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樹快人「僕と妹の痴姦日記」

樹快人「僕と妹の痴姦日記」(フランス書院文庫、2010年9月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

鬱屈した浪人生活を送る順一郎はある日、帰宅途中の電車の中で衝動的に女子高生へ痴漢行為に及び、更に少女が妹の親友だと知ると無理矢理関係を結んでしまうが、彼の欲望は口うるさい妹の桐乃にも向けられる事に。

【登場人物】

多田順一郎
20歳。大学受験に失敗し現在2浪の身。母を亡くし父親は海外赴任していて現地の女性と結婚してからは殆ど戻らずにいるが、進学にはやたら口うるさく鬱屈した日々を送っている。童貞。

多田桐乃
17歳。ミッション系の高校に通う2年生。ショートヘアにDカップと意外に育った体つき。両親が不在で自堕落な生活を送る順一郎に対し口うるさい所が有り、彼はそれを煩わしく感じている。処女。

鈴原絵美
16歳。桐乃の後輩に当たる1年生。茶道部に所属し、三つ編みのおさげ髪が特徴の生真面目な少女。桐乃に負けず劣らずDカップの巨乳の持ち主。処女。

【展開】

予備校の帰りに偶々妹と同じ高校の制服の少女と電車内で密着してしまった順一郎は、後日彼女を見付けると痴漢行為をエスカレートさせ、ペニスを股の間に挟んだ状態で射精します。終着駅に着きベンチで泣く彼女をトイレに連れ込むと、無抵抗の彼女の痴態を携帯カメラに納めます。

数日後順一郎は自宅を訪れた桐乃の親友が先日電車内で痴漢行為を働いた相手で名前が絵美だと知り連絡先を聞き出すと後日彼女をホテルに連れ込み、携帯の写真をネタに従順な彼女を脅して気が済むまで犯し続けます。

帰宅した順一郎は桐乃から成績不振を詰られ逆上し馬乗りになり顔射して辱しめを与える一方で、鬱憤を晴らすかのように図書館の書庫で絵美のアナルを貫きますが、自宅に帰ると絵美に乱暴したと知った桐乃から再び詰られた彼は沈黙させようと力づくでモノにしてしまいます。

週末に桐乃をプールへ誘い出掛けた順一郎は行きの電車内やプールの中、挙げ句には帰りの電車内や駅のトイレでやりたい放題に体を求めます。始めは嫌々だった筈の桐乃も次第に被虐願望が芽生え出したのか、心の中で兄を求めるようになります。

調子に乗り熱を出した順一郎は桐乃の巨乳奉仕を受けて回復すると翌日なに食わぬ顔でローターを仕込んだ彼女の痴態を見ようと父兄参観に出席し、発情した妹を保健室に連れ込み交わった後、校内で水泳の授業を終えて水着姿の絵美と顔を合わせると更衣室に移動して交わります。
そして授業を終えた桐乃と帰宅途中に交わった後、更に調子に乗った順一郎は自宅で突然イメージプレイを始めると言い出し、変貌した兄に戸惑いつつもそれを受け入れます。

すっかり兄に従順になった桐乃はオモチャを入れたままのお出掛け調教やスクール水着でのコスプレを望んで積極的になると、ある日絵美を自宅へ呼び出して2人で順一郎に一晩中奉仕し歓びを感じます。

【レビュー】

本作は第8回(2009年応募受付分)フランス書院官能大賞新人賞受賞作という事ですが、樹快人名義のデビュー作品でかつ現在までに1冊のみの刊行となっています。
全般的に新人らしい粗削りな表現と現代っ子らしいややぶっ飛んだ言動も少なくない為理解に苦しむ場面も有りましたし、キツい言い方になりますが応募作の段階から何らかの指導を与えた結果として、この出来映えなのでしょうか…。正直編集方針に疑問を感じる所です。

タイトルの通りエッチシーンの約7割は妹の桐乃で占められており、当初は兄に対してお節介含みの尖った態度を見せていた彼女が調教されて自ら望むまでのプロセスが描かれておりますが、彼女の名前から想像が付くように「僕(=作者)が描きたかったエッチなラノベ」の域を出ていない気もします。

本作とはあまり関係の無い話ですが、翌2011年以降2013年まで官能大賞の各部門の授賞が出ていないし、最終選考作品からも刊行されたという話も聞きません。(有れば帯で宣伝するでしょう)
恐らくは応募作品と別の作品を新たに書かせてデビューさせる方針に変えたからだと推測しますが、2014年からは官能大賞の募集が年2回になった為、これで傾向がどう変わるのか一読者として期待したいと思います。

【2010年デビューの参考作品】

2010年にフランス書院文庫でデビューした作家の1人である宮坂景斗さんの作品に付いては、DSKさんのレビューブログで取り上げていますのでご参照下さい。

DSKの官能レビュー整理箱 青獣の美餌-友達の母を、担任女教師を(著:宮坂景斗、フランス書院文庫)

以下の3作品は当ブログで取り上げていますので、こちらも宜しかったらご覧下さい。

村崎忍「最高の相姦地獄 溺れ母と溺れ叔母」

絢瀬簾「マンツーマンレッスン 熟妻と青年家庭教師」

廣瀬森「あこがれ狂おしく燃え 禁姉【タブー】」
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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