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宮坂景斗「青獣の美餌 友達の母を 担任女教師を」

宮坂景斗「青獣の美餌(えさ) 友達の母を 担任女教師を」(フランス書院文庫、2010年7月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

幼い容貌だが既に女を知っている礼司は担任教師の麗奈とセックスフレンド同然の関係を続ける一方で、同級生の母親で有る香織に巧みに近付き自分の情人にしようとする。

【登場人物】

神崎礼司
小学6年生で12歳。幼くして母親が病死し、仕事人間の父親は不在の事が多い。中性的でまだ幼い容貌だが、歳に似合わぬ巨根で卓越したテクニックとませた言語能力で年上の女性をたらし込む能力を持ち合わせている。

相野香織
34歳。年上の夫との間にひとり息子が居り、5年生の時に礼司と同じクラスになって以来遊びに来るようになった。良家の育ちで夫が気兼ねしているせいか肌を重ねる機会が少なくなっており、何処か寂しい想いを抱いている。

水橋麗奈
24歳。教育に携わる名門一家の出身で小学教諭に就いてはいるが、あくまでも帝王教育の一環として割り切っている。1年前に礼司に犯されて以来すっかり隷属する悦びを覚えたが、実は恋愛感情に転じているとは気付いていない。

【展開】

地方のホテルの一室でセックスフレンドとして麗奈と交わる礼司はある日相野家を訪ねた際に、あっけらかんとセックスの経験が有ると打ち明け香織の反応を試そうとする。
それが気になって自らも性に飢えていると自覚した香織は数日後再び礼司の来訪を受けると、少年に言葉巧みに迫られ身体を許し、帰宅した息子に隠れてフェラチオした後、礼司の性欲に翻弄され立て続けに膣内に精を放たれてエクスタシーを味わう。

香織との関係が始まって数週間後実の母親のように甘える礼司から自宅に招かれ、麗奈の存在を打ち明けられた後に寝室で睦み合うが、危険日が近い事からと膣出しを避けようとアナル処女を捧げる事に。
一方成績の低下を心配しセックスを控え単なる教師と生徒の関係に戻った麗奈は、欲求不満が溜まり礼司を驚かせようと突然神崎家を訪ねるが、肛姦する二人と出会すと嫉妬から思わず泣き崩れてしまう。
殊勝な態度に戻り立ち去ろうと誤魔化す麗奈を引き留めた礼司は自分の恋人になって欲しいと告白し、香織も自分の息子の恋人なら娘と同然だと3人で愛を交わす事を受け入れる。

麗奈に秘所を指や舌で愛撫された香織は疑似母子プレイで盛り上がりすぐに果ててしまうが、立て続けに前後の穴で麗奈に胤付けを行なう礼司を見て自分も子宮で精を受けたいと考えを変えて膣の奥深くで再び交わるのだった。

【レビュー】

第8回フランス書院文庫官能大賞特別賞受賞作。
新人作家らしいというか、主人公が小学6年生でヒロインは同級生の母親と担任教師というチャレンジ精神溢れる作品である。
主人公は見た目そのままに純真無垢な印象を与える反面で、大人びた口調や自慢の巨根とテクニックでヒロインをメロメロにするそのギャップが最大の売りと言えるが、読み手に少なからず少年愛を受け入れる余地が無いと魅力は半減すると思う。

何処でそんな言葉を覚えたのだろうという主人公の嗜虐的な台詞と、主人公を寛容するヒロイン達との応酬を見るとこういう世界なのだと納得して読めれば楽しめるだろうか。
確かに麗奈とのきっかけは睡眠薬を飲ませて昏睡させ緊縛して犯したとの描写が有るので凌辱作品に違いはないが、年端もいかない少年があれこれ凄んでみせても所詮は「ごっこ遊び」に過ぎない。
香織に至っては端から母性を求めている節が有るし一応はレイプすると主人公が告げてはいるが、終盤に至ってはその勢いはどこへやらという感じでやや荒削り過ぎるように感じる。

あまり好意的では無いと取られそうだが、有りか無しかの二者択一ならば、自分としては多様性を重視して有りとしたい。同じ言い回しを繰り返す説明調の描写がやや気になるものの、官能成分は濃厚でこの点から見るならば及第点。

【トラックバック】

DSKさんのレビューブログにおいて、本作をご紹介なさっています。

青獣の美餌-友達の母を、担任女教師を(著:宮坂景斗、フランス書院文庫)
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コメント

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派手な下着だったら白ブリで落差があった方が萌えたかも。
前日譚とか読みたいです。
小4で父親になったとか。
あともう一人のヒロインはいらなかったかも。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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