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宗像倫「幼なじみの継母娘(ははこ)」

宗像倫「幼なじみの継母娘(ははこ)」
(フランス書院文庫、2014年10月、表紙イラスト:ゴトウヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年12月15日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

幼なじみの継母娘
宗像 倫
フランス書院
2015-03-06




【あらすじ】

退職し故郷に帰って来た浩司は、幼馴染みの栞と出逢い既に結婚している上、継娘の千尋や茉莉が居るのを知る。数日後茉莉と再会するが何故か彼女は性行為に積極的で、継母の栞や姉の千尋とも関係を持たせようとする。


【登場人物】

菅原浩司
34歳。仕事を辞めたばかりで帰省したが実家に帰る訳にもいかずにアパートを借りて一人暮らしを始めたが、街中で幼馴染みの栞たちとバッタリ再会してしまう。現在は無職で独身。

藤堂栞
34歳。浩司とは小学時代からの幼馴染みで、大学時代の恩師である定年間近の夫と結婚し、男児をもうけている。黒髪のボブカットが似合い、肉感的な肢体の持ち主。

藤堂千尋
高校3年生。栞の夫の連れ子に当たるが、栞とは適度な距離を置きつつも上手くやっている。母親の血筋の影響から髪は明るい茶色だが、長く伸ばし清楚な印象を与える。男性との付き合いは無く、やや臆病になっている。

藤堂茉莉
高校2年生。栞の夫の連れ子。陽に焼けた健康美と人懐っこい性格が特徴の美少女。吹奏楽部に所属。栞とは早くから打ち解けている。姉ほどではないが茶色かかった髪色にショートカットで快活な印象を与える。中学3年の時にロストヴァージンしてから、男性経験は今の彼氏を含めて3人目。ファザコンの気があり浩司にも甘えて来る。


【展開】

15年振りに栞母娘と再会した浩司は自分との境遇の差に引け目を感じそそくさと別れるが、数日後本屋で茉莉と出会い自宅まで車で送ることになる。そこで好奇心旺盛な茉莉の積極的な態度に脈ありと見てデートスポットの高台に連れて行くと、軽自動車の車中で濃厚なキスを交わし相互愛撫した後で、避妊具を付けて正常位で行為に及ぶ。その途中で栞から連絡が入り肝を冷やすものの、茉莉はあっけらかんと継母の大事な人を奪うつもりだったと誘惑の意図を明かすと、浩司は大人の余裕たっぷりにスローな腰遣いで絶頂へ導くのであった。

茉莉を抱いた三日後栞から同窓会の打ち合わせをしたいからと自宅に招かれるが、トイレを借りてリビングに戻る際に息子を寝かし付けようと添い寝している栞に触発され、後ろから抱き付く形で犯してしまう。更に数日後栞が自分の誘いを断らずに現れたのに気を良くして自室に招くと、中学の時から好きだったと告白を受けて正常位で交わり中出しまでするが、当の栞から人妻であることに拘りを持ちこれで最後にしてと懇願される。

それでも栞との密会は続き藤堂家の浴室で栞をバックから対面立位、更には駅弁スタイルにして辱しめを与えるが、そんな性交を下校した千尋に見られてしまう。栞は千尋に事情を説明するとともに浩司との連絡を断つが、それに困った浩司は茉莉に電話しラブホテルで密会する。継母との関係をあっさりと看破されたものの、茉莉もMっ気が強いようで求められるままに後ろ手に縛って目隠しして四つん這いで犯すと、本気で泣き出すほどの絶頂に陥ってしまう。

茉莉から何なら千尋も巻き添えにすればとアドバイスを受け、夏休みも目前に迫ったある日浩司は茉莉の部屋でバックで交わっていた。隣室にいる千尋が声に耐えかねてドアから中を覗いていることを承知で茉莉をイカせると、千尋に声を掛けて部屋に引きずり込む。初めは筋書き通りに千尋を犯すつもりだったのが、姉が処女だと知った茉莉も反対に回ったため、剛直を扱かせることで納得する。千尋は妹にレクチャーを受けながらもグロテスクなぺニスを口に含み、茉莉が浩司の指ピストンで絶頂するのを見ながら自らも快感を貪るが、口内に白濁を吐き出されて呆然としながらも飲精してしまう。

夏休みに入りどうにか千尋を説得した茉莉は、夏祭りを口実に浩司に引き合わせると彼氏に誘われたからと二人きりにする。処女を捧げるつもりの千尋は浩司の自室を見たいと告げるが、浩司は気が変わらない内にことを急ぎ、木陰で対面立位にして交わろうとする。人がやって来て行為を中断せざるを得ずに部屋にやって来ると、茉莉にしたように全身を愛撫して快感を引き出し正常位にして交わるが、千尋の締め付けの強さに剛直を引き抜く間もなく膣奥へ射精する。

千尋の理解を得られた浩司はある日茉莉がいない日を狙って藤堂家を訪ねるが、二人の継娘ともども彼に抱かれていたと聞かされて栞はショックを受けてリビングに逃げ込む。夏休みが終わるまでという浩司の言葉に流され、千尋の見守る前で指ピストンによる絶頂を迎えた栞は、騎乗位を求められて先に達してしまう。浩司は次は千尋を呼び寄せると立ちバックにさせ、栞に見せ付けるように腰を遣うとフィニッシュは口腔に精を注ぎ込むのであった。

8月に入り外出して不在がちだった茉莉が家にいる時に浩司は栞との母娘3Pに興じ、彼氏がいるのにエッチは浩司の方が良いとあっけらかんと告げる茉莉に苦笑いを浮かべながらも、栞には素股をして欲しいと求める。素股が騎乗位になると茉莉には顔面騎乗をさせ、早く交わりたいのなら継母をイカせてごらんと唆していると、そこへ千尋が予備校から帰宅する。栞、茉莉と立て続けに剛直で絶頂に導くと、千尋の腕を拘束しまだ未熟な膣内に指ピストンを始めて快感を教え込んでいく。千尋に挿入したが既に焦らされ続けていただけに浩司も長くは持たずに、フィニッシュは茉莉の口内に白濁を吐き出し飲精してもらう。

当初の約束通り夏休みが終わる前に母娘たちと逢うのを止めた浩司は、再就職先を見付けて忙しく働いていたが、11月も半ばを迎えたある日栞の連絡を受け車を走らせて初めて茉莉と行為をした高台の駐車場へやって来る。継娘たちの近況を聞いた浩司は来春進学を迎える千尋との仲も復活すると確信しながらも、言い訳がましく密会を求める栞が戻ってきたことに喜び、一回口唇奉仕で射精してから彼女を抱こうと決意を固めるのであった。


【レビュー】

「強引な和姦」という誘惑作品と凌辱作品の中間という路線を貫いて来た作者の3作品目だが、本作では誘惑作品寄りに舵を切ったように感じる。主人公に取っては幼馴染みの栞が勿論本命扱いなのだが、母娘ハーレムのきっかけとなった茉莉が父親を奪った栞に対して複雑な感情を抱いており、ファザコン気味な嗜好から似た雰囲気を持つ主人公に対して親和性を感じている為に入り組んだ展開になっている。

栞と情交を結びあられも無い反応を見せて満足するも身体と心は流石に一体では無く主人公は対応に苦慮するのだが、もう一人の継娘の千尋を糸口として「全員攻略」を果たし、栞も結局は嫉妬もあってか主人公を受け入れてしまう。そこから母娘丼のハーレムで締めない所がこの作者らしい所と言えそうだが、主人公が無事再就職を果たした上で栞との関係が復活しそうな流れは個人的には女性目線で書くのが得意なのか、或いは女流作家なのかもしれないと思われる。






2015年の「てほどき先生 予備校講師、クラスメイト、隣人、そして従姉と…」以来、ちょうど1年振りに宗像倫氏の新作が刊行となります。




「仕方ないですよ、奥さんが刺激するんだから」
隣室から聞こえる新婚夫婦の喘ぎが祐一を暴走させた!
人妻が垣間見せた「隙」につけこみ忍びこんで、
初々しい秘唇へ押しこまれた、力ずくの怒張。
清楚な美貌に隠された新妻の、牝の本性が露わに……
やめられない、終わらない――最高の隣人調教!




若干入り組んだ作風がお得意なのかな?と思われ、前作でもその複雑さが女心そのものかもしれませんが、男性読者が多いだけにストレートな誘惑作品としてくれた方が良かったのかなとは思います。本作はあらすじの時点ではあからさまな凌辱となりますが、【無理強い】なだけにデビュー当初の強引な和姦路線に近いのかもしれません。
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tag : 社会人主人公 母娘丼 姉妹丼 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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