FC2ブログ

歌川響「二つの個人授業【溺れ母・溺れ姉】」

歌川響「二つの個人授業【溺れ母・溺れ姉】」(フランス書院文庫、2013年6月、表紙イラスト:野中昇)

ネタバレ有り。御注意下さい。2014年11月13日レビュー再編集。

Amazonでの取り扱いはコチラから。

【あらすじ】

若々しい母・淳子に性的な憧れを持つ健太。母の下着にイタズラをしたのがバレて怒られるが、誕生日を機に初体験を迎える。そして腹違いの姉・美加の引っ越しを手伝った際に、不倫関係を精算したばかりだという彼女の傷心を知り関係を結んでしまう。

【登場人物】

笹川健太
15歳の高校1年生。淳子の実の息子。どちらかというとキュートな印象を与える美少年。中学生の時には水泳部に所属し体を鍛えていた事や、逸物は大人を凌ぐほどで淳子や美加もその逞しさに惚れてしまうが女性経験は無い。

笹川淳子
37歳。健太の実母。20歳の時に音楽プロデューサーの夫と結婚したが3年前に死別し、生計を立てる為ピッコロ奏者として復帰。両親からは勘当同然に結婚した為身寄りが少なく、健太と2人暮らし。
名が知られるようになったが、不在がちな生活故に健太の事を気に掛けている。清楚でセミロングに伸ばした髪型で168cmの身長に対し、86-62-88と出産前のスレンダーなボディラインを維持している。

笹川美加
22歳。健太の腹違いの姉。大学進学を機に一人暮らしを始め、実父の他界後は淳子を気遣い行き来が少なくなっている。肩までかかる長さで緩やかにウエーブのかかった黒髪の女性。
身長160cmで83-58-85とスレンダーな割りに付くべき所にはしっかり肉の付いた魅力的な身体付き。つい最近まで年上の男と付き合っていたが、関係を清算している。

【展開】

地方巡業から帰宅した淳子は疲れて居眠りをしている内に見た淫夢に唆されるように寝室に移動しマッサージ器具を使って激しいオナニーに浸るが、夜中に目覚めた健太は寝室を覗いてしまい母の絶頂に合わせ射精する。
数日後洗濯物を取り込んだ健太は衝動的に彼女の部屋にある使用済みの下着を見付け出して自慰に浸り帰宅した淳子に発覚して怒られるが、ヨリを戻そうと淳子にマッサージを頼まれる。
スキンシップを図る内に健太は欲情を煽られて勃起を気付かれてしまうが一度だけの約束で淳子の手で勃起を扱かれ、
更に別の晩には酔った淳子を介抱したついでに彼女の挑発を受けて口唇奉仕を受けたりと少しずつ関係を深めていく。
誕生日に淳子からプレゼントを貰った健太はあの晩の続きを期待し半ば強引に迫るも叶わないと知り思わず家出すると口走ってしまうが、
淳子はそれを止めようと寝室に健太を導くと恥ずかしがりながらもペニスを受け入れ童貞を卒業させる。

数日後引っ越しの手伝いで美加と3年振りに再会した健太は訳有りの雰囲気を察しながらも一緒に片付けや掃除をしながら欲情と闘っていたが、その晩に美加と共に寝る事になり我慢出来ずに姉の身体に手を出してしまう。
なりゆきで美加と相互愛撫まで経験した健太は翌日姉の新居で再び欲情し浴室で乳間奉仕を受け本番は我慢しようとするが、美加から不倫関係を清算した事を打ち明けられ慰めて欲しいと懇願される。
そんな動機ではなく美加と恋人になりたいと願う健太は寝室に移動し願望を口にしながら恥じらう姉の身体を手や口で執拗に愛撫した後に正常位で交わり、翌朝は四つん這いにして再戦に挑むのだった。

健太の思い付きで淳子は夫の命日に美加と引き合わされ一緒に墓参りへ出掛ける事になるが、親密な姉弟の様子に違和感を抱きつつ宿泊した温泉旅館の個室風呂でイチャイチャする2人を見てショックを受ける。
一方の美加も淳子と健太が相姦関係にあると知り気まずくなるが、悪い事をしたのだから警察に自首するという弟の一言で恥ずかしがりながらも淳子と2人で健太を愛する事を決意する。
示し合わせたかのように母娘は健太に目隠しして腕を縛り張り合うかのように顔面騎乗で味比べをさせている内に昂ってしまい、最初は淳子、次に美加が跨がり健太の迸りを受け止める。
何とか2人が仲良くなって欲しいと願う健太は自分の変態的な趣味に付き合ってと頼み、母と姉を重ね餅にしたり、四つん這いにさせると体力に任せて交互に貫き、乱れた一夜を明かす。
こうして淳子と仲直りした美加は部屋を引き払い再び実家で同居生活を始めるが、ある日2人の処女が欲しいという弟の懇願を聞き入れ、先に後ろの穴を貫かれた淳子に秘所を舐められながら母子3人で絶頂へ昇り積めるのだった。

【レビュー】

2013年に本作でデビューした作者で、本作は比較的オーソドックスな母子相姦、姉弟相姦作品となっている。

実母の淳子の描写は演奏家としてでは無く主人公との日常生活を通じて、常識的な価値観を持つ母親から徐々に女に変わっていく様子が丁寧に書かれていて非常に好印象を受けた。
近年のフランス書院文庫の路線が官能重視で出だしから突拍子も無く安易に体を許す展開の作品も少なくないだけに、実際はこうした迷いも有って然るべきかなと思うので納得出来る流れである。

腹違いの姉の美加とは3年振りの再会という高揚感の中で互いに男として、女として成長した姿を見せられ、姉弟二人で夜を迎える内に情交に及ぶまでのプロセスがとてもいやらしくインモラルな感じも出していて良かったと思う。

終盤で母娘2人と一緒に墓参りに至りそれまで初心だった筈の健太が一転して別人に変貌し2人を攻め立てる場面や、エピローグでの取って付けたようなアナルシーンはやや拙速過ぎた気もしなくは無いが、全体的には丁寧でよく纏まった印象を受けた。

【参考記事】

愛好家Sさんのブログでの本作の紹介記事はこちらからご覧下さい。

1941『二つの個人授業【溺れ母・溺れ姉】』




近年はデビュー作品ならぬ、「1題限り」の新人さんというのをあまり目にする機会は少なく、2013年デビュー組の中で2作品目の出版に至っていないのはこの歌川響さんだけだったりします。

実母とは3章、腹違いの姉とは2章分を使って情交に至るまでのプロセスを丁寧に描くスタイルは10年前くらいだと当たり前のような流れでしたが、
近年はページ数が少ない中でいかにして無理の無い範囲で情交場面の濃度を上げていくかに苦心されているのを見る限り、こうした作品は悪くないと思いますがいかがでしょうか。
関連記事

tag : デビュー作品 高校生主人公 母子相姦 姉弟相姦 母娘丼

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR