FC2ブログ

小鳥遊葵「美臀の隣人 熟母娘vs.女教師」

小鳥遊葵「美臀の隣人 熟母娘vs.女教師」(フランス書院文庫、2011年10月)

ネタバレ有り。御注意下さい。 2014年10月13日一部再編集、追加しています。

【あらすじ】

娘との関係を訝る冴子から問い質され、彼女に告白した優一は筆下ろしされるが、それを知った憧れの英語教師の可南子からも誘われ深い仲になる。

【登場人物】

櫻田優一
17歳。市内の高校に通う少年。父親は海外赴任で不在で母親と二人暮らし。冴子や可南子のように年上の女性が好み。童貞

友近冴子
36歳。優一の隣家に住み、3年前に夫を亡くしている。昨年までは彼の通う高校で担任を勤めていたが、現在は隣町の高校で数学を教えている。おっとりとした癒しを与えるタイプの女性。

友近朱音
17歳。冴子の娘で優一と同じ高校に通う。母譲りでスタイルが良く校内で1、2を争う人気の美少女。幼馴染みの優一に恋心を抱き積極的に迫るが、彼は可南子や冴子に強い関心を持っており妹扱いで恋愛対象にされていない。

南沢可南子
36歳。優一や朱音が通う高校で英語を教える教師。大学時代からの友人の冴子とは何でも話し合う仲で、優一が自分に気があるのを口にしたのが災いし先んじられてしまう。
教職の立場と夫が居る身で有る為、性に奔放な一面を隠している。

苑子
27歳。冴子の亡くなった夫の実妹。漁師である夫は遠方の漁に出ていて不在。朱音からは冴子以上に信頼されており、優一との交際に付いても全て打ち明けている。
結婚する前は友近家に居た為、幼い頃の優一を知っており、成長した彼に興味を持つ。

【展開】

朱音との関係に疑問を抱いた冴子は娘の不在の折りに優一を呼び出し問い質すと思わぬ告白を受け戸惑いつつも、
可南子や娘が優一に関心があるのを意識しながら立て続けに手や口などを使って立て続けに精を搾り取った後正常位で交合する。

数日後街から離れた島に可南子を連れ出した冴子は優一の童貞を奪ったのを謝罪しつつも、巧みに可南子を焚き付ける。
可南子は特別授業と称し優一をホテルに連れ込むと、冴子に嫉妬の念を滲ませつつも女泣かせの彼の逸物に愉悦の声を挙げるのだった。

朱音の誕生会に呼ばれた優一は彼女が帰宅する前に慌ただしく冴子を抱いた後、次第に女らしくなって来た朱音に関心を抱きつつ部屋へ誘われ彼女の秘所に触れる。
しかし部屋の外で冴子が聞き耳を立てている事に気付き行為を中止すると後ろめたい思いを抱きつつ帰宅した優一だが、嫉妬心を剥き出しにして先回りしていた冴子に迫られ、自宅の庭先で慌ただしく後背位で交わるのだった。

ある日冴子から電話を受けた優一だが、何故か電話は可南子の声に変わり、彼女の部屋へ呼び出される。
出掛けに会った冴子から可南子に優一を委ねようとするも諦め切れずに話を付けに行ったつもりが、可南子に主導権を奪われたと真相を聞かされる。
それでも可南子の部屋に向かった優一は、彼女から執拗に冴子や朱音との関係を聞き出され言葉で焦らされるが、可南子の方が堪え切れずに情交を求められ立て続けに交わるのだった。

朱音への関心が薄れていく中ある日優一は彼女に呼び出され苑子の自宅に連れて来られると、信頼している苑子の手解きを受けながら今晩処女を奪って欲しいのだと懇願される。
喪失儀式の前に一泳ぎする事になった苑子は2人を連れて暗がりの浜辺にやって来ると、朱音には上手く言いくるめて自宅に返した後で優一を岩陰に誘い、
昔の仲人の風習を口実に品定めすると言いながら手や口などを使って愛撫した後で優一を受け入れ摘まみ食いするのだった。
自宅に戻り苑子は朱音に優一は童貞だと嘘を吐きながらも喪失儀式を迎えさせるが、射精しても萎えない優一の逸物を見ると手解きの謝礼だと口にすると優一を誘い爛れた一夜を明かす。
翌朝優一は冴子が気になり朱音を置いて先に友近家に戻り娘の処女喪失に激しく嫉妬する彼女と交わるが、そこへ後を追って来た朱音が現れるのだった。

【レビュー】

リアルドリーム文庫(以下RD文庫)で熟女官能作品を出している小鳥遊葵(たかなし・あおい)さんの黒本進出作品だが、2007年にRD文庫でデビューした直後に「朝比奈海」名義でフランス書院文庫でデビューし2冊刊行している。

Amazon.co.jp: 小鳥遊 葵:作品一覧、著者略歴

著者略歴にあるように人生経験豊富な年齢と思われる作者らしく、一筋縄ではいかない冴子と可南子の熟女同士の駆け引きや、まだ青い年齢の少年に対して柄にもなく理不尽な要求をしたりとなかなか奥深いものを感じさせる。
その一方で主人公はこの年代ならではの年上の女性に対する憧れや同年代の少女(朱音)にはあまり関心を抱かないという心理は分かるものの、自分の母親と同じ位の熟女にしか興味が無いというのには何か動機付けが欲しかった気がする。

RD文庫が約280頁位、本作は336頁と約1章分多い事や、10代から30代までの「幕の内弁当」的なフランス書院文庫の形式にフィットさせようとしたのか、第4章からは朱音の喪失儀式へと舞台が章題通りに「急転」する。
ここまで冴子と可南子の女教師同士の鞘当てがメインだったのにいきなり2人がフェードアウトして少女と指南役の叔母の苑子の登場となるが、苑子自身の情交描写は先の2人のと同じく極めて良好と言える。

これはこれで良いのだが、終盤では主人公は冴子を優先して可南子を切り捨てようとしたり、朱音が追い掛けて来たのを見て母娘丼を提案しようとしたりとイマイチ消化不良のままに終わってしまったのは勿体無いような気がする。
設定に欲張ってしまい苑子がちょっと蛇足だったのかなと思えてならず、タイトルの通り「熟母娘vs.女教師」の構図で纏めたら良かったのかもしれない。

【トラックバック】

DSKさんの「DSKの官能レビュー整理箱」及びみきりっちさんの「美少女文庫 レビューブログ」にて小鳥遊葵さんの既刊に触れられていますので、下記のリンク記事を参考にして頂ければと思います。

オフィスの甘い蜜-女上司の贈り物(著:小鳥遊葵、リアルドリーム文庫)

熟女教師との再会-美臀にそそられて(著:小鳥遊葵、リアルドリーム文庫)

僕の恋人は熟女義母(著:小鳥遊葵、リアルドリーム文庫)

リアルドリーム文庫 義母と隣の未亡人親娘 レビュー
関連記事

tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 女教師

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

小鳥遊葵「あじわい美母娘」

小鳥遊葵「あじわい美母娘」(フランス書院文庫、2014年4月、表紙イラスト:川島健太郎) ネタバレ有り。御注意下さい。 【あらすじ】 美人オーナーシェフの美和子に雇われた大和はある晩に彼女の下着に悪戯したのが発覚したのがきっかけで、彼女の娘の詩織の貞操を守るという名目で関係を結んでしまうが、いつしか彼女の方がのめり込んでしまう事に。 【登場人物】 西条大和 20歳。半月前から美和子...

コメント

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR