FC2ブログ

鷹羽真「居候先の美母娘【最高の浪人生活】」

鷹羽真「居候先の美母娘【最高の浪人生活】」(フランス書院文庫、2014年11月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

大学受験に失敗した主人公は親戚の篠原家に世話になるが、お転婆なお姉さん系の恵那と頭が切れる怜美に挟まれ肩身の狭い思いをする中でお淑やかな和風美人の梨乃に惹かれていく。

【登場人物】

木本拓真
18歳。今春の大学受験を体調不良で失敗し、厳格な両親や出来の良い兄の居る実家に居づらくなり、梨乃の申し出を受けて篠原家に居候する事になった。童貞

篠原梨乃
35歳。3年前に夫は病死している。たおやかでお淑やかな雰囲気を漂わせ、和服の似合う熟れた肢体の持ち主。男性経験は亡くなった夫だけで、経済的には恵まれた環境なのか、特に外へ出て働いている様子は無い。

篠原恵那
19歳。大学生で梨乃の娘。ラクロス部に所属し明るい茶色に染めた髪をポニーテールにし、快活な性格と健康的な肢体が魅力的な美女。拓真に対しては弟のように思い、姉たちが通った大学に一緒に通うのを心待ちにしている。男性経験は有り。

篠原怜美
32歳。梨乃の妹で女性的な魅力を持つ姉と比較されるのを嫌がり、仕事に打ち込み若くして一流企業の課長職に就いた。肩で切り揃えた黒髪にクールさを湛えた美女でプライドが高い為男性とは長く続かずにいる。義兄の死去に伴い姉と同居を始めている。

【展開】

居候生活を始めて間もなく夜食を持って来た梨乃に自慰行為を見られてしまった拓真はその日以降毎晩のように手で性欲処理して貰っていたが、ある日彼女と濃厚な接吻を交わした事から性欲を押さえ切れずに本番がしたいと求める。

拓真の性欲の強さに困惑しつつも毎晩のように抱かれる梨乃は、ある日浴室掃除で転倒し濡れた肢体に欲情した拓真と白昼交わっている最中、サークル活動を早く切り上げた恵那が帰宅しその場は誤魔化せつもりだったが、娘に関係を知られてしまう。

事情を知った恵那はある日拓真の嫉妬心を煽ろうと飲み会に出掛けるが、男子学生に飲まされ泥酔しそうになって怖じ気付き拓真に連絡し迎えに来させて事無きを得る。
帰宅途中の公園で梨乃との関係を問われた拓真は恵那の告白を受け入れ、途中で見廻りの警官に見付かりそうになり場所を点々と変えながら駅弁スタイルで繋がったまま情交を交わし、それからは梨乃の目を盗みながら毎日のように関係を持つのだった。

翌週母娘の旅行に伴い怜美と4日間2人きりとなった拓真だが、3日目の晩に仕事に一区切り付いたと怜美に誘われ外食した後に帰宅し寝込んだ怜美にマッサージだと言いながら、熟れた肢体に勃起を擦り付ける。
それに気付かぬ筈の無い怜美に咎められ母娘との関係を白状させられた拓真は顔面騎乗された上呆気なく射精してしまうが、自慢の精力の強さで立て続けに交わり怜美を夢中にさせるのだった。

帰宅した母娘は拓真が勉強を口実に怜美と2人きりで毎晩部屋に籠るのを不審に感じるが、我慢の限度を超えた恵那は怜美との関係を白状させると、その晩拓真の部屋に踏み込むなり全裸で椅子に座る少年に痴女の如く迫る怜美の姿を目にする。
そこへ恵那と示し合わせた梨乃は自由を奪われた妹に見せ付けるようにパイズリ奉仕すると、姪に熟れた肢体を愛撫され続けた怜美も了承し3人で少年の愛情を受け入れるのだった。

【レビュー】

美少女文庫でも活躍する作者のフランス書院文庫での6作品目に当たるが、これまでにも複数ヒロインが登場する作品を刊行してはいるものの、ハーレムエンドに導く展開は本作が始めてである。
こうした背景を持つ作者だけに、和風美人、快活な娘、クール系美女と極端とも言えるヒロインの書き分けは流石にしっかりしており、それぞれの特徴を掴んでいる。

メイン格の梨乃は和風美人を意識してか、普段はこの作者のヒロインに有りがちなカタカナでの淫語連発という事も無く、平仮名での喘ぎでやや抑え目にしていたのは好印象と言える。
主人公と関係を抱く内にのめり込んでいるのは寧ろ彼女の方で、それでも慎みは保ちつつ朝から主人公に精の付く食べ物を食べさせたりと、傍目から見るとバレバレな事を自然にしてしまう可愛らしさを感じられた。

恵那は主人公と梨乃の初夜を盗み聞きしてしまうも母親の境遇を思い口に出さずにいるが、流石に2回目を知り主人公への想いもあってか後先顧みずに行動を起こすのはやはり娘系ヒロインらしい。
ただ後述する怜美の存在も有って終盤で割りを食った感もしなくもなく、娘系ヒロインの良さを発揮しきれなかったのは残念である。

怜美は自分が姉や姪の保護者という気概もあり当初は主人公に対して冷たくあしらいつつ、2人きりになってから柔和し主人公にS的な態度で情交に及ぶのはやはり鷹羽作品らしいヒロインだが、それだけに梨乃や恵那との情交に気付くシチュエーションから主人公を責め立てる展開も有りかなと感じた。

終盤3人が揃って怜美がボンテージ、梨乃が赤い下着、恵那がラクロスユニフォームでしかも全員手袋着用と突拍子も無い展開に切り替わるのは作者らしい自己主張ではあるが、官能小説に合わせもう少しスムーズに切り替えられればという気がする。
関連記事

tag : 童貞 母娘丼 姉妹丼

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

居候先の美母娘-最高の浪人生活(著:鷹羽真、フランス書院文庫)

2014/11/25 発売 → Amazonはコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 「私たちのせいでこんなに大きくなっているの?」 受験のために暮らしはじめた親戚宅での生活は、 未亡人・梨乃&女子大生・恵那の色気で崩壊寸前。 真夜中の手しごき、眠気覚ましの朝フェラのみならず、 セックス・レッスンの予習&復習も欠かせない…… 拓真が居候先で学ぶ、もうひと...

コメント

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR