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神瀬知巳「僕のおばさま・僕の美姉妹 隣りのベランダ」

神瀬知巳「隣りのベランダ 僕のおばさま・僕の美姉妹」(フランス書院文庫、2008年5月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

春樹は隣人の新島家の次女の葵から想いを寄せられるが、彼女の母親の涼子や姉の遥香と性的な奉仕をされた事が有り罪悪感を抱いていた。そんな中で涼子と関係した春樹は遥香に知られて関係を持つと、更には葵とも結ばれる。

【登場人物】

北沢春樹
16歳。高校1年生。幼い頃に母を亡くし、商社に勤める父親は仕事人間で不在がち。女子の目を惹き付ける端正な容貌で生徒会に所属し、お隣の新島家に親切にしてもらい涼子の会社でアルバイトをしている 。童貞。

新島涼子
38歳。料理好きが高じて輸入食品の会社を経営しているが、自分より年収が高い事にプライドを傷付けられた夫とは離婚している。高校に合格した春樹に偶々オナニーグッズを見付かってしまい、それ以来毎日手や口で性欲を発散させてあげている。

新島遥香
19歳。涼子の長女で大学2年生。明らかに春樹を好きな気持ちを見せている妹に気を使い、自分も彼が好きだという感情を抑えている。栗色に明るく染めた髪にグラマラスな体付きだが処女のまま。1年前の夏に春樹の初キスを奪い手コキ射精させた。

新島葵
16歳。涼子の次女。春樹と幼馴染みの高校1年生で、早くも陸上部のレギュラーとして活躍している。母や姉には劣るものの、高校生としては巨乳と呼ばれる位プロポーションが良い。処女。

【展開】

陸上大会を間近に控え春樹と一緒に朝のジョギングを終えた葵は、彼の服の匂いを嗅ぎながら想いにふけオナニーしている現場を春樹に見られ、恥ずかしさの余り頬を張ってしまいます。

その日の夕方涼子に社長室へ呼び出された春樹は既に習慣となっているお口での奉仕をして貰い、新島家で夕飯をごちそうになりキッチンで皿を洗っているとそこへ遥香が現われ、際どいビキニの水着姿で誘惑されます。
涼子がキッチンにやって来た為遥香は退散しますが、入れ替わりにやって来た涼子に性欲をぶつけた春樹は本番がしたいと体を求め、遥香や帰宅した葵に見付かりそうになりスリルを感じつつも立て続けに中出しします。

2日後木を伝いベランダから春樹の部屋にやって来た遥香は視力が悪くても男女の匂いで分かると涼子との性交を指摘し処女を捧げると、更に3日後には自分の部屋で勉強会と口実に春樹を呼び付け隣の部屋に居る葵を意識しながらフェラチオします。
取り敢えず葵に見付からない様に友人宅に泊まりに行くと嘘を付き春樹宅に移動した遥は、風呂場で2度の絶頂を味わった後彼の部屋で水着姿で挑発しますが、そこへ自分と同じ様にベランダから葵が乗り込んで鉢合わせになります。

開き直り目の前で挑発する姉に触発された葵は見よう見まねで春樹に口奉仕するも上手く出来ず、後ろ手に縛られながら遥香にレクチャーを受けて破瓜を迎えると姉と重ね餅状態で密着し、遥香が後ろの処女を奪われ陶酔するのを目の当たりにします。

葵が外泊する事を電話で連絡した遥香は涼子に関係を気付かれてしまい、身を退こうとした涼子を繋ぎ止めようと休日出勤に付き合った春樹は社長室で彼女のアナルを貫き、3人とも大事な人だと告白し恋人としての付き合いが始まります。

【レビュー】

本作は神瀬知巳作品で最も頁数が多い414頁とかなりのボリュームに対し全5章建てとなっており、それだけ1章当たりの情交描写が濃厚だという裏付けになると思います。

涼子とは主人公が偶々女としての秘密の面を知ってしまって以来毎日の様に手コキやフェラチオをして貰う関係になりますが、やはり娘の恋人に手を付けてしまったという悔恨となし崩しに関係を求めてしまう面とのギャップがよく描かれています。

第3章で2人の関係に気付いた遥香とも関係を結び、第4章では葵とも結ばれ一気に姉妹丼となりますし、百合要素も感じられる展開は先に処女を失った姉として妹を気遣いながらレクチャーしており、神瀬知巳作品らしい優しさを感じさせます。

最後の第5章辺りになると一気に纏めようとしたのか涼子のアナルから4Pに流れていくのはやや無理が有りますし、最後の7行で涼子が妊娠を仄めかす辺りは正直蛇足に思えて醒めてしまいましたね。

神瀬知巳作品は結構孕ませ要素が強く、リアリティを求める私のような読者としては好き嫌いが分かれる微妙な作品も有りますが、本作はまだ納得のいく流れだっただけに最後が余計な分残念に思えます。


【トラックバック】

DSKさんのブログでの紹介記事はこちらからです。

DSKの官能レビュー整理箱 僕のおばさま・僕の美姉妹-隣りのベランダ(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

愛好家Sさんのブログでも紹介されています。

1572『隣りのベランダ 僕のおばさま・僕の美姉妹』
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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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