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秋月耕太「三人のママ 甘やかされて、惑わされて、しぼられて」

秋月耕太「三人のママ 甘やかされて、惑わされて、しぼられて」(フランス書院文庫、2014年5月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

失恋の傷を癒そうと潤子や亜衣から性的に奉仕される事になった想也だが、互いの関係が露呈したのをきっかけに3人で毎日のように情交を交わすようになる。そこへ実母の面影を持つ実登里も想也への想いを告げ、3人のママと恋人関係になってしまう。

【登場人物】

津村想也
高校に上がったばかりの少年で、6年前に事故で両親を失い、母の友人である潤子に引き取られた。潤子や同居している亜衣に密かに想いを寄せつつも、同級生の恋人を見付けたが破綻している。童貞。

白木潤子
35歳。国営放送の人気テレビキャスターで、生前の想也の母親と親しくしていた。艶やかな長い髪に、華やかで成熟した大人を感じさせるグラマラスな肢体。仕事柄男性との付き合いが無くなって久しい。

白木亜衣
27歳。潤子の従妹で彼女や想也と同居しており、看護婦の職に就いている。肩辺りで切り揃えた髪に猫を思わせる吊り目で勝ち気な印象のお姉さんタイプの女性。

松島実登里
30歳。想也のビアノの先生で潤子と同じく彼の母親と生前親しくしていた。想也を引き取ろうとしたが、亡くなった夫との間に子を為していない事の引け目から口に出せずにいた。母性を感じさせる優しい女性だが、想也を想ってオナニーする一面も。

【展開】

恋人に浮気され傷心の想也を慰める内に、いつの間にか手や口で性欲を発散させるようになった潤子は、亜衣にも同じようにして貰っていた事を知り彼女と話し合う。
その結果元通りの関係に戻そうと潤子は想也に告げ本番以外のエッチな事なら何でもする事になるが、彼に跨がり素股をしてあげる内に交合に至ってしまう。やはり3人で恋人関係になるしかないと開き直った彼女は、亜衣と交互に想也に抱かれる事に。

想也は朝遅刻寸前まで玄関先で2人と交わり、帰宅してからは夜勤前でナース服姿の亜衣に搾られ、夜遅く帰宅した潤子とは風俗さながらに浴室で泡奉仕を受ける生活を送るが、ある日実登里の家でビアノレッスンの成果を潤子や亜衣に披露する事に。

実登里の家を訪れうっとりとした表情を見せる想也に嫉妬した潤子と亜衣は、実登里が外出した隙を見て精を搾り取ってしまい、当然ながら帰宅した実登里は覗いてしまうが口に出せず、想也を想いオナニーに浸ってしまう。

5日後結論が出せずにレッスンの日を迎えた実登里は副業の翻訳の仕事の疲れからうたた寝すると、訪れた想也に対して寝惚けたまま挑発するような寝言を呟いてしまい、弾みで一晩だけと約束し性欲の塊の想也に抱かれ何度も中出しされる。

翌朝も想也に抱かれる実登里は途中で潤子と電話越しに会話する内に情交に気付かれるが、3人で想也を愛し合おうと約束され、実母のようだと甘える想也に迫られると甘美な気持ちになった実登里は関係を受け入れる事に。
2週間後潤子たちに別荘へ誘われた実登里は、到着するなり大胆な水着姿で潤子や亜衣に体をまさぐられながら想也に貫かれて絶頂へ導かれ、更にその晩には寝室で2人と並んでお尻を突き出し、後ろの穴の処女を捧げ幸せを感じるのだった。

【レビュー】

「甘やかされて、惑わされて、しぼられて」のサブタイトルの通り、主人公に対してヒロインたちが三者三様に愛情を見せる様子を的確に表していて面白いなと感じさせる。

主人公の保護者の立場である潤子や亜衣に関しては説明不要とばかりに始めから主人公と性的な関係にあるのだとした上で、童貞喪失に至る流れをコンパクトかつ変化球的に纏め、潤子は癒しを与え、亜衣は主人公のMっ気を引き出している。
その一方で実登里に付いてはたった一晩でという拙速感やきっかけの弱さは感じられるものの、実母の面影を持つ彼女に対して時に甘えたり或いは自分のものだと言わんばかりに責め立てたりと情交場面の濃厚さは相変わらずである。

高いレベルを維持してはいるが本命ヒロインに対する責めのパターンはここ数作品で似たりよったりな印象が否めず展開が読めてしまうのと、
全員での情交場面が駆け足で終盤の各節はここで百合含みの4P、ここではアナルセックスとダイジェストになってしまうのは勿体無い気がする。
個人的な好みなのは先にお断りした上で、例えば主人公を責め立てる序盤の亜衣や潤子との描写、終盤で実登里が2人にやり返す場面はもう少し欲しかった気がする。

本作は全320頁なのでもう16頁或いは32頁追加して掘り下げた描写をしてもらいたいと感じるが、ここは作者ではなく編集側の都合によるもので価格が上がると売れないのではという懸念も有るだろうが、個人的には頁数の増量を希望したい。

【参考記事】

愛好家Sさんのブログでも本作を紹介なさっています。

4003『三人のママ 甘やかされて、惑わされて、しぼられて』
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三人のママ-甘やかされて、惑わされて、しぼられて(著:秋月耕太、フランス書院文庫)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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