対し、一樹は切り札の舞の純潔を奪うと告げよく考えるように告げるのであった。

翌日の昼休みにゆきが一樹の教室を訪ねて来てジャージを借りていくが、ふと廊下へ出ると空き教室に向かうのを見て不審に思い後を付ける。そこでゆきはジャージの股間の汗の匂いを嗅ぎながらオナニーに夢中になっていたので、すかさずスマホの動画に収めると、放課後に新体操の練習を終えたタイミングを見計らって女子更衣室に乱入する。言葉では嫌がっているように見せて、元より好意を抱いている一樹に脅されたつもりを演じていたゆきは、口唇を犯され対面立位で純潔を奪われると、彼に優しい言葉を掛けられて微笑みを見せてしまう。

その翌日一樹は深志家へ帰宅すると裸エプロンにさせた春子の出迎えを受け、通販で購入していたエアマット一式を浴室に準備されているのを確認すると、ローションまみれになりながらパイズリフェラを強制する。迸りの半分も受け止めなかったのを見るや、お仕置きとばかりに春子を四つん這いにしてアナルを貫くが、そこへ雨で濡れて帰宅した舞と鉢合わせになる。
一樹が春子のことが好きだと聞いた舞は失いたくない一心から自ら処女を捧げると、彼は責任は取るからと告げて躊躇なく中出しする。更に春子とともにお掃除フェラをするように求められ、剛直を挟んで母とキスをしている内に再び射精を迎え白濁を美貌に浴びせられてしまう。

翌日ゆきは一樹に話があると告げると、例の空き教室で待つように言われるが、スマホを差し出すのを見るや条件反射のようにペニスを取り出して口唇奉仕を始めようとする。しかしそこに舞が現れ問い詰められると、彼への恋心を白状してしまう。一樹はここで春子への想いを吐露して二人に別れを告げようとするが、彼女たちから一歩も退くつもりはないと居直られると、それならばと姉妹にダブルフェラを要求し精を浴びせる。そしてバックでゆき、舞の順でアナル処女を奪うものの、春子が心配するからと失言したことに気付く間もなく姉妹に逆凌辱され、とことん精を搾り取られるのだった。

舞とともにマットプレイを求められてから一週間が経ち春子は一樹が姉妹に搾り取られているとは知らず、女体の疼きを慰めようとネット通販でバイブを購入しそれをリビングで使おうとするが、娘たちと一樹が帰宅して見付かってしまう。二人の防波堤になるなんて詭弁はもう使えずそれでも躊躇を見せる春子だったが、娘たちに身体を愛撫されるとようやく素直に欲望を認め、バックでぺニスを挿入されながらもアナルにはバイブを入れられて絶頂してしまう。
続けて一同は浴室へ移動するが、先に到着したゆきの口から舞と結婚すべきと告げられ、だけど自分たちを見捨てたらと凄まれると、一樹は苦笑いを浮かべざるを得なくなる。一樹は舞には大事な話があるからと告げ先にゆきと交わるが、春子はここぞとばかりに娘のアナルにバイブを挿入して激しい絶頂を与える。そしてやっと舞の番となるが結論は焦らなくて良いからと機先を制され、一樹は又も女たちに主導権を奪われる。まだまだやる気の春子やゆきを見て舞に助けを求めたものの、自業自得だと言われてしまい長い夜は終わりそうにない様子である。


【レビュー】


デビュー作品「年上三姉妹【癒し旅行】」のヒットを受けて早くも3ヵ月後の刊行となった本作は、元は作者が別名義にてWebにアップしていた作品をベースとしているようである。登場人物名はほぼ同じだがもっとシリアスな凌辱作品であったかと記憶しているが、そのサイト自体が現在は無いためにあくまでも参考程度に留めておきたい。

題名からすればあからさまなほどの「言いなり」系ではあるものの、元々主人公は母親の春子が好きだっただけにきっかけこそは凌辱という形にしておきつつも、二回目以降の春子の心情には主人公の巨根を覚えさせられてしまった身体の火照りに抵抗できなくて…という一面も見られる。主人公も精力に任せてはみたものの、心を手に入れるのにはこれで良いのかという自問自答は窺えるので、単に凌辱作品にありがちな自己中心的な少年とは違っている。

一方春子の二人の娘の舞とゆきはこちらも主人公ラブな面がはっきりとしており、それが後々に主人公が自業自得だと言われる所以にもなってはいる。ゆきが主人公を想って倒錯的なオナニーをしているのを覗き見なければ、あるいは黙ってやり過ごしていれば…である。彼女も舞も一筋縄ではいかない頑固な一面があり、春子を選びたいのにという主人公のヤレヤレな思いも文中から伝わって来る。各章約50頁に対して、終盤の母娘4Pの描写は90頁強もあり、やってもやっても貪欲に迫る母娘に「お疲れさん」とでも言いたくはなる。

あと気になる点としては出だしの春子が主人公にどこまで許したのか、何故主人公が弄んだとまで憤慨させるまでに至ったのかの描写はやや不足気味かもしれない。しかしきっかけは凌辱だけど、終盤では主導権を奪われる展開というのもこれは新鮮だなと感じた次第である。
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tag : 高校生主人公 童貞 姉妹丼 母娘丼

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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