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如月蓮「306号室の美母娘 世界で一番不埒で淫らな隣人」

如月蓮「306号室の美母娘 世界で一番不埒で淫らな隣人」(フランス書院文庫、2011年10月、表紙イラスト:サトウ貴之)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

隣人の貴和子の喪服姿を見て彼女を女として意識し始めた準は、ある日彼女の夫の形見の整理を手伝う内に貴和子と親しい仲になってしまうが、準に恋心を抱く美桜から積極的にアプローチを受けてしまい関係を持つ事に。

【登場人物】

瀬川準
20歳。大学2年生。幼い頃に母親を亡くし多忙な父親は不在がちな為、隣に越して来た中山家に頻繁に出入りし食事に同伴する等色々と面倒を見てもらっていた時期が有った。童貞。

中山貴和子
38歳。瀬川家の隣室の306号室に住んでおり、病弱な夫を失ったばかり。身長163cmでFカップの熟れた肢体と華やかで艶かしい雰囲気を持った美女で、夫以外の男性を知らず久しく性交渉を持っていない。

中山美桜
18歳。高校3年生で水泳部に所属しており、身長155cmでEカップと魅力的な肢体を持った童顔で可愛らしい美少女。小さい時から準を兄のように慕っており淡い恋心を抱いているが、父親の死去に伴いその傾向に拍車が掛かっている。処女。

【展開】

中山家で貴和子の手伝いをしていた準は汗を流そうと浴室に向かうと先に帰宅していた美桜がシャワーを使っており、彼女の魅力的な裸体を見てムラムラしてリビングに戻って貴和子に迫り手淫から口戯に発展し射精してしまう。

数日後準は美桜の裸体を覗き見た際に衝動的に持ち出した彼女のパンティをオカズにオナニーするが、程なく貴和子が尋ねて来て夕食を作ってもらう内にエプロン姿の彼女に再び勃起してセックスを迫り後背位で貫いてしまう。

一方貴和子の雰囲気の変化に気付いた美桜は彼女が準の部屋から出て来たのを見ると、入れ替わりに準を尋ねて2人きりの部屋の中や、ある日は準の車の中で彼に求められるままに手や口で射精の手伝いをしていく内に距離を急速に縮めていく。

その晩中山家に準を泊める事になった貴和子は入浴中に迫られ情交に至るも美桜の知る所となり、その後準が娘を抱いているのを知り動揺しつつも荒立てる事はせずに自室に戻り、壁越しに娘の喘ぎ声を聞きつつ一人遊びに興じてしまう。

早くも恋人気分の美桜は翌朝準に求められるままに電車内で痴 漢プレイから素股で射精を受け入れたり、帰宅すると彼の部屋の中で初めての騎乗位を体験したりするが、2人が親密になるのを見て快く思わない貴和子は翌日に準を自宅へ呼び出す。

娘の貞操を口実に関係を持つのは自分だけにして欲しいと求める貴和子に対し、調子に乗った準は彼女のヨガり声を携帯電話で録音したりテレフォンセックスを要求したりするが、あっさりと約束を反故にし自宅を尋ねて来た美桜と再びセックスをしてしまう。

四十九日法要を終えたある日約束通り喪服姿の貴和子を抱く機会を得た準だが、出掛けた筈の美桜が忘れ物を取りに戻って来て鉢合わせになり修羅場を迎える。準に迫った美桜が騎乗位で跨がるのを茫然と見守る貴和子だが、娘が中出しされるのを目にするや否や自分も搾り取ってあげると準に告げ射精したばかりの逸物を口に含むのだった。

【レビュー】

如月蓮作品は意外に母娘丼を題材にしたものが多く、本作以前の3作品はヒロインの人数に違いは有るが基本的に主人公が甘え性で、ヒロインは主人公をあっさりと受け入れ過ぎていて端的に言えばご都合主義な色合いが強い。
同じ作家の作品を続けて読み進めていくとよく陥りがちだと思うが、ここまで主人公とヒロインの構図や物語の進行にさほど違いが無いのもある意味で潔さを感じるし、癖が無いという点で万人向けの官能小説と言えるのかもしれない。

本作では主人公の隣人で夫を失ったばかりの未亡人・貴和子が主人公に男を感じトキメキを覚える一方、久々に再会した主人公にストレートにお兄ちゃん大好きと迫る貴和子の娘・美桜との三角関係がメインで、
貴和子に関しては未亡人らしく喪服姿での情交場面や定番の流し台での後背位でのセックスが有り、一方の美桜は現役高校生らしく制服姿で主人公に痴漢プレイをされたり、初めての騎乗位で恥じらいを見せたりとバリエーションは豊富である。

それぞれに見せ場は沢山有るのだが、やはり主人公の甘え口調での迫り方やあまり根拠の無い増長ぶりが鼻に付き又かと思わせるし、
ヒロインも基本的に求められてイヤよイヤよと言いつつ応じるのが空々しく感じてしまい、双方に深みを感じさせないのが残念と言える。
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tag : 大学生主人公 母娘丼 処女 童貞

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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