FC2ブログ

神瀬知巳「義母温泉」

神瀬知巳「義母温泉」
(フランス書院文庫、2010年4月、表紙イラスト:山本重也)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年11月5日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

義母温泉 (フランス書院文庫)
神瀬 知巳
フランス書院
2012-08-17




【あらすじ】

義母の貴和子と温泉旅行にやって来た秋生は、彼女が再婚して自分から離れていくのではないか、今回はその話を切り出すのではと心細い気持ちでいた。ところが人違いから暎子たち三人の熟女の部屋に連れ込まれ関係を持ったのをきっかけに、貴和子に告白する機会を得て結ばれることに。


【登場人物】

榎本秋生
15歳。高校進学を控えた少年で、義母の貴和子と共に暮らしている。内気で引っ込み思案な性格で、貴和子に気を遣うあまりしっくりいっていない。幼い頃に母を亡くし、父親も1年前に交通事故で亡くなった。童貞

榎本貴和子
32歳。実家は書道家で師範の資格を持ち、合気道の心得がある。行儀や礼儀に厳しい、気品と優美を兼ね備えた和服美女で、3年前に秋生の父親と結婚したが死別している。

四条暎子
34歳。四条財閥の当主で教育財団を運営している。京都地方の訛りが特徴的で、はんなりとした性格に和服の似合う非の打ち所がないグラマラスな女性。夫を3年前に病気で亡くしている。

里恵
34歳。暎子の友人で柔和な面立ちの女性だが、夫とはセックスレスの状態。語尾を伸ばした話し方で天然気味で、あっけらかんとした性格。

弘美
32歳。暎子の友人で、比較的規模の大きい企業の代表を務めている。目鼻立ちがくっきりとしていて普段は高飛車な性格だが、幼馴染みの里恵からはM女だと弱い面を知られており、ストレス発散にホストクラブに通っている。


【展開】

合格祝いとして貴和子と共に温泉旅館にやって来た秋生は、関係修繕を図ろうとする貴和子から一緒に内風呂に入ろうと誘われるが照れも有り大浴場に入ると断り、浴場を出ると道に迷って部屋を間違えてしまう。そこでは頼んだ出張ホストと勘違いした里恵と弘美に一方的に話を進められ、あまつさえ携帯を取り上げられてしまい、隣室で眠っている暎子に夜這いを掛け性的な奉仕をせざるを得なくなる。

仕事の疲れもあって身体を清めるでもなく眠ってしまったとは言え暎子が気付かぬ訳もなく、秋生は事情を話して許しを得たもののアソコの味は美味しかったと不用意なことを言ってしまい、暎子が里恵に渡された手錠を興味深そうに持ち出すと誤ってバネ仕掛けが作動し秋生の両手を拘束する形に。そのお詫びとばかりに暎子が騎乗位となり童貞喪失するが、禁欲していた秋生が一度で収まる訳もなく、体位を入れ替えて正常位で連続放精する。

失神するほどの暎子の変貌に戸惑う間もなく、情交を覗き見ていた里恵と弘美が部屋に乱入し、なおも秋生が少年の振りをしていると思い込む。しかし弘美の携帯に件のホストから連絡が入ると、彼女は秋生と里恵が悪いとばかりに部屋を立ち去ろうとするものの、里恵が足を引っ掛けて転倒させると手錠を使って後ろ手に拘束してしまう。いかに欲求不満なのかを里恵に説明されながらも弘美を貫くが、頑なに危険日だからと告げられて、横に並んだ里恵の膣内に出そうとすると、弘美は折檻は終わっていないからと遠回しに求められ中出ししてしまう。

その頃貴和子は関係改善に向けて秋生に一緒に内風呂に入ろうと誘って断られたのが気掛かりで彼に連絡するが、電話の向こうでは息子の声と女の嬌声が聞こえるのみで、部屋の名前を聞くとカッとなって一目散に駆け出す。そんな連絡があったとは知らない秋生は三人と一緒に内風呂に入るが、ハッスルした里恵によって弘美の口唇奉仕を受けた後、気が済むまで付き合うからと暎子に後ろ向きに跨がられながらアヌスを指で悪戯して三度目の中出しをする。

そこへ貴和子が乱入し秋生や里恵を相次いで投げ飛ばすが、暎子がそれ以上の心得を持っているとは知る由もなく、逆に身体を押さえ付けられ後ろ手に拘束される。暎子の励ましもあって愛の告白をした秋生に対し貴和子は里恵に悪戯されて濡れた秘所を露わにさせられてしまうが、貴和子が受け入れないのなら自分が養子に貰うとの暎子の殺し文句とともに手錠が外れ、貴和子は思わず秋生を抱き寄せてしまう。

その間に暎子によって尻を付き出す形で抑え込まれた義母から挿入願望を求められると秋生はバックで一度中出しし、休むことなく騎乗位に変えて奥深くまでぺニスを挿し込む。更に弘美には尻穴を指で蹂躙され、里恵にはスパンキングされた貴和子は、気絶するほどの快感を得ながら子種を浴びせられる。そして意識を取り戻すと寝室に移され後ろから我が子に貫かれているのを自覚するが、いつの間にか後ろ手に拘束されていることに気付く。暴れないようにという里恵の悪戯な言葉の意味も分からぬまま、秋生にアナル処女を奪われてしまい、注がれ続ける子種の熱さに身をよじらせるのであった。

こうして連夜のように義母と交わり合った秋生だったが、帰りの列車のなかで暎子たちからのメールを着信する。本当に大事な人が誰か彼女たちは分かっているから浮気しても構わないと貴和子に言われ、秋生は口唇奉仕を受けながら彼女たちに想いを寄せるのだった。


【レビュー】

なさぬ仲の義母と主人公が温泉旅行をきっかけに深い仲になるというのは誘惑小説の王道パターンだが、本作では勘違いで主人公が他の部屋に引き込まれて熟女相手に童貞を失なった後、教わったテクニックを駆使し義母をメロメロにしてしまう。作者が得意とする無意識ながらも絶倫な少年が次々にヒロインたちをモノにしていく描写は休みなく続いていて、相変わらず濃密だなと感じるがたった一晩の饗宴にしてはやり過ぎ感が否めない。

方言を使う和服熟女の暎子は夫を失って3年振りのセックスに目覚めると共に、まだ幼い主人公の初心振りに庇護欲を掻き立てられるものがあってそこは良かったが、この方言の多用は本作の情交描写においては賑やかになりがちでマイナスの方向に作用したように思われる。

弘美は普段から高飛車な性格でまだ高校に上がってもいない主人公をホストの大学生と勘違いしたと気付いても開き直るも、里恵にM性を看破され甘えん坊になる点は楽しめたがやや消化不良の感も否めない。その要因となった里恵は酔った影響も有ってか終始間延びした口調なのと、他のヒロインたちを導く役割だとは言え肝心な所で水を差してしまう言動が少なくなく、蛇足との印象を抱いた次第である。

貴和子はこうした作品の展開上出番が最後になるのはやむを得ないが、なさぬ仲の母子が結ばれる王道展開を期待する向きとしては場面が少なく、きっかけが半ば強制的なだけにイマイチ感情移入しきれずに中途半端に放り出された気がする。色々と工夫されているのはよく分かるのだが個人的には「こうあって欲しくない」パターンが続いてしまい、義母との話を読みたかっただけに肩透かしの感が否めず、これなら血の繋がりの無い「熟女温泉」にした方が良かったのではと思う。


DSKさん、愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2010/4/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「今夜は思うぞんぶんママに甘えていいのよ」愛液でぬめ光る秘肉を惜しげもなく浴衣から晒し、潤んだ瞳で少年の胯間に指を伸ばす32歳の義母。熟女の深フェラ、湯船の肉交、泡まみれの菊蕾……爛熟した性を我が子にぶつける、狂乱の和室。相姦温泉、そこは全ての倒錯した欲望が叶う場所!★★★★☆ 秀逸な情交描写に反して唐突で強引なストーリー, 2010/5/13...
義母温泉(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

1709『義母温泉』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2010/04 発売T019『義母温泉【最高の結末】』神瀬知巳、フランス書院/オリジナル電子書籍、2016/10 配信●あらすじ継母と温泉旅行にやって来た少年が、継母が再婚して自分から離れていくのではないかと心細い気持ちでいたところ、人違いから三人の熟女と関係を持ち、それが切っ掛けで継母に告白する勇気を得て結ばれる事になる。●登場人物【榎本秋生】15歳。童貞。中学...
1709『義母温泉』、T019『義母温泉【最高の結末】』







神瀬知巳「義母温泉【最高の結末】」
(フランス書院文庫、2016年10月配信開始)


作品紹介(公式ホームページ)


【展開】

義母の貴和子が書道展に泊まりで出掛けてしまい、秋生は不在の間に暎子の元に預けられることになったが、前日に里恵と密会しているのに今晩は弘美の会社を訪ねることに。社長然としてスーツを着こなしている彼女をエレベーターの中でバックで犯し、更には社長室の椅子に座りながら口唇奉仕を受ける。そしてイラマチオ同然に口腔を犯し飲精させるが、弘美からは貴和子にも優しくするだけではなく、私と同じようにしてあげなさいとアドバイスされる。

そして暎子の自宅に帰ると有無を言わさずに押し倒し、もらったローターを尻穴に挿入しバックで彼女を貫き、更には彼女が弘美と話している間に秘所の翳りをカミソリで剃ってしまう。一度だけで収まらない秋生は抜かずの二回目に突入すると、そこへ貴和子からの電話が入り、どうやら義母の生理が来ないということである。勢い付いた秋生は義母だけでなく暎子も孕ませてやろうと、あと五回は中出しすると告げるのであった。

(文庫換算で46頁)
関連記事

tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 熟女限定

コメントの投稿

Secre

完全版

、フランス書院二十五周年記念で『義母温泉 特別編』というWEB短編がフランス書院WEBサイトに掲載されました。

武道経験者

四条暎子(えいこ)。四条財閥の当主。未亡人。里恵と弘美の友人。京都弁で、榎本貴和子と同じクラスの武道経験者です、怒った榎本貴和子に挑まれてやり返したぐらいですから。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR