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星悠輝「罪母【つみはは】」

星悠輝「罪母【つみはは】」
(フランス書院文庫、2013年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2015年10月7日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

罪母【つみはは】
星 悠輝
フランス書院
2014-08-15




【あらすじ】

中学校へ入学し性に目覚めた弘樹は養母の和恵に筆下ろししてもらうが、翌朝に書き置きを残し出奔してしまう。彼女と入れ替わるように現れた慶子は自分がママだと弘樹に告げ、歪んだ情愛で少年を支配しようとする。

【登場人物】

弘樹
13歳?中学へ進級したばかり。和恵と2人暮らしだが生活は裕福とは言えず、成績優秀であるにも関わらず家計の助けになろうと進学を諦めようとしている。まだオナニーすら知らない童貞少年。

和恵
33歳。弘樹の養母。パート勤めで生計を立てており、丸みが有る体躯は柔和な雰囲気を醸し出している。かつて慶子宅で女中として働いていたが、彼女の祖父の深慮により産まれたばかりの弘樹を連れて出る事になり、男と付き合う事も無く女手一つで彼を育てた為処女のまま。

慶子
31歳。良家育ちで凛とした顔立ちにショートボブで快活な印象。弘樹は高校生の時に家庭教師との間に産まれた子だが祖父により仲を引き裂かれ、別の男と結婚させられる。祖父の死に伴い離婚したのを機に弘樹を探し出し、和恵の元を訪れる。典型的なお嬢様気質でSっ気が有り、弘樹に対し歪んだ情愛で支配しようとする。

【展開】

中学へ上がったばかりの弘樹がある晩勃起が収まらないと訴えたのを見て和恵は自分に欲情するなんてと怒りと当惑を見せるが、単に性的な知識がないのだと安堵し微笑みを浮かべるとオナニーのやり方を教えてあげる。何かにつけてご褒美を求める弘樹が可愛いと感じながらも口唇奉仕や相互愛撫とエスカレートさせていくが、慶子と再会し弘樹との別れが近いと悟った和恵は誕生日を迎えた晩に処女を捧げ翌日に行方をくらましてしまう。

書き置きを見て事情が分からぬまま悲しみに浸っていた弘樹だが、ある日アパートの隣人として慶子が現れる。買い物に付き合わされた弘樹は慶子の生活レベルに圧倒されながらも自分がママだと告げられ、ホテルのスイートルームで射精に導かれる。慶子の部屋で毎晩睦み合うようになった弘樹は、土曜の夜に仕事で帰って来ない慶子を待ちうたた寝していて目を覚ますと、全裸で拘束されたまま騎乗位で犯され服従なさいと慶子に誓わされる。

和恵は出奔したものの通学する弘樹をアパートの前でこっそり見守った後で残した私物を整理しようと部屋に忍び込むが、そこで忘れ物を取りに戻った弘樹と鉢合わせになる。自分と慶子との過去の経緯を話した後でやはり離れがたいと本音を話した和恵だが、弘樹の口から慶子と肉体関係にあると聞かされ嫉妬のあまり自分を犯して欲しいと告げ四つん這いにさせられて弘樹を受け入れる。

帰宅した慶子と和恵が罵り合うのを見ていたたまれなくなり家出すると出ていった弘樹は野宿を繰り返す内に体調を崩し病院に運ばれるが、目を覚ますと二人の母を見た弘樹は和解したのだと知り安心する。数日後退院で迎えに来た和恵により慶子の部屋に連れて来られると弘樹は彼女が四肢を拘束されているのを目にし、贖罪の儀式だからと慶子の望み通り玩具を使って絶頂へ導くと荒々しく正常位で貫くのだった。
慶子が浴室で身体を洗っている内に和恵は自分も変わりたいと弘樹を縛り騎乗位で焦らしていると、戻って来た慶子も加わって悪戯され膣内射精を受け入れる。それで収まらない二人の母は先に達した罰だと意味ありげな笑みを浮かべて弘樹を屈曲位にすると、全身をくまなく愛撫しながら再び射精に導く。

こうして新しい生活を始めた弘樹だが、慶子からバイト先で他の娘に色目を使っていたと言い掛かりを付けられ、罰としてアパートの狭い浴室で和恵と三人で密着しながら洗いっこすると慶子と交わり、次に和恵の部屋に移動して布団の上で彼女を抱く。再び四つん這いの慶子と愛を交わすと、暫く海外出張で不在にするからと慶子の提案で二人の母を並べてアナル処女を奪うのだった。

【レビュー】

母子相姦とフェティッシュな趣向の強い鬼頭龍一氏の【後継者】という触れ込みでデビューし、その触れ込みに沿った形で倒錯した母子相姦が描かれている。34歳の養母はかつて「女中(メイド)」の立場から主人公を引き取らざるを得なくなり、31歳の実母は祖父の意向で主人公と引き離されて意に沿わない相手と結婚させられと一見重そうな設定だが、まだ中学に通う主人公だけに可愛らしさが先行しショタコンめいた愛情の応酬を繰り返すライトな作りは「今時な」印象を受ける。

養母と実母の駆け引きは意外にもあっさりと終わる流れから先に実母の部屋で、次は養母の部屋やアパートの共同浴室で延々と繰り返される情交描写は濃厚だし、終盤に後ろの処女まで捧げられる展開、やや欲張り過ぎる位の分量は新人らしい好ましさである。その次の作品も母子相姦に拘り、現代らしいライトさを持ってどう導くのか期待したい。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
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罪母【つみはは】(著:星悠輝、フランス書院文庫)



【追記】

作者の四作品目の刊行情報を待って、デビュー作品である本作のレビュー再編集となりました。

「初体験四重奏 義母、義姉、新任女教師、隣人妻と」

本作と「義母vs.同級生の母娘」は確かに【後継者】らしい母子相姦ものですが、個人的には同じ母子相姦でも実母と義母(継母や養母まで含む)とでは格段の差があると思いますが、近年の諸事情を鑑みると実母子による描写に踏み切るのには難しいのは致し方無しと感じています。新刊は「四人の女教師が泊まりに来た七日間」と同じくヒロイン四人の作品ですが、一人一章の紋切り型にならない工夫をなさっていましたからその辺りは問題ないでしょう。

まずは四作品目刊行を喜ばしくお祝いいたします共に、今後ともらしい作品の刊行を期待したいと思います。
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tag : 中学生主人公 童貞 母子相姦 処女 デビュー作品

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>コメント非公開様

わざわざコメントを頂きまして有り難うございます。非常に嬉しい御言葉を頂き光栄に思います。
まだまだ拙い部分が多くレビューとは呼べない駄文では有りますが、継続していく中で少しでも進歩していければと。
自分は大体1作品に付き1時間位はレビューに費やしていますが、作家さんの苦労に比べればほんの数百分の一なんだろうなと思います。もっと精進しないといけませんね。

ありがとうございます

取り上げて頂き、ありがとうございます。

実母は時代的なものもあれば、万人の嗜好に合うものではないというところで、難しいのかもしれませんね。
自分は作り話と現実とはあまりごっちゃにならないので、気にはならないのですが。

実母モノには実母モノの良さがあるので、それを証明するためにも(?)、機会があれば、また挑戦したいところです。

Re: ありがとうございます

星悠輝さん

にゃらです。コメントいただきありがとうございます。

実母など血の濃い相姦作品は、ローティーンのヒロインと共に個人の好みによる所でもあり、出版する側にはリスクを取ってまで…となりますね。それでも年数作品は出ていたりもします。

新刊刊行まで約2週間となりましたが、楽しみにしております。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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