FC2ブログ

朝比奈海「禁断家族 邪淫の宿」

朝比奈海「禁断家族 邪淫の宿」
(フランス書院文庫、2010年3月、表紙イラスト:左静怡)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2018年6月20日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父親の死去で実家へ帰郷した大輔は密かに身内である継母の良枝、実姉の冴子、良枝の連れ子の春菜の3人を囲い、旅館を改装しようと目論んでいた。手始めに良枝の口唇奉仕を受けた後、大輔は冴子や春菜とも相次いで関係に至るが…。


【登場人物】

大輔
27歳。3年前に父親の死去をきっかけに帰郷し、現在は旅館の跡取りとして働いているが、周囲からは女遊びが好きで不真面目だとあまり評判は芳しくない。密かに周りの親族3人を囲おうと野心を抱いている。一番は良枝だが中学時代の担任だった冴子にも憧憬を抱き、結婚直前に手での放出を手伝ってくれた甘美な想い出に拘っている。

良枝
39歳。大輔と冴子の継母に当たり、春菜の実の母親でもある。再婚した夫を亡くしてからは旅館の女将として采配を振るい、和服が似合う肉感的な魅力に溢れた美女。

冴子
36歳。大輔の実姉で県南の中学校の教諭を務めている。結婚するまでは地元にいたが良枝と折り合いは良くなく、現在は一回り年上の夫と離れて暮らしている。大輔が昔から憧れを抱いており、高校3年生の時に1度だけお触り程度の関係を持った事が有る。

春菜
18歳。良枝と前夫との間に産まれた娘だが、再婚した大輔の父親の意向で将来は彼と結婚させようと考え籍に入れていなかった。母親に似て巨乳でスタイルが良く瑞々しさに溢れた美少女で、大輔に対し兄以上の感情を抱き処女を捧げたいと願っている。


【展開】

父親の三回忌を済ませ春菜が友人宅に泊まると知った大輔は、夫のと掛け持ちで別の法事から帰宅した喪服姿の良枝に酒を勧めるが、良枝が先にお線香をあげたいからと仏間に向かっていく。良枝は生前の夫との記憶に浸り淫らな表情を浮かべるが、その姿を大輔に覗かれたのを知り羞じらいを感じつつ風呂場に向かう。灯りがついていなかったので裸体を隠さずに入ると、そこで大輔と鉢合わせになり身体を求められるが、いずれは春菜と結ばれるのだからと説得し口唇奉仕に留める。

一週間後自ら責任者として中学の修学旅行の引率で冴子が旅館にやって来るが、三回忌の時にはあまり良枝と会話をしなかっただけに、歳の近い継母に対してまるで大輔と夫婦のようだと嫉妬を剥き出しにする。そして夜になって大輔に連絡し一緒に酒でもと誘い部屋に招かれると、すっかり男らしくなった実弟に抱かれても良いと仄めかす。大輔も高校卒業前の一夜は手だけで終わったことを残念に思っており、一夜限りのつもりでいた冴子にまた機会はあると告げ、騎乗位で繋がり中出しを果たすと繋がったまま対面座位で激しい情交に浸っていく。

数日後良枝は娘からまた友だちの家で勉強するからと外泊すると聞かされ、前回のように大輔と二人きりの夜にただでは済まないと期待すらしていると、大輔から電話があり既に春菜の件は知っているようである。添乗員への接待もそっちのけで帰宅したのを怪訝に感じつつも、自分との一夜のために早退けしたのを嬉しく思い、今夜こそ抱きたいと迫られて良枝は身体を許してしまう。翌朝三度の荒淫の果てに起きた大輔は髪もボサボサで、帰っていた春菜にいつもと違うと指摘されヒヤリとするが、夕方から女将会で良枝が三日間不在にすることを聞いていて、仕事前に布団部屋で和装に着替えようとしていた良枝に迫り立ちバックで交わってしまう。

良枝の不在を喜んでいたのは春菜で、既に母親が大輔を見る目が女のものだと気付いていて、かねてから大輔のお嫁さんになると聞かされていたのにと不満を抱き、このチャンスを逃す術は無いと考えていた。旅館の見回りを終えた大輔に甘える振りをしてから入浴を勧めると、自分が背中を流してあげると誘ったのに、いざ勃起を目の当たりにすると腰が退けてしまう。大輔は躊躇したものの自分の部屋に春菜を招き入れ、セックスを求める義妹に本番以外ならと告げて瑞々しい身体に触れるが、母顔負けの淫らさに理性を抑え切れずに結局は処女を奪うのであった。

次の日の晩に良枝は予定を早めて帰宅したが、それは春菜よりこれから大輔に抱かれると電話が入ったからで、嫉妬に駆られ憔悴し切った表情である。娘から恋敵のように見られて母親でいることに耐えられないと悩んだだけに体調を崩し、次の日は旅館の上階にあるプライベート空間で休んでいたが、昼過ぎにやって来た大輔に求められ一人の女として見て欲しいと告げる。請われるままに大輔の勃起に跨ぎ、熟れた秘肉がいやらしいと観賞されると、良枝は自ら腰を落として快楽を求めていく。

8月のある日業者との会合を予定しており、良枝が支配人と共に仙台へ向かうと聞いた大輔は、そろそろ仕事に本腰を入れると周囲にアピールするためにも同伴を申し出る。しかし大輔は仙台にいる冴子とも交わる気でおり、先に支配人が業者を接待するために夜の街に出たのを見ると、夕食を済ませてから良枝だけをホテルへ帰させる。そして冴子と待ち合わせるとラブホテルに直行し、飢えていたのか情交の果てに絶頂してぐったりしたまはまベッドに寝かし付け、今度は良枝に連絡を取り部屋に呼び付けてソファーでバックにして交わる。良枝が絶叫すれば冴子だって気付かぬとは思えず、ベッドルームに戻るとやはりもの欲しそうな様子である。今度は良枝に聞かせるつもりで荒淫を始めると、良枝がやって来ていて一応は怒りの表情を浮かべたものの、歳の近い冴子の気持ちも分からぬ訳でもないと納得し一緒に大輔へ従うと約束する。良枝と冴子はベッドに並んで手をつき美臀を晒して交互にぺニスを受け入れると、大輔の望むように始めに良枝、次に冴子の順に濃い胤液を注がれていく。

冴子と三人での交わりから半月が経ち、あの日からずっとお預けのままだった良枝はこのところ正妻気取りの娘に嫉妬し、心身に支障を来すほどになっていた。そこへ大輔から連絡が入り宿泊客を迎えた後部屋で逢おうと言われ、寝室のベッドでシックスナインの後で騎乗位で快楽を貪っていると、そこへまだ帰って来ないはずの春菜の怒声が聞こえてハッとする。言い訳を並べるが、大輔に腰をホールドされたまま子宮口を突き上げられては説得力など無く、それでも春菜が大輔に諭されて口付けを交わしているを見るとと嫉妬心も薄れていく。今度は春菜が跨がり良枝が大輔の顔に秘所を向けると、いつの間にか引き出しに隠してあったバイブを使われて同時絶頂へ至る。流石に母娘二人との性交に疲れたようで大輔は眠ってしまうが、実は冴子に連絡しており今旅館に着いたところだと知らされ、舞台を家族風呂に移してのハーレム性交を夢想しぺニスを滾らせるのであった。


【レビュー】

小鳥遊葵氏がフランス書院文庫でかつて使っていた名義が「朝比奈海」氏で、熟女ヒロインに興味を抱く主人公というのは前作の「『狂夜 二人の母と叔母』とほぼ同じだが、春菜という妹キャラも加え幅広い属性を取り込もうとしているのが大きな特徴だと言える。とは言えメインは継母の良枝と実姉の冴子の2人であり、無くなった夫に操を立てつつも近くに居る男の存在に惹かれてしまう良枝と、夫とはセックスレスに有り弟の帰郷をきっかけにして相姦を犯してしまう冴子との情交描写の対比は良かったと思う。

しかし良枝とは勿体付けるように先伸ばしにし前戯が長めな一方で、冴子とは相姦の意識はしつつも意外に情交に至るまではあっさりし過ぎていてそのアンバランスさはやや気に掛かったし、春菜に関しては確かに1章分使っている割にはこちらも処女を失なう緊張感はあまり感じられず、最後に突如4P要員に駆り出された感は否めないかもしれない。

主人公がハーレムを形成しようと意識し偶然が重なった結果とは言え目標を達成しようとする展開は、高校生の主人公がヒロインから好かれ非自覚的にハーレムになりがちなフランス書院文庫の誘惑系作品とは一線を画していて面白いと思う。個人的に気になるのは前作と同じくやや硬式過ぎる文体なのと、序盤と終盤のバランスが悪くて尻切れ気味にハーレムが描かれている点である。


DSKさんのブログにて本作をご紹介なさっています。
2010/3/24 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(私は夫に顔向けできない、罪深い女なの……)良枝は心の中で詫びながら、義息の肉棒へ口唇奉仕する。喪服から覗く豊潤な乳房、艶やかな太ももが悩ましい。閑静な客室、由緒ある温泉で続く未亡人女将の相姦儀式。良心の呵責の中、39歳の女体は嬉々として溺れ始めていた。息子の眼はさらに二人の娘へと向けられているとも知らず……。★★★★☆ 背徳の関係に戸...
禁断家族-邪淫の宿(著:朝比奈海、フランス書院文庫)






朝比奈海・小鳥遊葵名義合わせて通算19作品目となる新刊が6月に発売されます。(リアルドリーム文庫で刊行された5作品を含む)




「今夜は娘もいないし、いつもより淫らになるわ」
湯煙が充満する浴室で妻の母と交わす熱い抱擁。
大事な場所を洗い合えば溢れる愛液と大量の恥汁。
新居に押しかけてきた美しい義母と小悪魔な義妹。
布団を川の字に並べ、互いの目を盗んで続く蜜戯。
40歳、20歳、18歳、三人の「妻」との妊活!


●もくじ

第一章 淫ら妻 幸せいっぱいの新婚生活
第二章 妻の母 押しかけてきた似た者母娘
第三章 横どり癖 魔性の女肉に溺れて
第四章 妻の妹 純真だった小悪魔
第五章 正妻の意地 私を孕ませて……
第六章 子づくり競争 女系家族に愛されて
第七章 みんなの婿様 浴室の密談

(フランス書院公式ホームページより引用)

関連記事

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

禁断家族-邪淫の宿(著:朝比奈海、フランス書院文庫)

2010/3/24 発売 禁断家族-邪淫の宿著:朝比奈海、フランス書院文庫 → Amazonはコチラから。 → Kindle版はコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 → 【honto】の電子書籍はコチラ。 → 電子書籍の【ひかりTVブック】はコチラ。 → 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。 → eBookJapanはコチラ。 (私は夫...

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
管理人のTwitter