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本城山羊「母娘風呂【初体験づくし】」

本城山羊「母娘風呂【初体験づくし】」
(フランス書院文庫、2014年9月、表紙イラスト:池田正輝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

母娘風呂【初体験づくし】
本城 山羊
フランス書院
2015-03-20



【あらすじ】

隼人の幼馴染みの凛子の母親・志津香は旅館の借金を立て替えて欲しいと隼人の父親に懇願するが、その見返りとしてソープ旅館とする事と、志津香もソープ嬢として働かせる為隼人を教育係として受け入れるよう求められるが…。

【登場人物】

黒井隼人
高校2年生。父親は風俗企業・黒井グループの社長で、跡取りとなるべく継母に手解きを受けているが、彼女の強い意向でセックスは未経験。幼馴染みの凛子の母親の志津香に亡くなった継母の面影を重ねている。20㎝級の巨根。

姫宮志津香
38歳。老舗旅館の「清水荘」の女将だが、亡き夫の遺した借金を黒井グループに立て替えてもらう見返りに、高級ソープ宿として改装し志津香自身もソープ嬢になるよう要求される。長い黒髪を束ね整った容貌と、和装の上からでも分かる位の豊満なバストの美しい女性。

姫宮凛子
隼人と同い年で同じ高校に通い、学業優秀で志津香の愛娘。肩の辺りで切り揃えた黒髪に、釣り目がちでキツく見えつつも幼さも残した美少女。表面上は隼人を見下したような態度を取るが、幼馴染みの彼に強い関心を抱く。処女。

【展開】

隼人は父親から融資の条件として自らの帝王教育の一貫として清水荘に向かい、2週間で志津香を調教しソープ嬢に仕立て上げるように求められ、一瞬躊躇するも自分が行かねば他の男に蹂躙されるのだと知り渋々引き受ける。
それでもきっかけを掴めずにいた隼人は取り敢えず温泉に浸かっていると志津香が入って来て自分にテクニックを教えて欲しいと告げられ、意を決して彼女に口や乳房を使った奉仕を教えながら美貌に大量の精を浴びせた後、マットプレイから正常位で貫き童貞を卒業する。

志津香に継母の面影を重ねた隼人は久しぶりに継母の夢を見た後に志津香への想いを深めつつ彼女の口移しでお茶を飲ませてもらったり、騎乗位で繋がるように要求し凛子の目を盗みながら毎日情交を重ねる。
しかしある日2人の親密な様子を不審に思った凛子は部屋に踏み込み自分も母と同じようにレッスンして欲しいと告げると、隼人は処女だからと説得しようとするが結局は押し切られてしまい、志津香の見守る中で凛子の喪失儀式を行なう羽目になる。

昼間は校内で凛子と交わり、夜は志津香を四つん這いにさせ後ろの穴でも繋がる日々を過ごす隼人だが、母娘に溺れる気持ちを抑えつつも新たなレッスンだとして二輪車プレイを要求し、身体を重ねた母娘は隼人の目の前で百合プレイを披露するのだった。

隼人は非情に徹し2人の羞恥心を克服させようと、混浴露天風呂に連れて来て他の男性客の見守る中後背位で母娘を貫いたりと、レッスンを重ねる内に最終日を迎える。自ら課した淫らな接客テストに母娘は合格するものの本心を抑えられなくなった隼人はその晩父親に電話し、1年間自分に旅館の再建を託して欲しいと掛け合い失敗した場合は勘当して構わないからと告げて何とか説得する。

数ヵ月後皆でアイディアを出し合い再建に目処を付けた隼人は、今夜も専属の泡姫となった志津香と凛子母娘から労いの言葉を掛けられ奉仕されるのだった。

【レビュー】

第8回(2012年)美少女文庫新人賞を受賞した「ほんじょう山羊」氏は14年9月現在で同レーベルで既に10作品を刊行しており、既に中堅と言えるだけの実績とキャリアを重ねた人気作家と言えるが、満を持してフランス書院文庫へ参戦となった。
作者の作品の大半は「美少女文庫えすかれ」という別レーベルにおいて調教要素の強い作品を刊行しているが、あくまでも美少女文庫本体に比べての程度の差であり、見た目はハードでも中身は愛の込められた調教プレイである。
従って作者がフランス書院文庫に進出した際には凌辱色の強い作品を刊行するのではと個人的には見ていたが、意外にもフランス書院文庫のデビュー作品ではレーベルの主旨に沿った無難なハーレム路線で落ち着いている。

と前置きが長くなったが、作品の内容は経営の傾いた旅館への融資の見返りとして女将の志津香をソープ嬢とすべく、帝王教育を受けた童貞の主人公が調教を繰り広げる内に娘の凛子も巻き込まれる母娘丼ものである。
幼馴染み母娘と繰り広げる甘々イチャラブのソープごっこが本作の主旨で、美少女文庫の作品群に比べると落ち着いた作風になったのかなというのが個人的な印象である。
借金のカタに調教と言えば凌辱作品の王道パターンだが、主人公は手解きを受けたとは言え童貞で志津香に継母の姿をダブらせているし、凛子は主人公に想いを寄せているのだからこの時点で誘惑的な要素の方が鮮明だと言える。

もっともフランス書院文庫でのデビュー作品だから顔見せ程度に抑えたというのも感じられたので、過激でハードな凌辱作風あるいはより甘々トロトロの誘惑作風のどちらにも傾く可能性が有るだけに、今後の作品に注視したい。美少女文庫で3ヵ月に1作品を刊行する程精力的な創作を続ける作者(並行して別名義で他社ではハードな作風を書いているという噂も有るが)なので、本格参戦となった際の影響力は小さくないと思われる。

【参考記事】

「美少女文庫 レビュー」のみきりっちさんによる作者の美少女文庫デビュー作品のレビュー記事です。
えすかれ美少女文庫 サムライ・凜は0勝7敗!?サムライ・凜は0勝7敗!? (美少女文庫えすかれ)posted with amazlet at 12.03.22ほんじょう 山羊 フランス書院 Amazon.co.jp で詳細を見る3月発売のえすかれ美少女文庫の新刊です。読み終わったので、レビューです。この作品は、第8回新人賞受賞作品みたいですね。いきなりえすかれレーベルって所が怖い気がしますが、さて気になる中身は…(汗)主人公は、剣術道場の師範である祖...
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tag : デビュー作品 高校生主人公 童貞 母娘丼

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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