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弓月誠「官能教育 義母に、先生に、叔母さんに…」

弓月誠「官能教育 義母に、先生に、叔母さんに…」(フランス書院文庫、2014年2月、表紙イラスト:松原健冶)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

成績が上がるようにと毎日性処理をしてくれる義母の玲子に対し、申し訳無さと募る恋心に悩む和己は悩みを担任の雪江に相談すると、彼女は義母の為にも気持ちよくさせるように上達すべきと答え、早速レッスンを始めるが…。

【登場人物】

早川和己
高校2年生。父と産みの母親を亡くし、現在は玲子と2人で暮らしている。学年でトップクラスの成績を収める優等生。童貞で有り余る程の精力の持ち主だが早漏気味。

早川玲子
33歳。3年前に和己の父と結婚したが、程なく事故で失なった。慎み深く穏やかな性格。2人暮らしを始めて間も無く成績が落ちた和己の為に、手や口で慰めるのが毎日の習慣になっている。巨乳。

篠原雪江
25歳。和己が通う高校で休職した担任教師の代理としてやって来た非常勤講師。ショートにした黒髪が似合うサバサバした性格。大学時代に新体操の経験が有り、新体操部の臨時顧問も務めている。巨乳。

香奈
玲子の実妹で外資系企業に勤めているが、仕事で1ヵ月ほど日本に戻って来た為姉の家で暫く同居する事に。玲子と顔立ちは似ているが、甥の和己に対しては悪戯っぽい行動を取る事が多い。玲子より巨乳。

【展開】

帰宅してから寝るまでに玲子の手で3回は放出させてもらうのが日課になっている和己は登校前にも口で慰めてもらい、亡くなった父への義理立ても有り申し訳無い気持ちと共に想いを募らせますが、
その晩一緒に入浴しようと誘った玲子から義母として勉強に集中出来るように慰めてあげているのだから自分の性欲を満たすのは別の話で、裸体に触れられる事は嫌だと義母の矜持を見せようとする彼女に改めて複雑な思いを抱きます。

授業に集中出来ない和己の様子を気に掛けた雪江は事情を知り、玲子が和己に好意を持っているからこその行動だから焦らずにアタックした方が良いと告げ、放課後の教室で手や口で放出させた後シックスナインでレッスンを積ませると、
数日後海へドライブに行こうと和己を誘い車中や海辺の岩影で立て続けに射精へ導いた後自宅へ招き、初体験を終えて呆気なく射精したと悔しがる和己に気持ちは充分伝わったと慰め家へ帰します。
その後雪江と頻繁に密会するようになり上達した和己は玲子にシックスナインする所まで許され喜びつつ、ある日新体操部の練習を終えた雪江とはレオタードを来たままセックスします。

数日後帰宅した和己は目隠しをして悪戯気味に笑う香奈と再会し1ヵ月ほど滞在すると聞いて喜びますが、勘の良い彼女に玲子との関係を問い詰められ手コキされながらも必死に否定し続けながら射精させられます。
翌日から寸止めで和己を追い込み玲子との関係を聞き出そうとする香奈の悪戯が始まり、発覚を恐れた和己は玲子の誘いも断った為禁欲の日々が続きますが、ある晩玲子に扮した香奈が寝室に忍び込むと和己が玲子の名を口にしあっさりとばれてしまいます。
お預けが続き部屋から出ていけと逆ギレした和己の反応を見た香奈は素直に謝罪し、寧ろ2人を応援すると言いつつも可愛がってあげると口や胸で射精に導き、正常位で繋がると膣出しも許します。

一方和己に奉仕出来ずに熟れた身体を持て余した玲子は我慢出来ずにオナニーしますが、逆に寂しさが募り素直になろうと決意し和己を誘惑して先端まで受け入れますが、踏ん切りが付かずに外で出させてしまいます。
学校では雪江、自宅では香奈と二股を掛けた上、玲子とも一定の前進が有ったと浮かれる和己ですが、放課後に暗い表情の雪江から担任が復帰し自分は居なくなるのでこれで最後にしようと告げられ、夜遅くまで教室で交わります。
後を追うように日本での仕事を終えた香奈とも最後の晩にセックスをし玲子と2人きりになった和己は数日後ネグリジェ姿の彼女から一晩だけ抱かれたいと告げられます。
受け入れた和己はキッチンや浴室、果ては対面座位のまま食事したり、駅弁スタイルでトイレの入口まで移動したりと休む事なく交わり続け、翌朝からは元通り和己が玲子から奉仕される日々を送る事となります。

【レビュー】

2004年にデビューした弓月誠さんは今年で丁度10周年となりますが、本作で23作品目です。現役のフランス書院で誘惑小説を書く作家としては最長ですし、一貫して年上ヒロインと巨乳ならではのおっぱいプレイを書き続ける姿勢には感服致します。

去年刊行された2作品では弓月誠作品のお約束を破るかの如く「結末はハーレム」でしたが、本作では原点回帰して本命と結ばれ、対抗や第3のヒロインは退出させられます。
一時期はあまりに同じような結末の作品が続いた事に疑問を感じた時期も有りましたが、ハーレム含みの作風へ拡げた事で本来有るべき官能描写の濃厚さは増して更に良くなったと思います。

その上での本作は最初からメインヒロインで有る義母の玲子が手や口で性欲処理するのが日課となっていてこれは近作に共通する出だしで多少面食らいますが、官能小説としての掴みはOKなんだと思います。
ただ彼女の描写で気になるのは終始言葉使いが「ですます」調な点でこれがラノベならともかく、官能小説では却って特徴的過ぎて逆に気障りに感じられなくもないですが、終盤で1度だけに拘りつつ家中至る所で求める描写はこれまで我慢して来た情念の深さを感じました。

本作での対抗ヒロインに当たる雪江は、自らも主人公への好意を持ちつつも気持ちが玲子に有ると知り、レッスンを積ませると担任教師の復帰に伴いきっぱりと身を退いてしまうお人好しな面が有ります。
雪江の役割も弓月作品ではお馴染みですが、文中では主人公がかつて彼女に好意を持たれる「何かのきっかけ」が有ったようですが、何だったのかそこは気になります。

香奈は第3のヒロインとはいえ、甥想いな面と小悪魔な面とのギャップがなかなか良い味を出していますし、もう少し出番が有ってもと思いましたが、そうすると玲子の方が減ってしまいますから仕方がないかもしれません。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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