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我妻馨「熟妻料理教室」

我妻馨「熟妻料理教室」(フランス書院文庫、2009年5月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

料理教室の理事長で有る母親から呼び出され所用を申し付けられた祐希は、料理教室の人気講師の志穂の家に呼ばれるが獣欲を見せた事で気まずくなってしまう。相次いで教室の熟妻生徒とエッチな事を経験した祐希は、久し振りに憧れの絵理と再会し結ばれる。

【登場人物】

藤田祐希
高校生。サッカー部のエースで、純朴で可愛らしい容貌から校内でアイドル扱いされている。母親が料理学校を経営しており、所用で頻繁に教室に呼び付けられてはマスコット同然に熟女たちから可愛がられている。童貞。

上月志穂
30歳。祐希の母の料理教室の人気講師。夫は2年前から海外赴任しているが、仕事を選び日本に残っている。祐希が密かに想いを寄せている女性。

宮前絵理
34歳。祐希が幼い時からの顔見知りの元講師。7年前に結婚し夫の赴任先に転居したのをきっかけに料理教室を辞めていたが、祐希の母親に請われ料理教室を継ぐべく引っ越しして来る事になり祐希と久し振りに再会した。

風早奈津美
32歳。祐希の隣人で料理教室の生徒。夫は外交官で海外生活が長いせいか祐希に抱き付いたりするが、スキンシップが過剰だと気付いていない。

早坂真衣
23歳。30代以上の生徒が多い料理教室の中で一際若く目立つ存在。いわゆるセレブ婚で普段は華やかな雰囲気だが夫が浮気をしていると知り、羽目を外そうと日焼けをして祐希にモーションを掛けて来る。ギャル語口調で間延びした話し方。

【展開】

所用で教室へやって来て用事を済ませた祐希は志穂に誘われ自宅でご馳走になり、蛍光灯を交換する際に目にした彼女のお尻に触らせてと懇願し許されると、調子に乗り服越しに勃起をお尻に擦り付けながら胸を触ろうとして彼女に平手を張られます。

数日後奈津美の買い物の荷物持ちをしたお礼にと自宅に招かれた祐希は洗面室で偶々彼女の下着を目にし匂いを嗅いでいた所を彼女に見付かりますが、リビングに移ると下着越しに胸を揉ませてもらい、終いには胸に顔を埋めながら手コキで放出してもらいます。

サッカーのレギュラーから外されしょんぼりする祐希を暗がりの教室で見掛けた奈津美は、彼を慰めようとハチミツを自分の胸や陰部に垂らして愛撫させると、彼女も祐希のぺニスにハチミツを掛けシックスナインで相互絶頂します。

奈津美と親しくなるも本番は駄目という彼女の意志を感じた祐希はある日、教室にやって来た麻衣に誘われ果物やクリームで思う存分女体盛りやパイズリで楽しんだ後セックスしようとしますが、志穂に見付かりお預けになります。

数日後母親に呼び出された祐希は同じく呼び出されるも多忙な母親にドタキャンされ眠った振りをする絵理と再会し、彼女の無防備な寝姿に匂いを嗅ぎながら興奮します。
目覚めた絵理から引っ越して来たばかりの部屋に招かれた祐希は身体を洗ってあげると手コキ射精に導かれ、3日後彼の誕生日プレゼントと自分を姉のように慕う祐希に倒錯した想いを抱きながら初体験へ導きます。

絵理と結ばれあとは志穂との関係改善を望む祐希は、ある日彼女の授業で痴漢めいた事をする初老の生徒を見咎めて羽交い締めにし、僕の志穂さんに手を出すなと言い放ちます。
その晩にお礼を言いに理事長室へやって来た志穂は生徒から男を喜ばせるならこれだとアドバイスを受けたらしく、羞じらいながらも裸エプロン姿に着替えます。志穂に誘惑され遂に想いを告げた祐希は告白し、夜から朝を迎えつつ何度も交わります。

秋を迎えて職場復帰した絵理と志穂は祐希の母親から料理教室を任され、さながら祐希の城と化した理事長室で今日も帰宅した彼を王子様扱いし、仲間に加えた奈津美や麻衣と4人で奉仕する日々を過ごすのでした。

【レビュー】

「誘惑第四世代」と称された東雲理人さんと同じ月にデビューした我妻馨さんの作品は、タイトルの通り4人の人妻が高校生の主人公を可愛がりつつ関係を結ぶ流れとなっています。
リアルドリーム文庫などでは割とよく見られる料理教室ものですが、フランス書院文庫では本作が初めての試みだそうです。

一昔前の誘惑作品に見られた、本命の志穂との初体験を迎えるまでに他のヒロインとは本番はお預けで焦らされる展開かと思いましたが、途中で対抗ヒロインの絵理が出て来て筆下ろしされる展開は少々意外でした。

奈津美や麻衣に関してはそれぞれハチミツやスイーツを使う甘々展開で濃厚な前戯描写は非常に良かったのですが本番は無く、最後に慌てて回収したかのように参戦したのはやや違和感を感じました。

絵理は主人公が幼い頃から姉のように慕っていて甘える時は「お姉ちゃん」を連呼しており疑似姉弟ものの背徳感を味わえて良かったのですが、彼女は34歳の人妻で無くもっと若いヒロインでも成立しそうです。

志穂は本命であるが故に最後の美味しい場面を取る代わりに中盤では殆ど出番は無く、主人公と麻衣との濃厚なペッティングを見ても怒って無視するだけではちょっと心理的には描写が足りないように感じますね。

ヒロインたちは皆人妻設定ですが夫の存在が感じられず、やや無邪気でもある少年の主人公では人の妻を寝盗っている背徳感も感じられませんので、何も全員人妻で無くても良かったし、1人位は近親者を入れればなという気がします。

あと個人的な印象ですが、主人公の母親は一見すると多忙で彼をこき使っているようにも思えますが、実は主人公の想いを理解して影で舞台を整える甘々なお母さんなのではと勝手に推測しましたが、どうでしょうか。
それだけに甘々な義母を志穂、絵理を兄嫁、奈津美を主人公の叔母で料理講師、麻衣を生徒に設定すると案外スムーズに纏まったようにも感じます。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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