FC2ブログ

天崎僚介「義母風呂」

天崎僚介「義母風呂」
(フランス書院文庫、2015年1月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月7日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)


義母風呂
天崎 僚介
フランス書院
2015-08-14




【あらすじ】

右手を怪我した義母の真利子の為に入浴の手伝いをしてあげる事になった和真だが、自分を子供と見なしているのか何故か裸体を惜しげもなく見せるのに不審を抱き、隣家のお姉さん的な存在である奈津美に相談すると意外な返答が返って来る。


【登場人物】

海原和真
今春高校生になったばかりの少年。身長は真利子より5cmほど低く小柄なのを気にしている。4年前に実母を病気で亡くしたが、その折りに慰めてくれた隣に住む姉のような存在の奈津美と親密な関係になり、この春休みに初体験を済ませている。

海原真利子
34歳。3年前に前の夫を交通事故で亡くしている。4ヵ月前に和真の父親と再婚したが、性的に満たされず燻っている。身長163cmで92(F)-60-88と熟れ始めた魅力的な身体付き。亡き夫に性感を開発されており、淫らな面を持ち合わせている。

長崎奈津美
20歳。海原家の隣人で両親が経営するワインバーで働いており、父親が真利子の亡き前夫との仲人を務めている関係で真利子も含めて家族ぐるみでの付き合いをしている。スレンダーながらも出る所は出た健康的なプロポーションで溌剌とした性格の持ち主。84cmCカップ。


【展開】

右手を突き指して満足に身体も洗えない真利子は和真が年頃の少年だというのも失念し背中を流してもらうが、不意に秘肛に触れられ高ぶった性欲を満たそうと指戯に浸ろうとする。そこに和真が心配して浴室にやって来たので中断し身体を拭いて貰うが、シーツを替えてもらう約束を忘れ寝室でオナニーして眠ってしまい、扉越しに喘ぎ声を聞かれてしまう。

翌日和真から真利子との顛末を聞かされ軽い嫉妬を覚えた奈津美は父親が友人から貰った映像を見せ、前の夫との結婚式の二次会で濃厚なキスを交わしながら上気した表情を収めた様子から彼女にその気が有るのではと焚き付ける。エッチな雰囲気になった和真は奈津美とシックスナインになり口内に精を放つと、馬乗りから体位を変え正常位で二度目の射精にひた走る。
その日の夕方奈津美を招き打ち合わせ通りに狸寝入りすると、奈津美が意地悪く前の夫との馴れ初めを聞き出し、もじもじした反応を見て奈津美の言う事が本当だと知る。ワインを飲み過ぎて泥酔し寝込んだ真利子を見て奈津美は彼女の女体に悪戯する一方、和真にはお触りを禁じさせ焦らして楽しむが、いつしか2人ともその気になり騎乗位で交わってしまう。

二人の関係を知らない真利子は少年に身体を洗ってもらう毎日に心身が充実するのを感じ、その日は浴槽から出る際に無防備な秘所を見せ付け、和真も少しでも長く彼女の身体に触れたいと必死になる。しかし真利子は和真の口車に乗せられ酔って眠り込んだ所を襲われそうになり、自分がやり過ぎたと気付きとりあえず手コキで済ませようとするが、一度放出した位では収まらない和真の若い性欲に圧倒され相互愛撫から正常位で受け入れてしまう。

翌日和真から真利子と結ばれたと報告を受けた奈津美は彼女を試そうとワインバーに招き、和真に悪戯をするように命じる。すっかり上気した真利子は奈津美に勧められるまま和真とトイレに押し込まれ、後背位で情交を受け入れる。
一方の奈津美も母子がトイレで交わるのを盗み聞きして高ぶってしまい、2人が戻って来ると両親と真利子の目を盗んで和真をトイレに連れ込み、彼を便座に座らせて対面座位で交わる。

ある日いつものように和真に身体を洗わせ恥毛の処理を行わせた真利子は、お礼にと口唇奉仕をしながらアナルを刺激して射精に導くと、まるで恋人のようだと甘えながらリビングへ向かう。そこには奈津美が待ち構えており母子の関係を詰られ、自責の念から離婚すると口走る。突然の展開に奈津美は自分も和真と関係にあると打ち明け、少年に恋人が出来るまではこの関係を続けようと提案する。和真に膣出しされた真利子は、休む間もなく奈津美と交わり絶頂に導く和真を見守り頼もしいと感じるのだった。

1週間後夫の帰国を前にして、奈津美を招いた真利子は海原家の浴室で彼女にフェラチオレッスンを施すと後背位で和真を受け入れるが、秘肛を弄られて思わず気を遣ってしまい奈津美の勧めでアナルセックスを受け入れる。寝室に舞台を移して和真は2人からパイズリを受けるが、真利子がお返しとばかりに奈津美に対し和真をどう思っているかを尋ねると、思った以上の返事を聞かされ、これからの関係を夢想しながら2人に熱い精を浴びせるのだった。


【レビュー】

昨年「音楽室の女教師 放課後の甘く危険な旋律」でデビューした作者の2作品目に当たる本作では、シンプルなタイトルに正比例するかのように、メインの義母・真利子と隣人幼馴染みお姉さんの奈津美の2人が登場する。

大概の誘惑作品では主人公が初心なのだが、本作では既に中学卒業のお祝いとして奈津美に筆下ろしされており、これもあって義母に迎えたばかりの真利子への対処の仕方が変則的になっている。若い牡だから性欲は有るが女体経験を踏まえているだけに無闇にガツガツし過ぎず、奈津美との姉弟めいた従属関係もあり真利子の羞恥をジワジワと引き出し淫らにさせるまでの展開が絶妙で、ともすれば鼻に付くしつこさとの適度なバランスを保っていると言えるだろう。

真利子は亡くなった夫に開発されただけに主人公の父親と再婚し性に淡白なのを不満に感じつつも、主人公が年頃の牡の反応を見て楽しんだり羞じらいを感じたりとなかなか可愛らしくしたたかな面を見せている。一方奈津美は主人公の関心を真利子に奪われた事への軽い嫉妬と、姉のような立場として彼の想いを成就させてあげようという優しい一面とのアンバランスな行動が年頃の女性らしく、こちらも非常に良かったと思う。

終盤で真利子は性欲を満たす相手とする点を除けば主人公の母親として若いカップルを見守ろうという姿勢に転じ、卑猥な言葉を口にされるとウブな面を見せる奈津美に色々と教えてあげる流れで、ガツガツした3P描写にならなかったのも個人的には納得のいく所で好印象だった。


DSKさんと愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2015/1/23 発売義母風呂著:天崎僚介、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「タオルじゃなくて、私が直接洗ってあげるわ」泡まみれの手指を限界まで膨らむ息子の硬直に伸ばし、亀頭から雁首、幹から根元へ丹念に滑らせる若義母。期間限定ではじまった義母と息子の〝混浴〟体験。濃厚フェラ、裏穴舐め……エスカレートする34歳の性戯。柔乳や濡壺で施す献身的な奉仕は禁断の一線を越えて……...
義母風呂(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

4054『義母風呂』天崎僚介、フランス書院/フランス書院文庫、2015/01 発売●あらすじ年上の幼馴染みと関係を持ちながらも、四カ月前に嫁いできた義母に惹かれている少年が、右手を突き指した義母に頼まれて背中を流した事で、義母に対する性的な感情が膨らんでいき、義母と深い仲になっていく。●登場人物【海原和真】高校一年。幸一の息子。真利子の義息。奈津美の隣家の幼馴染み。小柄で甘えん坊で頼りない素直な少年。実母は四年...
4054『義母風呂』








管理人としては、天崎僚介さんのデビュー当初より2000年代前半の鏡龍樹作品や西門京作品からの影響を強く感じた印象です。というのはメインヒロインの真利子に対し、主人公が筆下ろしをしてくれた奈津美から教わった技巧で彼女をメロメロにしたり、終盤では淫らな本質を露わにした真利子が奈津美の感じさせ方を教えたりとこの流れはお二方の作品でもよく見られたからです。

そんな訳で5作品目となる新刊が12月に刊行されます。




「あなたの大好きなママより、今は私を見て」
吐息がかかる距離で甘薫ただよう柔乳を密着させ、
陸の昂りきった硬直を優しくしごくママの友達・景子。
フェラチオ実習、クンニレッスン、アナル授業……
37歳の熟肉で次々と施される艶めかしい性の洗礼を超え、
待っているのは、若義母・綾と交わす最高の禁忌!

関連記事

tag : 高校生主人公 母子相姦

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

義母風呂(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

2015/1/23 発売 → Amazonはコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 「タオルじゃなくて、私が直接洗ってあげるわ」 泡まみれの手指を限界まで膨らむ息子の硬直に伸ばし、 亀頭から雁首、幹から根元へ丹念に滑らせる若義母。 期間限定ではじまった義母と息子の〝混浴〟体験。 濃厚フェラ、裏穴舐め……エスカレートする34歳の性戯。 柔乳や濡壺で施す献身...

コメント

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR