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吉見晶「強奪中 姦禁マンション」

吉見晶「強奪中 姦禁マンション」(フランス書院文庫、2012年7月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

従妹の桜子と咲希に密かな想いを寄せていた行人は保護者としての迷いも抱きつつ、20歳になった桜子の告白を受け入れて処女を奪う。しかしその関係は咲希にもバレてしまい…。

【登場人物】

森永行人
40過ぎの独身男性。戸籍上は従妹に当たる桜子と咲希姉妹を女子校に通わせる為に叔父から預り育てて来た。

森永桜子
20歳になったばかりの大学生。2年前に行人に1度告白するも、20歳になっても好きでいてくれたらと断られる。体の良い断り文句と気付かずに再び猛アタックを掛けるが…。
167㎝の長身とトップ92㎝Fカップの魅力的な肢体で一見クールビューティに見えつつも、愛らしく優しい性格。処女は当然行人に捧げるつもりでいる。

森永咲希
お嬢様学校に通う高校1年生。桜子に比べればまだ未成熟な体付きでCカップ。姉とは対照的に髪を短く切り活発な印象を与えるが、男性経験は無し。

【展開】

健気な桜子を受け入れる決心をした行人だが、焦らしてやろうと返事を夜まで先延ばしにする。
咲希が寝静まったのを見計らい告白を受け入れてくれたものの、かと言って何も手出ししない行人に肩透かしを食らった桜子は浴室へやって来る。
ただ背中を流すだけの筈が行人の勃起をしごく事になり、乳房を剥き出しにされて手首と共に縛られると桜子は想像と違う展開に戸惑いつつも、乳首を愛撫されただけで絶頂に導かれ、その後に口唇奉仕で精を飲まされる。
自分の部屋に舞台を移した行人は桜子を縛ったまま瑞々しい乳房や処女穴を散々ねぶって何度も絶頂に至らせ、まんぐり返しで処女を奪うも何とか膣外へ射精した後に、後始末とばかりに再び秘唇をクンニして失神に導くのだった。

数日後の晩に行人の部屋から艶かしい喘ぎ声を聞いた咲希はベランダ越しに部屋を覗き、行人と桜子の激しい情交を目の当たりにしながら自らもオナニーで絶頂するとアタックしようと決意し、翌朝彼の出勤に合わせて電車に乗りわざと体を密着させる。
咲希からのシグナルを受け取った行人だが手を出す訳にも行かず、桜子に代わりに性欲処理をして貰おうと脱衣所に向かう。
そこで繋がったまま桜子の部屋に移動すると、咲希に聞かせようと部屋の壁際に密着して後背位で交合し続ける。
仕掛けが効きすぎた為か咲希は部屋に乗り込み逆上するだけに留まらず、衝動的にベランダから身を投げようとして止められ意識を失う。
意識を取り戻した咲希に罰として尻をぶつ事を思い付いた行人だが、彼女は思いの外激しい反応を見せて絶頂に達してしまう。
処女を失うのには決して早過ぎないと健気な態度を見せる咲希に触発された行人は中年男のねちっこい愛撫で何度か絶頂に導くと、
正常位で処女穴を貫くも思うように動く訳にも行かず素股で射精寸前まで腰を使い、桜子の名をわざと出して精を飲ませ満足するのだった。

ある日桜子の外出に合わせ行人は咲希にお仕置きの打擲を加えるが、そこに桜子が帰宅し鉢合わせになる。
一応は咲希との関係を理解しつつも激昂する桜子だが、着飾って合コンに行ったのがバレてしまい咲希同様にお仕置きされてしまう。
縛られて感じた上に剃毛された桜子にうっとりとした咲希は自分にも同じようにして欲しいと行人に求めると、姉にのし掛かられて敏感な箇所を触れ合わせながら3人で愛し合うのだった。

【レビュー】

本作でデビューした作者だが元から凌辱作品との触れ込みは無いものの、タイトル全般は凌辱作品と思わせる。
近年増えて来た「ハイブリット誘惑作品」の一種で、きっかけは凌辱っぽいが結局はヒロインとラブラブになる流れは流行りかもしれない。
舞台設定は小日向諒「姪姉妹【寵愛】」とよく似ており、保護者として2人の生娘を育てて来た主人公が多少は悩みつつも長女、次女と相次いで関係していく流れである。

確かにそのタイトル通り主人公が2人に向ける愛情の向け方は「躾ける」などの言動を見るからに甘々な雰囲気は感じられないものの、
あくまでも2人を大事にしようと調教に手心を加えているのは分かる為、決して凌辱作品とは言えないだろう。

成熟したメリハリボディの桜子の方が描写の割合からするとメイン格で、じっくりと豊かなバストや桃のような秘所を弄られて何度も絶頂に導かれるまでの描写は良かったが、「~しないでくださいーっ」を繰り返す語尾の連続性は単調で気に掛かる。

一方の咲希は中盤で突然現れたかのように主人公への想いを吐露するに至るのだが桜子にすら2年待って処女を奪ったのだから、序盤に何かきっかけになるエピソードが有った方がスンナリ上手く行ったのかもしれない。
一応情交を覗き見てというのは分かるのだが、折角のロリータヒロインならもう少し工夫が欲しかったように感じるし、口調は姉とあまり変わらない為、終盤の3Pが分かりにくいのもやや残念である。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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