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相馬哲生「力ずくの蜜辱【彼女の母・彼女の妹】」

相馬哲生「力ずくの蜜辱【彼女の母・彼女の妹】」
(フランス書院文庫、2015年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年1月5日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

家庭教師の教え子である美少女の沙也香から告白を受けキスを交わした俊樹だが、その様子を母親の瑶子に知られクビにするだけでなく大学にも報告すると告げられる。追い込まれた俊樹は言葉巧みに瑶子に迫り関係を結んでしまいそれを沙也香の妹の優美に目撃されるが、優美がオナニーするのを偶々見付けた俊樹はここぞとばかりに反撃に打って出る。


【登場人物】

東條俊樹
20歳くらい?T大学に通い学年トップの成績をあげつつ、容貌も優れた青年。プライドが高く沙也香から告白を受けたばかりで彼女を大事にしようとするが、一方で気位の高い瑶子に並々ならぬ欲望を抱いている。土日に瑶子が在宅している時のみ、沙也香の家庭教師をしている。

佐伯瑶子
42歳。大手化粧品メーカーの管理職で、夫は中央官僚という恵まれた家庭環境にある中、家庭内で絶対的な権力を握っているプライドの高い女性。同年代の女性より若々しくスタイルが良い。Eカップ。かつて一度だけ火遊びをしたことを沙也香に知られ、俊樹にも弱味を握られる結果となる。

佐伯優美
俊樹より4つ年下の高校1年生で瑶子の次女。お嬢様学校に通い軽音楽部に所属し、おませな所がある小柄で未成熟な体つきの美少女。厳格な母親に秘かに反発し、姉に対しても劣等感を抱いている。性的な知識は大人並みだが処女

佐伯沙也香
高校3年生で俊樹の教え子。瑶子の長女で3年までバレー部で第一線で活躍し、聡明で溌剌とした性格でCカップの美少女。母親が不倫していたと知り、複雑な想いを抱いている。俊樹が家庭教師になり一目惚れ同然に好きになってしまう。処女


【展開】

ある日教え子の沙也香から部屋のなかで告白され、夢中になる余りにキスを仕掛けた俊樹だったが、どうやら瑶子が部屋の外から一部始終を窺っていたらしい。その翌日に俊樹は佐伯家に呼び付けられ家庭教師に相応しくないとクビを宣告されるが、このままでは自分の経歴に傷が付くし、何より瑶子が何かを期待しているように見えて俊樹は性奴隷になると恭しく迫り関係を結んでしまう。そして二週間が経ち俊樹は沙也香に課題を解かせている間、階下のダイニングへ降りると瑶子に迫り慌ただしく立ちバックで交わり、フィニッシュは口腔へ精を吐き出すのであった。

翌日部活を終えて帰宅した優美はリビングから聞こえた声に好奇心を抑えられずに中を覗くと、母が俊樹とセックスしている場面を目の当たりにしてモヤモヤを発散しようと部屋でオナニーを始めてしまう。そこへ情事を終えて沙也香の部屋に向かおうとした俊樹が声に気付き、優美に瑶子との関係に気付かれたと知り従わせてやろうと決意し部屋に乱入する。優美が大人しくオナニーの続きを披露すると俊樹は彼女の被虐性を感じ取り秘所を舐め回すが、それは嫌と拒まれてならば指を入れてやると流石に我慢の限界を迎え、指の代わりに剛直を挿し込み純潔を奪ってしまう。

瑶子と優美との綱渡りの二股生活を始めた俊樹はある日の帰りに瑶子が自宅まで車で送っていってくれることになり、密室の車内で瑶子に悪戯を仕掛けて発情させると高架下に車を停めさせ、口唇奉仕から騎乗位にさせて交わりを持つ。一方で優美とは図書館で勉強を終えた後にコーヒーショップに寄り、対面に座る少女の秘所を足指で責めると、多目的トイレに連れ込む。俊樹は優美に口唇奉仕を迫って射精すると、立ちバックにして中出し性交を果たす。

ある週末に瑶子は俊樹の求めに応じて沙也香の下着と制服を身に付けてイメージプレイに応じるが、娘を守るためという決意が不倫の罪の意識から逃れるための免罪符だっただけに、沙也香を演じさせられる内に次第に痴情を煽られていく。延々と続く秘所舐めに狂った瑶子は最早娘を演じていられずに挿入を求めると、屈曲位にされ胤付けされてしまう。

俊樹の欲望は留まることを知らず母娘3Pがしたいと考えて瑶子に優美との関係を仄めかすと、金曜日に沙也香の帰りが遅いのを利用して優美の部屋でブルマ姿になってオナニーするように命じる。娘との不適切な関係が事実だと知って瑶子は絶望に駆られながらも、優美の目を覚まさせようと必死に淫らな女を演じるが、逆に娘が意地を張って情交を求める始末。母娘を四つん這いに並べた俊樹は先に優美に激しく腰を遣って絶頂へ導くと、瑶子のアナルに狙いを向けぺニスを挿入してしまう。競い合うように自分にもと優美が陰核オナニーを始めるが…。

部活が早く終わり帰宅した沙也香は優美の部屋から母と妹、そして恋人の声が聞こえて来て怒りに任せて部屋の扉を開けるが、生々しい姿に凍り付いてしまう。沙也香を守るためと言いながらもまるで恋敵を遠ざけようとする母と妹に躊躇していると、すかさず俊樹からどうしたいと悪びれる様子も見せずに問い掛けられる。恋人を奪われたくないとの一心で沙也香もベッドに近付くと、俊樹の指や舌を受け入れ快感を自覚し始める。そしてベッドに横たわると母や妹の見守る前で、彼の剛直に貫かれ処女を失うのであった。


【レビュー】

これまで「力ずくの○○」の主題又は副題で年1~2作品ペースで作品を重ねる相馬哲生氏の新刊は、頭脳明晰な主人公が言葉巧みに恋人の沙也香の母親・瑶子や妹の優美を唆しモノにするのだが、「力ずく」なのは導入部までである。瑶子は初めから主人公の学歴の高さや外見の良さで娘の家庭教師を選んだ節があるし、優美も姉には敵わないけど彼氏を奪ってやろうという打算が感じられるからである。だからこその非「力ずく」なのかもしれないが…。

とは言え主人公も本命が沙也香であることに変わりなく、その代償行為として瑶子に娘のセーラー服や下着を着せてみたり、妹の優美にはブルマと体操服姿でイメージプレイをしたりと、その倒錯性は今から約10年前に活躍していた人気作家の作風に酷似しているように思う。よく見ればヒロインが感じて放ってしまう喘ぎ声や、ややぎこちない場面転換の仕方などいくつかの共通点も窺えるのである。

そのぎこちない場面転換とは終盤に母娘3Pの場面でありこれまで母娘視点だったのが、突然沙也香視点に変わったり、主人公視点に変わったりという目まぐるしさに現れている。相馬哲生作品ではこの視点切り替えがスムーズではないだけに、一読して場面を理解し難いところがあるので、もう少しコンパクトに纏めても良いのかなと思う次第である。






2017年も早々に相馬哲生さんの新作が刊行となります。




「仕事中ずっと妄想していたぜ、お前とのセックスをな」 隣席の美尻に手を伸ばし、新入社員の耳元で囁く達彦。
スカートを剥きあげ、23歳の秘唇に猛る硬直を突き入れる。 残業オフィス、出張中の飛行機、映画館、通勤電車……
隣りに居合わせた垂涎の美女を、俺だけのM奴隷に! 手を伸ばせば邪欲が現実に――ここは夢の楽園!



あらすじを見ても分かりやすいほどの凌辱作品ですが、この題名自体が無理やりのネーミングだと感じるのは私だけでしょうか…?
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tag : 大学生主人公 母娘丼 姉妹丼 処女

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Secre

No title

>今から10年以上前のフランス書院文庫で人気だった某作家の作風
ふっと思ったのは海堂剛氏だけど違うかしら?

Re: No title

はるさん

新年から沢山のコメントをいただき、ありがとうございます。どうぞ2017年も宜しくお願い致します。

>今から10年以上前のフランス書院文庫で人気だった某作家の作風を彷彿とさせ

実は私が想定していたのは海堂剛さんではなく、鏡龍樹さんです。本作ではヒロインの喘ぎ声が「はぁうっ!」「あうふっ!」などど描かれており、何より決め手となったのは「彼女」である沙也香が母や妹が主人公に抱かれているのを見て、「二人には負けたくない」と抱かれることを選択するまでの心理描写です。

鏡龍樹作品の大半を熟読しているだけに、お得意とするパターンはある程度把握しているつもりですし、そもそも人気がある作家さんがいきなり2009年でぱたっと刊行を止めるのは不自然だと感じていました。私は相馬哲生さんは鏡龍樹さんの新たな名義の一つだと信じていますし、鏡龍樹作品として読み進めていくから納得できるものがあると思います。

まぁこれで間違いだとしたら、実にお恥ずかしい限りなのですが…(苦笑)真相を明らかになさる訳はないので、私の勝手な思い込みだと感じていただけばと思います。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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