FC2ブログ

神瀬知巳「甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母」

神瀬知巳「甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母」
(フランス書院文庫、2007年4月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年4月10日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父親と母親が離婚し親の愛情に飢えていた洋介は、志穂を義母として迎えるのを前に不安を口にし母親代わりに育ててくれた千佳に優しく手コキして貰う。2年後早くも夫婦生活に破綻を来たしつつある志穂は、家族旅行の晩に寂しさを埋めてもらおうと洋介に甘えさせている内に、彼の性欲に火を付けてしまい禁断の関係を結んでしまう。


【登場人物】

吉沢洋介
15歳。高校1年生。実母は洋介が小学4年生の時に離婚して家を出て行った。中学2年生の時に父親が志穂と再婚したが、浮気癖が直らず自宅に不在がちでやきもきしている。一度だけ性的な関係になった千佳に想いを寄せつつも、現在は週に2回スポーツクラブで顔を合わせている。童貞

吉沢志穂
28歳。たおやかな瓜実顔で気品が有る細身ですらりとした美女。洋介の父親の部下で結婚はしたものの、夫の浮気癖が原因で気を病み離婚を考えている。洋介とは仲良くしようとテニスを習い始めるなど色々と気を使っており、普段は「ですます」口調で接することが多い。

松岡千佳
36歳。建築プランニング会社の社長で、夫とは離婚し女手一つで洋介と同い年になるひとり息子を育てている。グラマラスな体つきと凛とした美貌の優雅さを持ち、両親が離婚をした洋介を夕飯に招き実の息子同様に育てて来た。現在息子は進学により寮生活を送っている。


【展開】

松岡家に友人たちと遊びに来た中学2年生の洋介は一度は友人たちが疲れて昼寝している千佳のスカートの中を覗こうとして止めつつも、後で自分も気になり同じ事をしようとして彼女に見付かってしまう。悪戯を咎めた千佳は穏やかに微笑みながらも友人たちの行為を止めてくれたと洋介に感謝し、勃起しているのに気付くと体を触らせキスをしながら手コキで優しく射精に導いてあげる。

それから2年後折角の家族旅行の途中で仕事を口実に帰京した夫を憂い酔った志穂の表情を見た洋介は、ママと呼び甘えながら彼女の秘所を愛撫し遂に正常位での初体験に至るものの、どうしても中出しだけはまずいと訴えられる。志穂は指先が冷たいからと先ほど洋介の指に塗ってあげたクリームを勃起にまぶすと、自ら四つん這いになってアナルセックスを求め腸内に迸りを受け止めるが、四つん這いの体位が洋介を刺激したのか二度目の肛門性交へ雪崩れ込むのであった。

それから数日後相姦の罪を犯し悩んでいた洋介を見かね、千佳は彼を仕事の視察だと言って遊園地デートに誘うが、そこでタイミングの悪いことに洋介の実母が新たな伴侶や子供と幸せそうにしているのを目の当たりにする。思わず涙を流しながら、母が幸せそうで良かったと呟く少年をこのままにしておけず千佳は自宅に招き入れる。いつもスポーツクラブで自分の身体を見て欲情していたのを知っていた千佳だけに、洋介が志穂と関係したと聞くと最後まで遂げさせようとする。ダイニングで正常位からバックに変えて交わっていると息子から電話が入り話を続けたまま中出しされ、洋介に受話器を渡すとお掃除フェラから対面座位で交わり挑発する。そして息子との会話を終えた後に乱れ合い、二回目の中出しを受けてしまう。

翌日志穂が同窓会を口実に実家へ数日間戻ることになり、洋介は松岡家を訪ね友人と勉強をした後にリビングに入ると、友人がゲームに夢中になり気付かれないのをいいことに千佳とキスを交わす。そして友人が二階の自室で探し物をしている間に口だけの奉仕で収まりが付かなくなり、パイズリフェラで精液を飲んでもらい一旦は終了するが、夕方になって友人が寮に帰ると家を出るのを見届けると千佳に甘え一緒に入浴を始める。志穂の近況をうっかり聞いてしまい少年が表情を曇らせたのを見るや、千佳は湯の中で対面座位で交わりながら告白し妊娠させて欲しいと口にする。洋介も期待に応えるかのように抜かずの情交で二度の胤付けをしてしまうが、志穂への想いも拭えずにいた。

一方志穂は気持ちを整理しようと帰郷したものの洋介のことが忘れられず予定を早めて吉沢家に戻るが、二階の洋介の部屋から喘ぎ声が聞こえ不安を感じながら部屋のドアから覗いてしまう。中を見るとベッドに磔にされ目隠しされた洋介に千佳が馬乗りになり交わっており中出しを済ませると、お掃除フェラだけでなくアナル舐めで快感を与え口で精液を搾り取るほどの親密さを見せていた。千佳が午後出勤らしく志穂は部屋を出るところをやり過ごすと、目隠しと片手だけ拘束されたまま余韻に浸る洋介に欲情を覚え、着衣を脱いで騎乗位で受け入れてしまう。洋介は混乱に陥るが志穂に中出しすると、拘束を解かれ彼女の求めに応じ屈曲位で二度目の情交に及ぶ。しかし忘れ物を取りに戻った志穂が部屋の前を通り掛かり…。

千佳と結ばれたのを知り志穂が身を退く決意だと知った洋介は再び落ち込んでしまい、それを見た千佳は数日後志穂に連絡を取りテニスをしようと誘いの連絡を入れる。志穂は千佳に少年との関係を糾弾されるものだと覚悟を決めて屋内テニスコートにやって来ると、待ち受けていたのは洋介だった。別れの言葉が出るものと身構えていると、洋介に抱き寄せられここでしたいと求められ、ベンチに手を付きバックで交わりを受け入れると、そこへ千佳が現れ一緒に洋介を愛して欲しいと懇願される。千佳と志穂が並んでテニスウェアを着たままお尻を突き出す格好を見て、洋介はありあまる精力を駆使して二人の前後の穴に生殖液を吐き出すのであった。


【レビュー】

自分の父親と結婚した義母と、幼い時から見守ってくれている友人の母親という現代の誘惑官能小説でよく用いられる背徳な要素を内包した作品で、ヒロイン2人の中で比べると友人の母親である千佳の方に重きを置いている様に感じられる。千佳は志穂が来るまでは主人公の母親代わりの存在で、両親の愛に恵まれない主人公を想う描写も随所に見られ息子そっちのけで誘惑したり、主人公の感じる顔や声が好きだと倒錯した言葉を呟いたりと愛情に溢れた言動が多かったと思う。

志穂はたおやかで主人公に対して「ですます」口調でかなり気を使っている面が窺えて、家族旅行に夫が参加せず不義を働いていることに心を痛めていた折りに主人公と関係してしまう。それが却って彼女の悩みを深めてしまう結果となるが、主人公が千佳と関係しているのを見て自分もと身を委ねていくプロセスは良かったと思う。


DSKさんと愛好家Sさんのブログ紹介記事はこちらです。
2007/04/23 発売甘く危険な休日-僕のママ・友達の熟母著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「こんなになって…なだめてあげましょうか?」指先にたっぷりと唾をまぶし、肉茎をしごく若義母。「我慢しないで。おばさんのなか...
甘く危険な休日-僕のママ・友達の熟母(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

1493『甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2007/04 発売●あらすじ家庭を顧みない父に苛立ちを感じる一方で、義母を母としてだけでなく一人の女性としても見てしまう少年が、貞淑な良き母であろうと務めてきた義母や幼い頃から見守ってくれた親友の母と深い関係になっていく。●登場人物【吉沢洋介】15歳。童貞。高校一年。修司の息子。志穂の義息。実母は洋介が小学四年生の時に離...
1493『甘く危険な休日 僕のママ・友だちの熟母』





2016年12月に発売となった「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」の後日談として、4月に新刊が刊行となります。




【参考作品】





新刊の丁度10年前にデビュー四作品目となる本作が登場した訳で月日の経つのが早いなと思うのですが、当時の神瀬知巳作品はこうした甘々な雰囲気が漂う作風であり、個人的にはこうした作風は好きだけど神瀬作品は妊娠エンドが多いことに引っ掛かるものがありました。本作のエピローグでは友人の母親である千佳が妊娠していて、義母の志穂はまだ懐妊してはいないけれど、それを望んでいる節が窺えました。まぁフィクションなんだし…と言えばそれまでなんですが、友人からしたら自分の母親が幼馴染みとデキていたというのを聞かされる訳で、ちょっと酷な終わり方だよなあと感じた次第です。この友人の設定をちょっと変えると強烈なまでの寝取られにもなりますし…。そこまで考えなくて良いからと言われれば、はい仰る通りですということではあります。

本作の後から神瀬さんは、黒本の誘惑官能作家としての第一人者というポジションに立たされていくことになります。次の作品から400ページ近い長い作品が続きますが、そうした濃厚な官能描写が支持を増やす結果となったのではないかと思います。近年は年二作品という安定的な刊行ですが、息の長い活躍を期待したいですね。
関連記事

tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 熟女限定

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

甘く危険な休日-僕のママ・友達の熟母(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

甘く危険な休日-僕のママ・友達の熟母(2007/04) → Amazonはコチラから。 → Kindle版はコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 → 【honto】の電子書籍はコチラ。 「こんなになって…なだめてあげましょうか?」 指先にたっぷりと唾をまぶし、肉茎をしごく若義母。 「我慢しないで。おばさんのなかに出していいのよ」 腰に太ももを絡め...

コメント

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR