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新堂麗太「二人の新任女教師 教え子・危険な奪い合い」

新堂麗太「二人の新任女教師 教え子・危険な奪い合い」(フランス書院文庫、2007年2月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

母親の再婚で義理の姉となった那美子の魅力の虜になり成績が下がった拓也は数学教師の沙織に呼び出され事情を話すと、口で慰めてあげるから義姉の事は意識しないでと言われるが、結局那美子に知られ関係を結んでしまう。

【登場人物】

沢口拓也
17歳。高校2年生。母親が1年前に那美子の父と再婚し、義理の姉弟になった。2人きりになると挑発的な服装になる那美子に悩ましい想いを抱いている。童貞。

沢口那美子
22歳。大学を出て進学予備校へ就職して早々、カリスマ講師として注目されるようになった。茶色の長い髪を縦巻きにした派手な容姿に、欧米人を思わせるナイスバディの女性。前の恋人へは素直にセックスの快感を口に出来ずに喧嘩別れしている。

白石沙織
22歳。拓也が通う高校へ数学担当で赴任した新人教師。肩までの黒髪に清楚な印象を与える一方で、スレンダーながらもEカップとスタイルは良い。セックスに対して潔癖な所が有り、前の恋人とは就職を機に別れている。

【展開】

成績低下を気に掛けた沙織は拓也を面談室へ呼び出すと義姉が色っぽくて集中出来ないと告白した為、那美子の事は意識しないようアドバイスし口で奉仕します。しかし沙織は後日成績が低下した生徒に性的に慰めるのは流石に冗談だと先輩に聞かされ、拓也に淫乱教師と思われたのではと悩みます。

帰宅した拓也が妙によそよそしい態度を取るのに気付いた那美子はバスタオル1枚を巻いた姿で挑発し、拓也が我慢出来ずに部屋に逃げ込みオナニーする所へ踏み込み沙織の存在を聞き出すと自分がスッキリさせてあげるからと交わり童貞を卒業させます。

一週間後沙織は相変わらず授業に集中出来ない様子の拓也を放課後に呼び止めると義姉とセックスしてしまったと聞かされ、再び面談室に連れ込み那美子が頑なに拒否するクンニでも何でもさせてあげるから近親相姦は止めてと告げてセックスします。

再び那美子に誘惑されて沙織との約束を反故にし次第に調子に乗った拓也は、授業中の沙織にリモコンバイブを使った後で保健室で交わったり、那美子に対しては一方的に快楽を得ると放置したりする内に沙織とのメールのやり取りを知られます。

二股を掛けたのを知り学校に乗り込んだ那美子を見掛けた拓也は沙織と3人で屋上で話し合いますが、どちらかを選べないという返事しか出来ないのを聞いた那美子と沙織は呆れ果て別れを告げられてしまいます。

数日後拓也は酔った那美子が何故か沙織を連れて帰宅したのを疑問に感じつつ、寝室から睦み合う声が聞こえると覗きながらオナニーしますが、2人から気持ちを試されたのだと知ると3人で愛し合うのを受け入れられます。

【レビュー】

いかにも新堂麗太作品らしいヒロインの嫉妬の応酬でまさに「奪い合い」そのもので、主人公に想いを抱く余り好きなようにさせてしまう沙織や那美子の暴走ぶりは微笑ましい気がしますが、またかというマンネリ感が有ります。

「ヒロインが2人」という設定は、同時期に活躍されていた巽飛呂彦さんは4人、鏡龍樹さんが3人と、恐らく編集サイドの意向で住み分けさせていたのだと思いますが、先のお2人の作品に比べ作品間の類似点が顕著なのは流石に疑問を抱きます。

例えば高校生主人公の通う学校は「仏蘭西高校」(学園の時もある)で女教師ばかりなら、敢えて作品毎に微妙な関連性を付ければ似たような作品の裏付けにもなり違った方向性になったかもしれませんね…。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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