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葉川慎司「未亡人ママは生保レディ」

葉川慎司「未亡人ママは生保レディ」
(フランス書院文庫、2014年9月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年6月11日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

未亡人ママは生保レディ
葉川 慎司
フランス書院
2015-05-08



【あらすじ】

父親を亡くし母親の志津香と2人暮らしをしている悠斗は密かに母に想いを寄せていたが、ある日母親の後輩の愛実から告白され関係を持ってしまう。志津香に交際を隠し通そうとするが発覚してしまい、母もそれを応援すると知って安心するが…。

【登場人物】

久保悠斗
私立校に通う17歳。5年前にトラック運転手だった父親を亡くし、母親の志津香と2人で暮らしている。同級生の女子からよくモテる美少年だが、目下志津香に興味を抱いており、同年齢の女の子に興味を持たない。童貞

久保志津香
38歳。悠斗の実母で大手生命保険会社に勤務するセールスレディ。初めての男性である夫を事故で失って以来、女手1つで育てている。悠斗にはやや甘い所があるが、息子の男としての成長に密かなときめきも感じている。愛実よりワンサイズ大きな巨乳。

吉川愛実
25歳。志津香の後輩で新人社員。子煩悩な志津香の話に感化され、悠斗に興味を抱いている。スレンダーながらもDカップを超えるバストと女らしい曲線を描くヒップに男性社員のみならず、志津香も妹のようだと思いつつ可愛らしいと関心を持っている。

【展開】

ある休日志津香は溜まった洗濯物を洗おうとして悠斗のボクサーブリーフを目にし、無意識に精の臭いを嗅ぎ付けオナニーしてしまうが、息子の為に恋愛はもう少しの間封印しようと決意する。

数日後学校の創立記念日の振替で休みとなった悠斗は志津香の裸を想像しながら自慰を済ませると、そこへ母親の忘れ物を取りに来たという愛実の訪問を受ける。初対面でわざとパンチラさせる彼女に何処か警戒していた悠斗も本気だと分かり、玄関で口唇奉仕を受け射精する。場所を変えぬまま愛実の秘所を見せてもらい舌で味わった悠斗は、彼女の右足を上がり框に乗せた対面立位で交わり膣奥へ射精する。

愛実との交際を打ち明けられぬまま彼女の来訪を受けた悠斗は、ある日母親の目を盗み泊まりに来た愛実と浴室で泡まみれになりながら交わるが、その情交を志津香に気付かれてしまう。数日後のある晩志津香は覚悟を決めて、赤い下着を身に付け黒いシースルーのネグリジェを纏い悠斗の部屋を訪れる。添い寝しながら愛実との関係を問い質し真剣な交際だと聞いて安心するが、その格好が息子の劣情を誘っていると分かって嬉しくなりキスをしながら手で射精させるのだった。

悠斗からのメールを見て関係がバレたと愕然とする愛実に対し、志津香から息子の恋人だから公私の区別は付けたいと仕事でのコンビ解消を告げられギクシャクしつつも、愛実は認めて貰おうと仕事に専念する。そこへ開拓先である建設会社の社長から暗に枕営業を要求され、愛実に照準が向けられていると知った志津香は、自ら身体を張って建設会社に向かおうとする。
しかしそこへ愛実の連絡を受けて早退した悠斗が現れ、涙ながらに行かないでと引き留められてしまう。悠斗と愛実の本意を知った志津香は一線を越える決意を固めると、息子を連れてラブホテルへ向かう。愛実が代償として枕営業をしているかもしれないという罪悪感も抱きつつも、志津香は悠斗の想いを受け止めて正常位で交わるのだった。

母子が結ばれてから2週間後、悠斗と愛実の仲がギクシャクしていると知った志津香は週末に愛実を自宅へ招く。母親の問い掛けに2人とも同じ位好きだと言う悠斗を見て、同じように愛してあげると返答した志津香は愛実と共に息子に奉仕を始める。寝室に舞台を移し志津香は愛実をベッドに横たえると悠斗に秘所をねぶらせ、自分は乳房を愛撫し今晩だけはと「おかあさま」と呼ばせて倒錯した快感を味わう。
連続絶頂で気怠さを残しながらも愛実も反撃とばかりに、悠斗と二人で志津香の熟れた肢体を愛撫する。我慢出来なくなった悠斗は愛実が騎乗位で交わるように、母には顔を跨ぐよう命じ中出ししてしまう。それを見た志津香は嫉妬を滲ませながらも女性上位のシックスナインでペニスを頬張ると、愛実の指ピストンを受け入れ盛大に潮を吹かせる。騎乗位で悠斗と交わったものの愛実がアヌスに興味を持ち、悠斗もそこでなら中出ししても大丈夫だからとやる気になり、下から突き上げられる形で後ろの処女を失うのであった。

【レビュー】

2013年10月にデビューした作者の2作品目である。近年のフランス書院文庫においては、相姦作品と言えども義母(継母)や母方の叔母だったりと血縁よりは社会的な背徳感をモチーフにしているが、本作では実の母子による相姦作品である。

本作においてはタイトル通り生保レディとして働く母親の志津香とその息子の悠斗に母親の後輩である愛実を絡めており、彼が愛実に誘惑され関係を持ったと知った志津香は彼女が本気だと理解しつつも、対抗意識から自分も悠斗を誘惑する。その後起こった事件を契機として悠斗と結ばれた志津香は愛実を息子の恋人というよりも義理の娘のように見るようになり、仲直りの儀式を行うまでの流れを主導している。こうした事から普段であれば悠斗が主人公となるべき所だが、志津香を中心に考えた方がスッキリと纏まるように思える。

本作に関して他のレビュアーさんからも指摘を受けている「枕営業」の件だが、母子相姦に至るきっかけにこそなるとは言え、未回収の伏線として残ってしまうのなら、やはり要らなかったのではないかと疑問を抱かざるを得ない。他にも読み進めていくと、前後に矛盾を感じる箇所が散見される。欲を言えばきりが無いが、それでも90年台から続く倒錯的な要素(母子相姦やレズ描写)を加えつつも、職業的なアイコンを駆使している作者の次回作に期待したい。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2014/9/25 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。紺色スーツ越しにもわかる豊麗な胸、成熟した腰つき……男の目を釘付けにする熟女ママは生保レディ(38)。息子を虜にする同僚の生保レディ(25)がきっかけで、必死に抑えこんでいた男と女の感情が解き放たれていき……母性を狂わせる志津香、瑞々しい色香を放つ愛実――二人の「働く女」が淫らな炎を燃やす、危険な三角関係!(引用元:Amazon)★★★★☆ 息子...
未亡人ママは生保レディ(著:葉川慎司、フランス書院文庫)

愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
4031『未亡人ママは生保レディ』葉川慎司、フランス書院/フランス書院文庫、2014/09 発売●あらすじ実母に特別な想いを抱く少年が、実母の同僚である新人生保レディと出会ってすぐに惹かれ合い密かに恋人になるも、それを知って身代わりにセクハラ顧客の相手をしようとした実母とも、未然に救って結ばれる事になる。●登場人物【久保悠斗】志津香より二十一歳年下。童貞。高校生。昌治と志津香の息子。美少年。【久保志津香(しづか...
4031『未亡人ママは生保レディ』



作者は年1作品ペースの執筆を続けていますが、最新作である4作品目が6月に刊行されます。隣人妻と言いながらも20歳の女子大生も登場しますが、こういうシチュエーションって良いですよね。




作品紹介(公式ホームページ)

「今夜、夫は出張中なの。この意味、わかるわね?」
上品な物腰とは裏腹に濃厚な口戯を仕掛けてくる熟妻。
とろける唇の甘いスロートに、雄一郎は身も心も絶頂へ。
奈央とひとみ――完熟女体でおしみなく誘惑を仕掛け、
性悦の楽園に導いてくれる近所のおいしすぎる人妻たち。
思いがけない姦淫の果て、さらなる薔薇色の未来が!



※あらすじはAmazon作品紹介より引用しています。
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tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦(実)

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未亡人ママは生保レディ(著:葉川慎司、フランス書院文庫)

2014/9/25 発売 → Amazonはコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 紺色スーツ越しにもわかる豊麗な胸、成熟した腰つき…… 男の目を釘付けにする熟女ママは生保レディ(38)。 息子を虜にする同僚の生保レディ(25)がきっかけで、 必死に抑えこんでいた男と女の感情が解き放たれていき…… 母性を狂わせる志津香、瑞々しい色香を放つ愛実―― 二人の...

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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