FC2ブログ

卑影紫「故郷の未亡人兄嫁【帰省中の楽園】」

卑影紫「故郷の未亡人兄嫁【帰省中の楽園】」(フランス書院文庫、2014年7月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

夏休みに一時帰郷し憧れを抱いていた百合香と再会した祐二は、自分の不在の折りにひとり遊びに浸っていた彼女の淫らな一面を知り関係を迫るが拒絶される。数日後再び彼女の乱れる様を見た祐二は、衝動的に彼女の自由を奪い調教を始める。

【登場人物】

高山祐二
22歳。就職活動中の大学四年生。両親を事故で失ない、10歳離れた兄に養ってもらっていたが、百合香への恋心を封印しようと進学を機に上京した。今回は彼女の強い要望で帰郷している。童貞。

高山百合香
29歳。社会人になったばかりの祐二の兄と学生の時に結婚したが、2年前に死別し現在も籍を抜かずにいる。生真面目な夫の影響から正常位のセックスしか知らず、年齢以上にウブさを感じさせる一方で熟した肉体の反応に戸惑いを感じている。

【展開】

久々に再会した百合香に女を感じた祐二は脱衣所から彼女の下着を持ち出してオナニーするが、翌日百合香は掃除中に精液で汚された下着を見付ける。
思わず自らを慰める兄嫁の姿を偶然目撃した祐二は強引にセックスを迫るが拒絶され、手や口でペニスへ奉仕されながら彼女の濡れた秘所を弄り絶頂に導くのだった。

自らの暴挙を反省した祐二は優しい百合香に許しを得られ元の姉弟関係に戻ろうと努力するが、百合香は再び彼が外出した折りに偶然彼のパンツから放たれる洗濯前の下着の匂いを嗅いで欲情し寝室でオナニーしてしまう。
そこへ財布を忘れた祐二が目撃して覗きが発覚しそうになり、本能的に百合香に目隠しをして緊縛しまう。濡れた秘所を見た祐二は理性を失ない女体を念入りに愛撫しバイブで連続絶頂に導くと、精力の続く限り何度も貫き口中に精を注ぎ続けるのだった。

翌週強姦魔が祐二ではと疑う百合香の元に手紙が届き正体を見極めようと要求通り目隠しをして待ち受けるが、それを見た祐二は強姦魔の要求に応じるのだと激昂し衝動の駆られ膣やアナルを道具で攻めて絶頂に導いた後精力に任せ何度も犯してしまう。

2週間で8回も百合香を犯した祐二は彼女の乱れた反応は自分が犯人だと知ってのものと確信し、自分が家に居る日を狙い犯行予告の手紙を送り付ける。祐二にアリバイが有ると知った百合香は、現場を見られまいと適当に用事を言い付け外出させる。
百合香は縄で拘束され玄関まで首輪を付けて連れて行かれ、いつものように激しく調教された後で目隠しを外されて祐二と対面し、最初に自分を拒んだのに赤の他人には平気で感じる女と罵られ浣腸の仕置きをされ貫かれながら身体中に精を浴びせられる。

全てが終わったとうな垂れて謝罪し出て行こうとする祐二に対し百合香は姉として逃げる事は許さぬと引き留め、始めに彼を拒絶しなければと思い直し1日だけ彼の好きなようにして良いと告げる。
翌日祐二の「奴隷妻」となった百合香はお目覚めフェラから浴室での風俗プレイ、裸エプロンで緊縛したまま排泄させたりと羞恥を与えられ夜間にベランダで交わるが、どうしても膣出しは嫌だとアナルセックスを許してしまう。

9月を迎えても「奴隷妻」の約束を1日ずつ引き延ばしにして祐二を求めていた百合香だが、彼の帰京の前日に提案されるがままに公然でのキスや玩具を付けて歩かされたりと最大の羞恥を与えられる。
ラブホテルに入った2人は始めにアナルで交わると次は百合香が主導する形で騎乗位で繋がるが、どうしても膣出ししたいという祐二の願いを聞き入れ、百合香は始めて自分が夢見ていた夫婦生活が叶ったと喜び一晩中抱かれるのだった。

【レビュー】

アダルト向けのゲーム脚本家の作者が昨秋に同じフランス書院の美少女文庫でデビューし、その流れから今回フランス書院文庫への進出に繋がったが、美少女文庫での作品に関してはみきりっちさんの「美少女文庫 レビューブログ」より参照頂きたい。

美少女文庫 妹の美羽が全部シテあげる! レビュー

美少女文庫 白銀のお嬢様と支配の聖衣 レビュー

主人公は上京中の大学生で就職先が決まらずにモヤモヤしている中で憧れの兄嫁・百合香から帰郷するように誘われたというのがきっかけだが、兄嫁に恋心を抱くまいとする主人公と純粋に弟として面倒を見たいという彼女とのすれ違いが話の要と言える。

生真面目な亡き夫にもの足りず女を持て余している中で義弟に男を感じ慰めていた虚を付かれ、主人公に緊縛調教を受ける中で更なる責めを望んでしまい、主人公を受け入れてからは時に主導して交わったりする百合香の行動にはいやらしさを感じられた。
ただあまりに強姦魔の言いなりになり過ぎていて百合香なりに策は講じてはみてはいるが 、例えばビデオを仕掛けるとか何かしら主人公にやり返すのでも良かったかもしれず、そこは流れが単調に思える要因の一つである。

調教ものらしく緊縛してバイブによる責めやアナル中心の愛撫、更には浣腸と一回毎に前戯の割合が大きいのに対してペニスによる本番描写が少な目で、例えば「失神するまで犯し続けた」と数行で纏めたのは些か勿体無い気がする。
余談では有るが浣腸による責めは凌辱作品で見られるが、「その結果」まで描かかれると個人的には「モノ」の処置はどうしたのかが気になってしまい、その章の終盤は萎えてしまったのであまり自分には合わないなと感じた。
関連記事

コメント

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR