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犬飼龍司「白昼衝動 兄嫁、義妹、そして継母を…」

犬飼龍司「白昼衝動 兄嫁、義妹、そして継母を…」
(フランス書院文庫、2014年6月、表紙イラスト:池田正輝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年9月19日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

受験に失敗し兄夫婦と暮らしている修平は綾子の着替え姿を覗き見て以来、次第に強気になり彼女と関係を結んでしまう。その関係に気付いた義妹の千佳や義母の織江に対しても、修平は毒牙に掛ける事になるが…。


【登場人物】

島崎修平
18歳。大学受験に失敗し、現在は兄夫婦の元で下宿しながら予備校に通っている。気が弱く成績優秀な兄に説教される事が少なくなく、常に鬱屈した想いを抱いている。童貞

島崎綾子
30歳。2年前に同い年の修平の兄・浩司と職場結婚し、現在は専業主婦。背中まである黒いストレートロングの髪型に和風の顔立ちで、楚々とした雰囲気を持つ。夫との性交渉は月イチペースで物足りなさを感じている。Fカップ。

平野千佳
18歳。綾子の実妹に当たり成績優秀で理知的な少女で、学校では生徒会副会長を務めている。融通が利かず生真面目で浪人生の修平の事を見下している節が見られ、折り合いは良くない。

島崎織江
39歳。10年前に修平たちの父親と再婚しやや過保護にも思える愛情を注いでおり、受験勉強の為兄夫婦の元に同居する修平を心配して訪ねて来た。砲弾状の巨乳を持つグラマラスな女性。


【展開】

雨に濡れた綾子と一緒に帰宅した修平は着替えを覗いてバストトップまで見て劣情に駆られ、その三日後に一緒にお茶を共にした際に彼女の胸の谷間に不躾な視線を向けると、動揺したのかお茶を溢されてしまう。慌てて綾子はタオル越しにズボンを拭こうとするが、修平の股間の膨らみに気付き触られたから勃起したと口実を与えてしまい、一度きりの約束で彼のペニスを手で擦ることに。しかし射精が間近になると、床を汚すまいと咄嗟に口内で迸りを受け止める羽目になる。

その三日後に修平は綾子にまたして欲しいと迫り兄に相談していないと知ると強気に出たり、哀願したりと言葉巧みに彼女を追い込み、承諾を得た上で避妊具を着けずに正常位で交わり立て続けに膣内に射精する。数日後珍しく兄が早く帰宅するがいつもの様に一方的に説教された修平は、兄が酔い潰れたのを見てリビングで綾子にイラマチオさせた後、騎乗位にさせて自ら挿入せずにはいられないように仕向けて膣内射精する。

翌週学校が夏休みに入り姉を訪ねて来た千佳に関係を問い質された修平は、あくまでも上からの言動に終始する彼女の態度に腹を立て、唇を奪った後彼女の手を縛り四つん這いにさせると無理矢理ペニスを挿入し処女を奪う。そして翌日口封じに再び千佳を呼び出すとアナル舐めやイラマチオを強制された際の反応を見て被虐性があると見抜き、綾子の身代わりになるからと必死に繰り返す千佳に騎乗位を要求し膣内に射精する。

修平は駄目押しで綾子に千佳とのハメ録り写真を見せると予想通り妹の身代わりになると告げられ、キッチンで裸エプロンにさせて背後から抱き付くと尻扱きで射精し、いずれは奪うつもりでアニリンクズで羞恥を与え立ちバックで交わり膣内射精する。更に夫婦の寝室で四つん這いにして綾子を犯していると兄からの電話が入り、必死に取り繕うとする彼女を蔑みながら種付けを繰り返す。一方で修平は千佳に対して姉を犯さない約束を守っているのだからと嘘をつき、浴室に向かい彼女の秘所の毛を剃り落としオナニーを強要させる。十分に秘所が潤ったのを確かめると四つん這いにさせ、始めは膣穴を攻め立て次はアナル処女を奪い肛内へ精を放つのだった。

ある日義息二人の様子を見ようと織江は一本早い電車を使ってマンションに到着するが、部屋の鍵が空いているのを見て不審に思い中に入ると、修平が綾子と交わっている最中だった。義母に叱られると怯えた表情を浮かべた修平だったが、兄と比べるかのような言い方に逆ギレし、呆然として動けない綾子をよそに織江を押し倒し貞操を奪ってしまう。そして夏休みも終わりに近付いたある日修平は三人の女を集めると、自分に犯されて感じずにいられたなら解放してやると賭けを持ち掛ける。千佳、織江が屈服していくなかで綾子はアナル処女を奪われ、千佳に愛撫されながら絶頂に達してしまう。その頃妻の態度に不審を抱いていた修平の兄が帰宅して、部屋の外から痴態を眺めており…。


【レビュー】

前作「【誘惑三重奏】私立高校生徒会」から22ヵ月ぶりの復活となった本作は久々の凌辱作品で、元々凌辱作家としてデビューしただけに違和感を感じさせない。久し振りの凌辱回帰なだけに、至ってプレーンな青年主人公による「俺様」流の凌辱作風である。

主人公は特に取り柄も無く優秀な周囲の人間から見下されているとはいえ、あまり同情出来るだけの余地も無いだけにそんな人物の根拠の無い増長振りにはイマイチ説得力に欠けるものがある。公式での紹介では「理不尽」とのシチュエーション付けがされており、確かにその通りなのかもしれないが、主人公をとりまくヒロインたちの態度の違いには説明が欲しかったように思う。そのくらい衝動的で流してしまっているのが、良い設定なだけに勿体ない気がする。

メインである綾子はなかなか主人公に心を開かず金太郎飴的な反応に終始するのは、主人公が兄の女を寝盗ったという優越感に拘り、愛情のあるセックスをしない点に原因があると思われる。初めはそれで良くても、終盤まで同じパターンでひたすら羞恥を与えるばかりではつまらないし、夫婦の寝室で犯す時はひたすら愛撫のみで焦らしたり、オモチャを使ったりと彼女の方から何かを求めさせる展開が欲しかった。

綾子の妹の千佳に付いては単に処女を奪った、剃毛した、アナルを犯したと断片的で、終盤にそれなりの描写はあるが牝奴隷にしたなら 、主人公とタッグを組んで綾子を堕とすなどの発展的な展開を見たかった。織江に関しては取って付けた感じがする上に、これまでの流れをトレースしただけのようにも見える。例えば序盤は主人公に癒しを与える役割だったのが、終盤に彼女に誤解され裏切られたと毒牙に掛けるのでも良かったかなと思う。織江は居なくても姉妹丼で十分だったのに、ちょっと欲張り過ぎたのかもしれない。


愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
4013『白昼衝動 兄嫁、義妹、そして継母を…』犬飼龍司、フランス書院/フランス書院文庫、2014/06 発売●あらすじ予備校に通う為に兄夫婦の家に同居させてもらっている少年が、衝動に駆られて憧れの兄嫁に迫って関係を持ち、その関係を知って兄にばらそうとした兄嫁の妹を口封じに凌辱し、ついには継母までも毒牙にかける。●登場人物【島崎修平】18歳。童貞。予備校に通う浪人生。アルバイトをしている。織江の義息。浩司の実弟。童...
4013『白昼衝動 兄嫁、義妹、そして継母を…』








フランス書院文庫の戦略かどうかは分かりませんが、基本的にデビューした時の「誘惑」または「凌辱」路線から次に真逆に来るケースはあまり無いようです。それでも一部に例外がありまして、例えば高杉圭氏はデビュー作品が「誘惑」でヒット→二作品続けて「凌辱」に挑戦→以降は「誘惑」となっています。犬飼龍司氏もデビュー三作品まで「凌辱」→四作品続けて「誘惑」→以降は現在まで「凌辱」に戻って来ていています。本作が凌辱回帰とは言え、主人公をあえて悪ぶらせているかのような違和感が拭えず、まぁ回帰しての慣らし運転と言うと失礼かもしれませんが、そんな印象を持ちました。


そんな前置きの上で昨年2月デビューの香坂燈也氏の五作品目となる新作は、再び「凌辱」に回帰しての刊行となります。




作品紹介(公式ホームページ)

優等生の仮面をかぶった青年は、最低の悪魔だった!
未亡人の肉孔をこじ開けるおぞましく膨らんだ亀頭。
女膣で灼熱を感じるたびに美弥子の唇からは悦楽の嗚咽が……
美女だらけの家で凌辱の限りをつくしていく将斗。
邪な視線は結婚を控えた長女・楓、さらには次女の菜々へ。
女に眠る欲望のすべてが暴かれる、ここは調教の家!


※あらすじは公式ホームページから引用しています。


当初は主人公が長女の婚約者かなとも思いましたが、公式ホームページの紹介を見ると恐らく違うようです。香坂燈也氏はこれから誘惑と凌辱の二足のわらじを履きながら、作品を重ねていく方向でしょうか。それにしても1年半で五作品目ですから筆が早いというだけでなく、実績を挙げていることの裏付けでもありますよね。
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tag : 童貞 高校生主人公 姉妹丼 処女 母子相姦

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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