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弓月誠「恩師の奥さんは未亡人」

弓月誠「恩師の奥さんは未亡人」(フランス書院文庫、2012年12月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

大学時代の恩師の三回忌の日に恩師の妻で有る恭子に突然の告白を受けた雅史。恋人の希美を大事に思う一方で、憧れの恭子からも誘惑され悩ましい日々を過ごす事に。

【登場人物】

本庄雅史
25歳。大学院生で希美と付き合って3年になる。その一方で恭子に憧れており、足繁く中山家を訪れている。

中山恭子
38歳。年の離れた大学教授の夫を3年前に亡くしている。足繁く通って来た雅史に恋心を抱き、三回忌を機に告白する。

早川希美
27歳。雅史と同じゼミに所属し、3年前から付き合っている。年上という事も有り、雅史に対して姉のような態度で接している。

【レビュー】

ここ数作品は官能描写が早くなり、本作も序盤で恭子のフェラチオ、第1章で希美とのセックス、第2章は恭子から誘惑され、第3章は恭子と希美の間で流される雅史の心理描写、
第4章は恭子と希美が対峙した後で別々に雅史を誘惑するシーン、第5章は別れを決意した希美と最後のセックス、第6章で恭子と結ばれる流れになります。

恭子は足繁く通って来た雅史に恋するようになったのは分かりますが、何故夫の三回忌の日にいきなりフェラチオなのかと唐突過ぎる気がしてなりません。この辺は説明不足です。
最初は希美を大事に思い深い関係になるのを躊躇した雅史に対し、アナル舐め等積極的に痴女のような行為をして歓心を得ようとする辺り凄まじい情念を感じます。

希美は雅史が恭子に憧れを抱いているのに気付きつつも彼女も痴女のような愛撫をしたり、第4章の終わりでは嘘の妊娠を告げて何とか自分に惹き付けようとするのは意地らしく感じます。

雅史は2人にここまでさせてしまっているのだから纏めて面倒を見たらと思いますが、お約束で有る二者択一パターンで希美を振ってしまいます。
これまでは女性に身を退かせる事が多かったのに比べれば多少救いは有りますが、もし希美から別れを切り出す流れだったとしたら読後感は悪かったと思います。
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恩師の奥さんは未亡人(著:弓月誠、フランス書院文庫)

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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