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久野一成「若叔母【美乳】」

久野一成「若叔母【美乳】」(フランス書院文庫、2004年11月、表紙イラスト:西村春海)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

憲司は進学を機に亡き母親の面影を持つ叔母の祥子の元で同居生活を始める事になるが、想像以上に魅力的な彼女の肢体に感動し想いを募らせるが…。

【登場人物】

高橋憲司
15歳の高校1年生。幼い頃に産みの母親を無くし、富山で父親と2人で暮らしていた。進学を機に祥子の家で同居する事になった。童貞。

中野祥子
31歳。憲司の母親の妹。3年前に結婚し都内に暮らしているが、今春より夫は渡米出張中で不在。カール掛かった肩まで伸ばした髪型に柔和な顔立ちの女性。巨乳。

有紀
19歳。憲司の母親と祥子の妹に当たる女子大生。現在は家を出て1人で暮らしている。明るい茶色のショートボブの髪型に、活発な印象でプロポーションの良い女性。男性経験は有るらしい。

【展開】

同居を初めて間も無く祥子からプールに誘われた憲司は想像していた以上にグラマラスな彼女の水着姿にあてられ勃起したのを彼女に見られ、必死に想いを告白するがあっさり撃沈される。
ある晩勉強を見てあげると中野家にやって来た有紀と部屋に二人きりになった憲司は、ブラジャー越しに豊乳を揉ませて貰いながらベッドに押し倒されるが、バランスを崩して捻挫してしまう。

医者の手当てを受けた後祥子は何の気なしに憲司の体を洗ってあげると提案するが、少年の必死さに折れてしまいキスから双乳を揉まれながら手で射精に導くと、数日後の彼の誕生日にパンティ越しに秘所を弄られながら口内で精を受け止める。

ある日憲司は有紀と再会し彼女の部屋で誘惑され立て続けに3回手や口で射精に導かれるが、取り敢えず初めては好きな人としなさいと本番はお預けになり、有紀は祥子に電話して彼の初めてをもらって欲しいと説得する。
祥子は憲司が帰宅しても逡巡を続けるが彼の必死さに一線を越える事を決意し一度きりと約束し彼の部屋で抱かれるが、自分が先に絶頂して悔しそうな彼の表情を見て吹っ切れたかのように好きなだけ抱いて良いと受け入れる。

翌朝学校をサボって自らを求める憲司に愛しさを感じた祥子は想い出を刻みたいと敢えて夫婦の寝室へ誘い正常位とバックで1回ずつ射精に導くと、更に浴室で3回目を求める憲司に翻弄されながらも喜びを感じるのだった。

【レビュー】

本作でデビューした作者は当時としてはまだ希少な誘惑作風の作家で、当時第一線で活躍していた西門京さんの推薦を貰っている。年1作品で計3作品と寡作ながらも誘惑作品の王道をいく作品ばかりである。


2004年当時のフランス書院文庫は新刊版も含めまだ凌辱作品の方が刊行数が多く、本作が発売された11月も6冊中本作のみ誘惑作品でまさに受難の時のデビューと言えなくもない。

また時代性を言うのなら、まだフランス書院文庫の誘惑作品においてはハーレムエンドは多数とは言えず、あくまでも本命とサブの区別が明確だったせいか、本作での有紀のポジションは本番無しで勿体無い気がする。

メインの祥子に関しても逡巡を繰り返し漸く受け入れるまでに200頁使われておりこれでも早い方だが、だからこそ翌朝の彼女の変心ぶりの描写が描けたのは読んでいて良かった場面だと言える。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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