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鷹羽真「僕だけの未亡人義母 こんな衣装を着せないで」

鷹羽真「僕だけの未亡人義母 こんな衣装を着せないで」
(フランス書院文庫、2010年12月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年5月6日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

父の一周忌の晩に継母のすみれが見合いをすると知った満は、衝動的に彼女を押し倒してしまう。始めは夫への操や満との年の差に躊躇していたすみれもいつしか積極的になり、恋人同士の仲になる。

【登場人物】

篠宮満
中学2年生。幼い頃に産みの母親を亡くし、1年前に父親も亡くなっている。すみれに密かな憧れを抱いており、彼女に相応しい男になろうと小説やAVなどから性知識を得ている。童貞

篠宮すみれ
33歳。満が小学3年生の時に彼の父親と結婚したが、伯母の勧めも有り満を引き取り再婚しようかと考えている。身長165cmで肉付きの良い魅力的な女性。近所のハンバーガーショップでパートを始めたばかり。

【展開】

父の一周忌の晩にすみれが夫の遺影に向かって見合いに応じると呟いたのを盗み聞きした満は、他の男には渡さぬと夫婦の寝室に押し入り、喪服姿の彼女に抱き付き執拗にキスを仕掛ける。ズボン越しに太ももへ勃起を押し付けて射精しただけでは収まるはずも無く、満は彼女を押し倒し秘所にもキスをした後で挿入を試みて自失してしまう。すみれに肉の裂け目を開くように頼んで合体し三度の射精に至っても、獣欲は満たされずに剛直を足袋を穿いた足に擦り付ける。

翌日満は情事を無かった事にしたいというすみれの申し出を軽く交わしつつ、セーラー服の魅力を教えて欲しいと彼女を説得して着させイメージプレイの一貫で淫語をノートに書かせたり口に出させたりする。満の押しの一手になす術もなく何処かでは男を感じ始めたすみれは初めは正常位で、次はバックにされ犯されたかのような倒錯した感覚に陥りながら絶頂へ導かれる。

春休みが終わり満が学校に通っている間の寂しさを紛らわせようと、すみれは近所のハンバーガーショップでパートを始めるが、ある日店にやって来た満が他の客に見られそうな状況で悪戯した為に強めに叱る。それが彼の動揺を招き店のトイレを清掃している時に個室に押し込まれてイラマチオ同然に口腔を犯され、パートが終わると近くのショッピングモールのトイレに呼び出され制服姿のまま交わってしまう。

これをきっかけにすみれは義理の息子との情交することにある種吹っ切れた様子で、セクシーバニーに扮して酔わされた勢いで満のペニスに口唇奉仕をしたり、背面座位で跨がって激しく腰を遣って射精に導いたりと次第に積極的になっていく。そんなある日満は酔ったすみれにラバーボンテージを着させて被虐性があるかどうかテストすると告げ、パイズリ奉仕で顔射したり四つん這いにして熟れ尻をスパンキングしたりした後で、バックで貫き彼女に服従を誓わせる。

すみれは素面に戻ると酔った時の記憶が蘇り羞恥するものの、酒の力を借りて時にはサディスティックにもなり情交を重ねていく。そして六月に入り亡き夫との結婚記念日を機に満の女になることを決意し、想い出のウエディングドレスを身に纏って寝室を訪ねた彼の求愛を受け入れるのだった。

【レビュー】

本作は2009年に第4回美少女文庫新人賞を受賞した人気作家「鷹羽シン」氏が名前を「真」に変えたフランス書院文庫進出デビュー作品で、手袋を着用した手コキ描写や濃厚なキスシーンなどに定評があり、フランス書院文庫でも概ね同じ路線である。文体で特徴的なのはキスを交わす時などに多用されるカタカナ表記のオノマトペであり、ヒロインが独特の喘ぎ方を描く巽飛呂彦氏や、ひらがな表記のオノマトペを使用する弓月誠氏と共通する点も見られる。

本作は中学校に通う主人公と33歳の継母の「2人だけ」の情交で終始しているが第一章の時点から既に情交関係を結んでおり、少年らしい押しの一手で攻め立てる主人公と羞じらいつつも終盤ではお酒の力を借りつつも大胆になる継母との関係性に妙味がある。美少女文庫出身の作者らしく、継母にはセーラー服やハンバーガーショップの制服、バニースーツ、ボンテージやウエディングドレスまで何でもごされであり、ともすれば単調になりがちな「1vs.1」ものに彩りを添えている。

作者のお得意と言える濃厚なキスや口戯の描写が随所に見られるものの、とは言え個人的には独特の擬音描写の多用は読んでいてかなり気に掛かるところである。官能描写の濃厚さは間違いないのだが、そんな作風にメリハリがなくオノマトペ全開だとコッテリ感も否めない。時にはムードだけで押し流してはいけないような場面では使い方が難しいだろうなと思うが、 いかがであろう。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
2010/12/22 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「見ないで……こんな格好恥ずかしいわ」息子が贈った淫らすぎる黒下着を女蜜で濡らし、完熟女体で濃厚な奉仕を捧げる33歳の未亡人義母。優しく微笑むエプロン姿の下には垂涎の女肉が!憧れつづけたママだから、すべてを見たい、犯したい。ママを完全に手に入れるまで、僕の欲望は終わらない!★★★★★ 義母を愛する主人公の執拗な交わりがエスカレートす...
僕だけの未亡人義母-こんな衣装を着せないで(著:鷹羽真、フランス書院文庫)


作者は美少女文庫をホームグラウンドにして著作を重ねつつ、フランス書院文庫でも年1作品程度のペースで刊行なさっています。最新作はこちらです。




本作はヒロインが3人で、ヒロイン1人の作品と交互に刊行なさっているような印象です。個人的には元々この文体ならば10代~20代の姉が出て来る作品の方がより自然だと思っていましたので、本作に期待したいです。
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tag : 中学生主人公 童貞 母子相姦 デビュー作品

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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