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弓月誠「ママと美人課長は僕の恋人」

弓月誠「ママと美人課長は僕の恋人」(フランス書院文庫、2013年4月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

義母の美智子と男女の関係になって5年になる淳也。新入社員として入った会社の上司の絢子にも気に入られ、愛欲三昧の二股生活が続く。

【登場人物】

高村淳也
23歳。企画運営室に所属する社会人2年目の青年。美智子と絢子互いに公認された二股生活を送る。絢子のフォローも有り社内で出世が有望視されている。

高村美智子
37歳。15歳年の離れた淳也の父と結婚した。夫は5年前から海外赴任中で不在。その頃から淳也と男女の関係になっている。

中山絢子
31歳。淳也の上司に当たる企画運営室の課長。夫は居るが単身赴任中で、関係は冷めている。新入社員だった淳也を歓迎会の夜から気に入り男女の仲になった。

【レビュー】

これまでの弓月作品に見られた、優順不断の主人公が1人のヒロインと結ばれるパターンを本作でも打ち破っています。
出だしから説明不要とばかりに職場では絢子、自宅では美智子と互いに公認された淳也の爛れた二股生活がオムニバス的な流れで描かれています。

第1章は帰宅した淳也が翌朝出社するまで美智子との甘い生活、第2章では自宅で美智子から、職場で絢子から受ける誘惑シーン。
第3章は職場で絢子との情事が発覚しそうになり、美智子が変装して淳也に同棲している彼女が居ると一芝居打って一件落着。
第4章と第5章は絢子不在のプレゼンに怖じ気付く淳也に奉仕する美智子、風邪で倒れた美智子を看病する淳也と母子二人の話。
第6章では海外赴任が決まった淳也と美智子・絢子との区切りの3Pです。

社会人の主人公が情事を絡めて立身出世する話は、フランス書院文庫では割と珍しいです。基本はポルノだというスタンスなので、官能成分は満載になっています。

美智子や絢子は巨乳で、淳也には甘いという点でキャラクター付けは共通しているが故に、淳也宅か職場かという舞台の違いはともかく、2人の官能描写にそれほど差が有りません。
本作では後半にアナル描写は有りますが、基本はお口とおっぱいの作風です。それが作者の特徴なのは分かりますが、そろそろ巨乳ばかりで無くても良いかと思います。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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