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如月蓮「年上ハーレム 彼女は僕を眠らせない」

如月蓮「年上ハーレム 彼女は僕を眠らせない」(フランス書院文庫、2009年12月、表紙イラスト:藤井祐二)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

兄夫婦と同居生活を始めた駿は無防備過ぎる結衣の肢体に惹かれ関係を持ってしまうが、隣人の璃乃とも関係に至ったのを結衣に知られて担任の菜々子をも巻き込むが…。

【登場人物】

夏目駿
18歳。男子校に通う高校3年生。両親が地方転勤するのに伴い、兄夫婦の元へ引き取られる事になった。バレーボールをしており、背が高くがっしりした体躯。童貞。

夏目結衣
25歳。駿の兄嫁に当たり、長い黒髪で淑やかな雰囲気を持ち、160cmの身長に肉感的なEカップボディの持ち主。駿の同居に一旦は躊躇するものの、庇護欲をそそられて現在は可愛いと思っている。

瀬川璃乃
30歳。夏目家の隣に住む女性で夫と2人で暮らすが、夫に構って貰えないのを不満に感じている。帰国子女で英語が得意な為駿の勉強の面倒を見る事に。結衣よりムッチリとしたグラマラスな体型の女性。

三浦菜々子
22歳。今年から駿の通う高校に赴任して来た新米化学教師で担任も兼務している。小柄で仔猫を思わせる可愛らしい容貌と、アンバランスに発達した豊かなバストの持ち主。

【展開】

ある晩台所で駿とすれ違った結衣は自らのネグリジェ姿が挑発していると気付かずにトイレで性欲処理する義弟の声を聞いて動揺するが、ある日彼の部屋で勉強の面倒を見てあげる内に駿に迫られ手や口で慰めてあげる。
その日を境に駿と2人きりになると身体の火照りを意識するようになった結衣は、週末の浴室や買い物帰りの車内で義弟から際どい愛撫を仕掛けられるも本番を前にして毎回邪魔が入り焦らされるが、独り寝の晩に寝室で迫られ身体を許してしまう。

買い物から帰り部屋で着替えていた璃乃はベランダ越しに覗き見る駿の視線を意識してしまうが、数日後雨の中を駿と一緒に帰宅する事になり自宅へ招くと覗きを咎めつつも庇護欲をそそられ口唇奉仕の後勉強の面倒を見てあげると逢瀬の約束をする。
数日後の夕方に駿は瀬川家を訪れて英語のレッスンを受けるが、彼女の魅力に惹かれ違う事も教えて欲しいと迫り正常位から対面座位に変えながら深く繋がってしまう。

結衣から義弟と璃乃とのふしだらな関係を相談された菜々子は駿を応接室へ呼び出す。璃乃との関係は結衣への想いを紛らす為だと聞くと菜々子は代わりになると告げて口唇奉仕に及び、更に化学準備室で交わるも忘れ物を届けに来た結衣に見咎められる。
数日後駿の自宅で話し合う筈がなし崩しに再び関係を持った菜々子だが、そこへ結衣と璃乃の2人に踏み込まれて彼女たちに主導権を奪われて激しい4Pに発展するのだった。

【レビュー】

ヒロイン3人のハーレム作品だが、当時は作風の確立の試行錯誤の時期に有った為か、他の誘惑官能小説と同様に最初の3章が結衣、璃乃と菜々子の2人で2章ずつという短編を繋いで最後にハーレムという典型的な流れになっている。

結衣とは始めに口唇奉仕して貰っていて、本番を求める主人公に押し切られそうでなかなか先に進まないという心理描写はきちんと書かれているが、お預けを2回繰り返さなくても1回だけでも充分焦らしているのでそこは余計かもしれない。

璃乃は結衣と主人公との浴室での秘め事を聞いてしまいこれが後の誘惑にも繋がるのだが、菜々子に至っては結衣が璃乃との逢瀬に気付いていてそれを彼女に打ち明けるのだが、そこへの心理描写は有っても良かったと思う位唐突に感じさせる流れである。

そこを軌道修正したのが次作品以降で用いられている1章の中でヒロインのターンを細かく切り替える表現方法なのだろうから、ここは過渡的な時期という事かもしれない。

【トラックバック】

DSKさんのレビューブログにおいて、本作をご紹介なさっています。

年上ハーレム-彼女は僕を眠らせない(著:如月蓮、フランス書院文庫)
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年上ハーレム-彼女は僕を眠らせない(著:如月蓮、フランス書院文庫)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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