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七海優「僕の下宿生活 美母娘vs.女教師」

七海優「僕の下宿生活 美母娘vs.女教師」
(フランス書院文庫、2014年8月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年1月19日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

両親を亡くし両親の友人である真理子に引き取られた信幸は、女性に囲まれた生活につい魔が差して彼女の下着でオナニーしてしまう。そんな彼の態度の異変に気付いた担任の千春は彼を呼び出すと、性欲の処理をしてあげることに。


【登場人物】

佐伯信幸
18歳の高校3年生。1年前に両親を事故で亡くした。一旦は一人暮らしを試みるも柄の悪い生徒たちの溜まり場になり、それを懸念した真理子に引き取られている。中性的で気が弱く、それを詩織に指摘されている大人しく優しい少年。童貞

伊吹真理子
38歳。1年前に信幸の父親と同僚だった夫を仕事中の事故により亡くしており、信幸を引き取って娘の詩織と3人で暮らしている。現在は淋しさを紛らわす為に看護師として働いている。カールの掛かった長い黒髪の似合うグラマラスな女性。

伊吹詩織
18歳。真理子の娘で信幸と同級生。同居をきっかけに単なる幼馴染みの関係から一歩踏み出そうとして踏ん切りが付かずにいるものの、処女は彼に捧げたいと考えている。学校では水泳部に所属しスタイルの良い美少女。

冷泉千春
25歳。信幸の担任教師で英語を教えている。両親を亡くした信幸に対し何かと気に掛けているが、自分と同じように身寄りが無い境遇の彼に愛情を抱いているとは気付かない。スタイルが良く愛苦しい顔立ちの美女だが、まだ男性経験は無い。


【展開】

信幸が伊吹家での同居生活を始めて3週間目のある日、教え子の態度に異変を感じた千春は放課後に校内の和室に呼び出す。真理子に劣情を覚え下着を盗み出し学校のトイレでオナニーをしたと彼の告白を受けると、千春は精を発散させた方が良いと諭しキスをしながら手で射精に導く。しかしそれで収まらない信幸の性欲に当てられ千春は再び口で奉仕しようとするが、そこへ詩織が信幸を探しにやって来てしまい、2人はヒヤヒヤしながらも衝立を利用して交互に顔を出してやり過ごすのだった。

その日の夜に詩織は同居を始めてから信幸とエッチなハプニングすら起こらないことにがっかりしながらも、入浴を終えた時にたまたま洗濯物に出されていた彼のハンカチを見付けてしまう。それは先ほど信幸が千春の口唇奉仕を受けた時に彼女の口を拭うために使ったもので、精液の臭いが染み込んだハンカチに惹かれるように寝室でオナニーを始めるが、いつ来ても良いようにと常に鍵を開けていたのが災いして信幸に見付かりお互いに気まずくなる。

週末を迎えて信幸は夜勤明けの真理子を気遣い静かに家を出て図書館に行こうとするが、千春や詩織のことをあれこれ考えながら歩いている内に気が変わり、自宅に戻ってくる。しかし誰もいないはずの自分の部屋から声がしたのでドアを開けると、真理子がナース服を着て上気した表情でベッドに入っているのを見付け、何が何だか分からずに押し問答をする内に彼女が玩具を使ってオナニーしていたことが明るみとなりまたも女性に気まずい思いをさせてしまう。
それでも真理子から実の息子みたいに思っていて抱き締めたいと言われ、信幸は性的なものを期待し巨乳に甘えながら前にパンティに悪戯したことを謝ると、真理子も自分も玩具を使ってしていたのだからと返し、一度だけの約束でセックスを教えてあげると告げる。そして四つん這いになり信幸の筆下ろしをしてあげると、中出しを受け入れるのであった。

家庭訪問まであと5日と間近に迫ったある日信幸が真理子と初体験したとは知らずに、千春は信幸の様子がおかしいと授業中に保健室に連れていくと嘘をついて屋上へ連れ出すと、詩織ときまずくなったことを聞かされる。良く話し合って早く仲直りしなさいと諭しつつも、千春は溜まっているようだからと自ら口唇奉仕を求め、信幸が女の子のように喘ぐのを可愛いと思いながらも射精を受け止める。
そして放課後を迎えて信幸は屋内プール室に向かうと詩織とロッカー室で話し合い、千春との関係に気付かれていたと知るも仲直りに成功する。幼馴染みによる過激な密着にすっかり興奮した信幸は、詩織に主導されておしゃぶりしてもらい、お返しに慎ましい秘所を舐めてあげる。そして処女を捧げられてセックスを始めるが、そこへ水泳部長がやって来て間一髪のところでシャワー室に逃げ込む。今度はバックでと詩織は積極的に交わりを求め迸りを受け止めたものの、信幸の手慣れた様子にどうしても引っ掛かるものを感じてしまう。

その週末詩織が水泳部の練習で学校に向かったのを見届けた真理子は、寝室に信幸を招くとナース服に着替えて巨乳に甘えさせる。秘所を触ることは禁じながら最初はローションを使った手扱きや口唇奉仕で、二度目は少年の尻を突き出させ妖しい興奮に浸りながらアナル舐め手扱きで射精に導くが、そんな信幸はもう我慢出来ないと真理子を押し倒してしまう。四つん這いにすると彼女のアナルを舐め、ローションの滑りを使ってアナルセックスで中出しをしたまでは良かったが、タイミング悪く詩織が部活をサボって帰宅してしまう。娘を部屋に招き入れることだけは何とか阻止して安堵したものの、真理子は二人のやり取りを聞いて信幸が詩織と経験済みと聞き、更にそのきっかけを作ったのが千春だと知り彼女だけは許さぬと怒りを覚える。

しかし真理子は二人から話を聞くとまだ本番には至っていないと知って安心し、どうやら自分たち母娘と同じように信幸を愛してしまったのだと理解する。そして家庭訪問当日にわざと千春の前で冷たい態度を見せて詰問すると、案の定千春は泣きながら謝罪し信幸を庇おうとするが、見ていられぬと隠れていた信幸が現れてお芝居がバレてしまう。こうして千春を許した真理子はこれから家族旅行に行こうと誘い、ホテルの部屋に着くなり娘と温泉へ向かい、信幸と千春が二人きりになれるように仕向ける。
初心な二人はキスを交わしただけ。それを聞いた詩織は千春の身体を押さえると、真理子と三人でレズり合ってから、彼女の秘所が濡れているのを確認し信幸を呼び付ける。千春は24にもなってまだ処女なこと、その割には信幸のためにエッチなプレイを予習していたことなどを暴かれて羞じらうが、彼のクンニで受け入れ体勢が整うと正常位で交わる。二度目はバックにして繋がっている間に、ルームサービスを呼びホテルマンがやって来て見られそうな危うさもスパイスにしながら、真理子と詩織は千春の敏感なところを悪戯し絶頂に導くのであった。


【レビュー】

「第12回フランス書院文庫官能大賞」新人賞受賞作品で、帯には神瀬知巳氏の推奨文が付されており期待の高さが伺える。帯に書かれている「ゴトリ」は真理子の一人遊びの痕跡が発覚するきっかけである、「玩具」が抜けた音ということにしておきましょう。

「117ページの″ゴトリ″にヤラれました」―神瀬知巳

事故で両親を失った主人公の信幸に対して、自らも身寄りの無い境遇で恋愛を知らずに生きて来た担任の千春、友人の子供である彼を引き取る事になった母親の真理子、単なる幼馴染みから一歩踏み出そうとする娘の詩織と三者三様のショタコンめいた愛情表現が非常に良かったと思う。描写の割合からすると千春がメイン格の扱いで有り、同じ境遇の主人公に同情しているとも愛情を抱いているとも言えずにいるが、何かと世話を焼く内にいつしか詩織や真理子にも波及して禁断の関係に堕ちていく流れで誘惑作品の基本に忠実と言える。

表題の通り流れは「母娘vs.女教師」で有り、母娘丼やハーレムめいた華やかさとは少々趣が異なるものの、既作と少々違う流れだからこその面白さも感じられるだろう。あるヒロインとの情交場面の途中で他のヒロインや第三者に見付かりそうになりながらも、主人公が仕掛けたり或いはヒロインにやり返されたりしながらのドキドキ感を与える展開は神瀬氏が得意とする描写方法で、多大な影響を受けていると思われるが随所に作者らしい独自性も感じられる。

出歯亀的に関係が発覚する点、初めは気弱でリードされながらも性欲はずば抜けた主人公が次第に主導権を握っていく流れはフランス書院文庫「らしい」と思う。ただ前述した通りこうしたドキドキ感溢れる展開を、ヒロインそれぞれの場面で盛り込んだのはやや詰め込み過ぎという感想である。せめて千春の時くらいは落ち着いた情交描写ならば、母娘とは違った趣も味わえたのではと思う。ちょっとせわしない情交ばかりで散らかった印象も受けるが、それはそれで新人さんらしい情熱も感じられて好印象だった。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2014/8/25 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「お・は・よ・う。朝ですよー、信幸くん」目覚めた僕の前にはエプロンからこぼれる胸が!同級生の家での下宿生活は三食賄い「初体験」付き!?自慰を目撃し、家主の真理子さん(38)と結んだ姦係。蒼さの残る躰で挑発する美娘(18)は純潔を捧げ、僕の生活を心配した先生(25)まで家庭訪問に来て……(引用元:Amazon)★★★★☆ 新人のデビュー作としてはま...
僕の下宿生活-美母娘vs.女教師(著:七海優、フランス書院文庫)








デビューなさって約2年半掛かりましたが、四作品目となる新作が発売となります。





「実習中は毎日エッチな指導もしてあげる」舌先で太棹のカリ首をチロチロとくすぐる女教師。
教育実習で母校を訪れた僕を待っていたのは、担当の瀬川先生から受ける初体験レッスン!?
濃厚フェラ、パイズリ、童貞筆おろしセックス……家に帰ればママまでが深夜の「特別補習」を……



瀬川先生が教育実習中の主人公の担当と考えると彼女が少し年上で、「女教師母娘」だから瀬川先生の母親は義母なら30代後半、実母なら40代でしょうね。更に主人公のママ(こちらも義母でしょうか)も登場するハーレムっぽい作風だと思われますので、期待したいです。
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tag : 高校生主人公 童貞 処女 デビュー作品

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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