FC2ブログ

小日向諒「姪姉妹【寵愛】」

小日向諒「姪姉妹【寵愛】」
(フランス書院文庫、2010年10月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。2016年3月7日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

姪姉妹【寵愛】 (フランス書院文庫)
小日向 諒
フランス書院
2012-08-17




【あらすじ】

姉の忘れ形見で有る2人の姪を手塩にかけて育てて来た亮二。ある晩姪姉の涼香に告白され、叔父としての枷を外し関係した亮二。しかし匂いに敏感な姪妹の沙羅が2人の関係を察してしまう。

【登場人物】

天海亮二
32歳。年の離れた姉が居たが、12年前に白人の夫と共に飛行機事故に遇い亡くなっている。忘れ形見の2人の姪を引き取り育てる為、公務員になった。2人を育てる余り女経ちをしてから久しい。

天海涼香
22歳。亮二の姪に当たる。公立大学を卒業し、今春から社会人になったばかり。母親似の為か長く艶やかな黒髪にスラッとしたスタイルでFカップ。子猫のような天真爛漫さな性格。亮二のことは「お兄さん」と呼んでいるが、密かに想いを寄せる。処女。

天海沙羅
17歳。亮二の姪で涼香の妹に当たり、私立の名門女子校で生徒会副会長を務める。未成熟な体付きで父親の影響からか、亜麻色の髪に琥珀色の双眸、透き通るような白い肌の持ち主。幼い外見と人並み外れた嗅覚から子犬を思わせる可愛らしさ。処女。

【展開】

ある日上司の愚痴に付き合わされ自宅のリビングで飲み直していた亮二だったが、そこへ同窓会を終えて鈴香が帰宅する。浮いた話の一つも無いと質問するとそれがきっかけで鈴香からキスをされ、亮二は長年彼女が募らせていた想いに応えるべく、寝室に移動するとストッキングを破り下着をずらして正常位で処女を奪う。犯して欲しいと健気な鈴香の態度に気付くと、四つん這いにさせて思う存分蹂躙し膣内へ射精する。

数日後亮二は鈴香とのデートの最中に飲食店に寄り奥座敷で食事を取っていると、彼女の口元に付いた米粒を取ってやろうと唇を近付け濃厚なキスへ発展し、発情を抑えられずに足コキで射精させるように命じる。そしてラブホテルでチャイナドレスに着替えSっ気を見せて積極的に口唇奉仕を行い飲精した鈴香に対し、亮二はお仕置きとばかりに四つん這いにして猛烈なピストンで愉悦を与え膣内射精する。

一方嗅覚の鋭い沙羅は二人の情事に気付き勉強に集中出来ずにいたが、窓を閉めようと浴室に向かうと亮二の服を見付け部屋に持って来る。その服に袖を通し体臭を感じながらアナルオナニーで達し叔父の名前を呼ぶが、丁度帰宅して違和感を覚えた亮二がその声を発作か何かと勘違いして部屋に入って来て恥ずかしい様を見られてしまう。
亮二に抱き寄せられ気持ちが落ち着いた沙羅は、同じように愛して欲しいという意向を聞かされ鈴香の優しさに感謝するが、どうしても確約が欲しくて亮二を試すかのように誘い本番を迎えるまでに至る。しかしあまりに小さい処女穴に亮二の巨根は収まらず、ならばと沙羅は解して来た後ろの処女を捧げたいと告げ、叔父が未体験と知ると喜ぶのであった。

沙羅と結ばれると最早隠す必要も無くなり亮二は姪姉妹を毎晩抱いていたが、秋を迎えた沙羅の学校の学園祭の当日に忘れ物を取りに戻った姉をよそに、メイド服を纏った沙羅は亮二を視聴覚室に連れ込む。彼の性臭を嗅ぎながらの濃厚な口唇奉仕で精を飲み下すと、着衣のまま後背位で尻穴を貫かれて打擲を受けながら絶頂してしまう。

そしてクリスマスイブの夜、黒猫に扮した鈴香と白い犬に扮した沙羅と絡み合い射精した亮二は、沙羅と約束した通り処女喪失の儀式を行う。沙羅を抱き止め儀式を見守っていた鈴香は、今日は危険日だけど膣内で感じたいと求めると濃厚な子種を受け止めるのだった。

【レビュー】

本作でデビューした作者はヒロインに着衣させたままでの情交描写が多く、本作でも姪姉にはスーツ姿やチャイナドレスなどスタイルの良さを強調させ、姪妹には発育の遅さに焦点を置き校内でのメイド服を着させた情交とセールスポイントを前面に押し出したところに妙味があると言えるだろう。躾けるなどの文言もともすれば凌辱作品に使われがちだが、硬質な文体が甘々過ぎないようにアクセントが付けていて好印象である。

社会人になり立ての姪姉が意外にも純情型で恥じらう流れや、学園生活を送る姪妹が姉と同時に愛されるようになってから淫らになっていく様など、個人的には嵌まる要素が多かった。それにしても着衣描写が多い点も含めて、現在美少女文庫を中心に活躍されている青橋由高氏の影響を少なからず受けているのではないかと推察するが、いかがであろう。作品同士のリンクも含め遊び要素も含まれているのは、小日向諒作品とも共通するところである。

※本作でのリンク…主人公の亮二の旧友は、市立病院で執刀する医師です。
関連記事

tag : 社会人主人公 姉妹丼 処女 デビュー作品

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR